カイジ ファイナルゲームのレビュー・感想・評価
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そういうことじゃないんだよ...
舞台は2020年東京オリンピック終了後の日本、急激に冷えこんだ景気によって国の借金は1500兆円を超えてハイパーどころじゃないインフレでガソリンは1リットル750円、缶ビール1本1000円と物価の上昇にも歯止めがきかない。日本の企業は海外企業にどんどん買収されて、町には中国や韓国の企業の看板が並ぶという、日本の終わりのような世界観となっていて、もはやファンタジーかSF的なものになっている。
年金受給額も40%カット、生活保護廃止と徹底的に弱者を切り捨てても国の借金は減らないし、経済も回復しないということから、国民の預金口座を封鎖して、現在の紙幣を無効化させることで、そのお金で国の借金を相殺しましょうというめちゃくちゃな話で現実離れし過ぎているし、いくら何でもオリンピック後数ヶ月ぐらいのスパンで急激にそんな状態になるなんてことはあり得ないだけに、やはりファンタジーに片足を突っ込んだ内容となっているのだ。
前2作も少しファンタジー感はあったものの、現代日本の延長線上という程度だったのに、今回みたいな設定はさすがに飛びぬけすぎていて、めちゃくちゃとしか言い様がない。
何故こんな世界観にしてしまったのかは謎だが、命をかけて大金を手にしても結局は借金取りにとられたり、持ち逃げされて相変わらず底辺の生活水準の中で派遣の仕事をしながら何とか生きているカイジのダメダメぶりは相変わらず。しかし、設定上おそらくアラフォーだと思われるだけに何となくカイジが落ち着いている。
藤原竜也も芸人のモノマネネタにされたりして恥ずかしくなっているのかは不明だが、今までみたいなハイテンションによる、まくし立てやセリフ回しがあるにはあるが、割と落ち着いていて、キレがない。同じくハイテンション演技をする 吉田鋼太郎との対決もかつての香川照之の顔芸&ハイテンション演技には、やはりかなわない。なんだろう...恥ずかしがっているのだろうか。
ビールを飲んで「悪魔的だぁ~」とか「キンキンに冷えてやがる~」ってもはや芸人ネタのように言っているのだが、「これが観たいんでしょ?」っていう、見せ掛けだけのセリフは正直要らないし、逆に寒い。
「そういうことじゃないんだよ!!」っ言いたくなるし、感覚が鈍っているのか変に社会風刺を盛り込みたかったのか不明だが、本末転倒である。もしくは私たちが藤原竜也の演技に成れてとまって、麻痺してしまったのかもしれない。
世代によって評価は大きく変わるかな
あれ?普通に面白いゾ
前作よりは良かった
1.2のおまけ映像作品…
逆にツッこめない
フゥー!!やっぱりカイジだねb
批判してる奴はニワカか懐古厨
ビール
こんな美味しくビールを飲めるのは藤原竜也くらいだろうなあ。
映画のカイジはもう原作を超えて藤原劇場になってるので色々なつっこみどころも気にせず鑑賞できます。
今回もべたべたな展開にご都合主義でそんなうまくいく?なんて思ったけど気にしない笑
天海祐希はすごいね、今回はちょい役だけどそれだけで一気に持ってくしすごい女優ですわ。
福士蒼汰、いつもはでてくるとどうにも嫌いなんだけど今回ははまり役、演技も好演で見直しました。藤原竜也と並ぶとスマートさも引き立って、泥臭い人間とエリートの構図が視覚的にも感じられてかなり良かったと思う。
これでファイナルと言うことだけど藤原竜也のカイジは似合うから続けていただきたいですな。
「福本WORLD全開」
今年4本目。
福本伸行関連の今連載作品は「カイジ」「ハンチョウ」(ヤンマガ)、「黒沢」(ビッグコミックスピリッツ)、「トネガワ」(コミックDAYS)でコミックDAYSが講談社の漫画アプリなので、他3作品はずっと追いかけています。
単行本は4作品1巻から全部読んでいます。
カイジは1996年連載開始。24年も続いているんですね。
福本作品で一番好きな言葉はアカギ1巻の「狂気の沙汰程面白い」。この言葉に助けられた事何度もあります。
作品の話しに移すとカイジファンなら絶対満足出来る作品だと思います。
福本先生はヤンマガの藤原竜也とのインタビューで、「カイジ」は海外の映画祭に出るような作品じゃないけど、純粋に楽しむ映画が一年に何本かあってもいいのではないか、とおっしゃってました。
正に強烈に楽しむ作品となっています。
1>>>>3>>2
ひたすらパチンコ台で叫んでるだけの2よりはマシだと思いますが、終始ヒリついていた1には遠く及ばず。
とにかくメインギャンブルの人間秤と、メイン設定の崩壊した日本の描写がまー揃ってかったるい。
人間秤にはギャンブルとしての面白みは皆無だし、あのゲームに集まる人が黒崎のようなクソい人間性丸出しの人にベットするとはとてもとても。
超インフレの描写に至っては小学生が考えたのかと思う雑さでした。
オリンピック大嫌いなので、オリンピック後に景気が大悪化という設定にはなんかスカッとしましたがw
一応、人間秤の終盤から映画自体の終盤にかけては、カイジらしいセリフの捲し立てとドンデン返しで、なんとなく「カイジを観た」気分にはなれたので、点数は甘めに。
おかえり、カイジ‼︎
2001 前作よりは
役者見たさに
つまらない
漫画原作勢でカイジの実写映画は初めてですが、もう突っ込むところがたくさんで「これカイジ?」になりました。
1、展開はすべて極めて平凡、予想外れは一ヶ所だけ、他は全部超つまらないな物語。
2、ギャンブルの要素は薄い。いや俺はややこしい家庭倫理劇(約半分の時間枠)を見るために1800円を払ったわけじゃないないから、ちゃんとギャンブルしなさいよ本当にお願いしますから。
3、とある女性味方キャラの存在が謎。このキャラが何のためいるのがを未だに分からないまま。このキャラを丸ごと消すでも、物語全体に何の影響も出ないの気がします。
この映画が唯一カイジらしき時は、多分お金がないのを知った上で、カイジが誘惑に負けて缶ビールを買ったシーンだけですね。
伏線の甘さをきっちりできたら!
原作未読。
ハラハラしながら楽しめました。
ドリームジャンプ怖すぎませんか???
伏線の張り方をもう少し計算できたら、さらに多くの人に支持されるのでは?と思いました(生意気すみません)。
ちょっと分かりやすすぎて、もっと難しいのをください!となったので……。
そのあたりを目をつぶってみれば、一気に最後まで見られます。
オリンピック後に、缶ビールが一本1000円になるような世界になってしまった日本。
あながち嘘でもないかもな、と思ってしまいました。
ジョーカー、パラサイトといい、貧困がじわじわと国民を蝕んでいるのを感じます……(そんな中、やっぱり映画は素敵な娯楽)。
町田くんの世界で見た関水渚さん。
まだまだ演技は粗いですが、華やかですね。
ラッキーガールという設定をもっとフィーチャーできたらワクワクしたな、と思いました。
なにか役に立ったっけ…?
という印象だったので。
劇伴が高まりました。
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