「悪ふざけ三國志で束の間の息抜きを!」新解釈・三國志 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
悪ふざけ三國志で束の間の息抜きを!
「三國志」は横山光輝の漫画を読みました。
2020年映画館納め!
…に、相応しいかはともかく(笑)。
今年は未曾有の出来事に映画館へ行くことを躊躇せざるを得ず、新作は例年の半分以下の鑑賞数となってしまいました。来年こそは、今よりほんの少しだけでいいから、良い年になりますように…。映画にとっても自分にとっても。
豪華オールスター・キャストが三國志を題材に、ただただ全力でふざけるだけと云う本作。先の見えない不安な日常に、束の間の笑いと安らぎを…と云う願いが込められているのだと捉えました。常にマスクをして、こまめに消毒し、他者とは距離を開けないといけない。何をするにも、何かしらの制限が掛かってしまう日常。なんだかちょっと息苦しい、でも我慢しなくちゃならない。そんな状態でも、たまには肩の力を抜くことも大事だよ、と言われた気がしました(笑)。
内容に関して語ることは…特に無し(笑)。
だって基本ふざけてるだけだもん(笑)。
でも、真面目なところは真面目にしてたし、史実とおちゃらけをミックスさせるやり方は上手いなぁ、と思いました。
ましゃじゃないけども、洋ちゃんカッコ良かったよぉ~。ひたすらぼやいてるだけの劉備だったけど、酔った時のマジな姿はホントにカッコ良かったよぉ~!
ましゃと云えば…主題歌「革命」!
映画館の音響で聴きたくてウズウズしとった!
おふざけ映画にはもったいない曲(←褒めてます)。
歌いたい衝動じっと堪えて、クレジットに感動!
[余談]
赤壁の戦いで曹操軍に疫病が流行るくだりが…。偶然とは云え、マスクの話(ウイルス通り抜けちゃうんだから!)とかタイムリー過ぎてヤバかったです(語彙力崩壊w)。
※鑑賞記録
2022/01/21:金曜ロードショー
※修正(2021/12/17)