「良くも悪くも福田組。」新解釈・三國志　ばしにぃさんの映画レビュー（感想・評価）

「三國志の桃園の誓い～赤壁までのダイジェストを、福田雄一監督がコメディにしたらどうなるか」。それ以上でもそれ以下でも、またそれ以外でもありません。
極力登場人物を減らし難しいことを描かなくするためか、王允も出てこないし官途の戦いも無く、赤壁では連環の計も苦肉の策も無い。最後の最後に少しだけ捻りがありますが、基本的には「現代の価値観でふざけてみた」です。
「新解釈日本史」を知らない人、もしくは福田雄一監督のコメディテイストを笑って許せない人は見ない方がよいですね。