「映画としては、星3つだけどさー。」新解釈・三國志 Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては、星3つだけどさー。
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ものすごく低評価ばかりだったので、
どれほどか心配だった。
それもわかるけどさー。
映画の最後の場面で、なんだか納得して感動してしまった!
この監督は、このセリフを言いたいが為、
この映画を、作ったのだと!
それを考えると、これまでの過程が、どれほど過酷だったか
のか!
ぽっと出の新人監督では、この馬鹿げた映画をこれほどの規模で公開など誰も納得しないし、不可能だ!
監督は、テレビの深夜からこのスタイルで演出している。
そして、少しづつファンを獲得して来た。
それと同時に、自分の考え、感覚に賛同してくれる
芸達者な、役者たちも集まって来た。
コメディーの演技は、本当に技術が無いと
白けてしまう。有名な役者さんでも、コメディーは見られたもんじゃないなー、なんて人もいる。
監督の人間力で、脚本を書いて、ドラマつくって、
上手い役者見つけ、育てて、自分の考えに納得してもらい、
出てもらう。
そして、成功させて、お金も集め、今回の規模の映画だ。
育てた役者さんも、その他の映画や、ドラマで活躍してる。
監督がまたバカ映画作るよ!というと
集まって、真剣にバカ演技を名演技レベルで
披露してくれる。
監督は、自虐的に、自分はこの映画の劉備みたいに、
回りの人達に支えられて
監督やってるんだって言ってるんじゃないかな?
なんのために?
その答えが、劉備の最後のセリフなのさ!
映画は3.
監督のこれまでの努力に0.5
役者さんの心意気に0.5
星4つ、俺はあげたい!
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