劇場公開日 2020年2月28日

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「笑う人が限定される作品。」架空OL日記 にんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5笑う人が限定される作品。

2021年1月4日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

バカリズムさんが好きで、バカリさんが出てる、ということで借りました。前知識ゼロです。
う~ん、これは普通のOLのドキュメンタリー。
女同士の争いやドロドロしたものが好きな人には物足りないかも。
平和で事件が起きない。
ただほんとに日常を見せている。こんな人いそう、ほんとうにリアル。
バカリさんは無理して女性になっているわけでなく、
話し方、笑い方、歩き方、バカリさんそのものなんですよね。
コントのように、そういう世界なんだ、と思うと違和感なく見れた。

子供に見せたくないシーンはないです。家族とみても問題なし。
(ただ、子供は知らない人の日常を見てもつまんないと思う…。)

映画4割は悪口を言っているシーンに感じた。
世の女性はこんなに悪口言うの??って思いこんじゃう男性もいそう。
この映画は、
会社でグループ(派閥)を作っている女性にはあるある~って笑える映画。
会社でぼっちの女性は悪口ばかり言っている女性グループをどうしても好意的な目で見れない。
「こんなグループがうちの会社にいたら嫌だな。自分も陰で悪く言われてそう。」
って思っちゃった。リアルすぎるがゆえに。
ラーメンのシーンもちょっとJかわいそう…やりすぎじゃない?って思った。

最初は制服が一緒だから誰が誰?と思ったけど、
見ていくうちにだんだんキャラクターが際立ってきて、それぞれの個性が活かせてて、キャラがすごくよかった。

最後のオチは、いらなかったと思う。
自分はOLの世界のまま、終わったほうがよかったな。

にん