劇場公開日 2020年12月11日

「とにかく何も考えずに身を任せることこそが福田雄一作品の楽しみ方」新解釈・三國志 大塚史貴さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5とにかく何も考えずに身を任せることこそが福田雄一作品の楽しみ方

2020年12月3日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

三國志ファンがどう思うとか、そんなことを言い出すのは野暮ってもんで、福田雄一監督が大泉洋を主演に据えて独自の視点で三國志を描いたら、そりゃあこうなりますよ…ということです。
福田雄一的な笑いがてんこ盛り、キャストだって福田組の常連がずらり勢揃いし、嬉々とした面持ちで福田的な笑いを追い求めて懸命にひた走っている。
観る人、誰もアンハッピーになりません。とにかく何も考えずに座席にクテっと座り、スクリーンに身を任せることこそが幸せな時間の使い方といえるかもしれません。
それにしても、大泉洋とムロツヨシの真っ向からの対決、また別の機会にも見たくなります。

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大塚史貴