劇場公開日 2020年2月28日

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「ギャラクシー賞は伊達じゃない!!!」架空OL日記 こっこさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ギャラクシー賞は伊達じゃない!!!

2020年3月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

いやぁ、笑った笑った。
劇場でこんなに笑ったのは久し振りです。
そして、劇場版を作るに当たって、既存のコンセプトに一切手を加えないで作りきった、升野さんと住田監督の勇気と才能に心からの賛辞を贈ります。

とは言え、原作かドラマ版を御覧に成っていない方々には、正直この作品の世界観が理解出来ないと思いますので、万人にお奨め出来るとは申しません。
でも、御存知の方々には「絶対にオススメ!!!早く劇場へ!」と断言出来ます。

ドラマ版から2年後という設定からして笑ってしまうのですが、キチンとその設定に沿ったストーリー展開や追加キャストの生かし方が出来ており、観終わった時に改めて映画としての完成度の高さを実感できました。
話の中身は、相変わらずの小ネタのオンパレードですが、ディテールがしっかり作られているので、ドラマ以上に楽しめました。

何よりあのメンバーに再会出来た事の喜びと言ったら…、大笑いしてしまいますw。
女性の労働環境とかジェンダーに関する事とか、難しい解釈をしようと思えばいくらでも出来るのでしょうが、この作品に関しては深夜ドラマ時代のノリのまま、素直に笑って楽しめれば充分だと思います。

個人的に紗英ちゃんと酒木さんのファンだったので、変わらない天然の紗英ちゃん、当たりはキツいけどお茶目な酒木さんに「また会えた」感覚は何より嬉しかったです。

興収や賞レースとは一切無縁の作品ですが、何よりこの作品をこよなく愛する人達だけに楽しんで頂きたい、素敵な映画です。
升野さん、心からありがとう!!!

こっこ