カイジ ファイナルゲームのレビュー・感想・評価
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安定の面白さだった。
上映日決まったときから楽しみで、期待度がかなり大きい状態で鑑賞しました。 藤原竜也さんの演技はさすがだった。 最後に逆転していくときに相手を陥れる言葉はさすがカイジだなって思った。 内容も多少無理がある部分もあったが、要所要所でコメディ部分もみれて飽きが来ないでエンドロールまで迎えられた。
映画?それとも演劇?
令和2年、最初の鑑賞。 カイジの特別ストーリーとして、これまでの設定とは切り離した作品。その分、カイジが、今回のギャンブルに踏み込む必然性に欠けていたかな。それに、結末に繋がる伏線が、あまり見えなくて、後からとってつけたようネタバラシも、今ひとつ。 藤原竜也が演じるだけでも、演劇色が濃くなるのに、吉田鋼太郎との天秤バトルの罵り合いは、正に蜷川演劇を観ているよう。映画としては、あまりに不自然なオーバーリアクション。最後は、福士蒼汰までも、カシマスタジアムでこれに参戦(笑) とはいえ、国家的な陰謀を暴くくだりは、これまでにない展開で、お粗末な政治家をギャフンとさせる面白さはありました。自己中で金の亡者な政治家はいつの世にもいるものです。 関水渚は、初めて観ましたが、最初は広瀬すずかと思うほど、とても可愛らさがありました。ややテンション高すぎでしたが、これから注目したい若手女優さんです。 一言でいえば、映画としではなく、舞台として観ればいい作品…です。
カイジ
まあまあ良きでした。 キャストはまぁ完璧なので笑 まっけんを大画面で拝みにいったようなものなのでまぁそれだけではっきり言って満足です。笑 でも、少しいうとすれば、もっっとスリリングなギャンブルかと思ってました
文句なしの日本映画最底辺
試写会が当たり、公開前の作品を見ることができるのは本当に嬉しいことで、何よりもまず、交通費だけで映画を観れるのが大きい。誰よりも先に見ることで批評家やその他観客のレビューに影響を受けることなく評をまとめられるのも、影響を受けやすい自分には嬉しい。ただやはりネタバレには気をつけなければいけない。あくまでも自分は批評家ではなく、観客という自由な立場を利用しているだけの一般人であることを肝に銘じ、作品のヒットに貢献すべきだ…とは思う、それを試写会を主催している側も望んでいるはずだ。ただ、本当に言いたいことを言いたい時もある。今回がまさにそれだ。 「カイジ/ファイナルゲーム」。前作「〜人生奪回ゲーム」から通算で9年目の来年、満を辞して“ファイナル”と銘打ち公開される今作。本編上映前に行われた俳優陣と原作者・監督登壇による挨拶で、全員が各々の今作に対する意気込みを語っていた。“原作者によるオリジナルストーリー”“”“令和の始まりにふさわしい変わり目の作品”…スターがすぐ目の前にいるという特別な状況と、彼らの含む説得力によって、自分は今作に対して希望を持った。前二作がいくら賛否両論だろうと、9年だ。9年あれば人間も、演出も変わる。激動の2010年代最後、2020年代の始まりに、今にふさわしいテーマを含んで伊藤カイジが帰ってくる…!そうして自分は、付き合ってくれた友人とともに席に着いた。120分後…黙って会場から出て行く自分と友人…「先にイイところを挙げてみよう」と二人で駅に向かうなか考え込む…苦笑いで絶句する自分をよそに、ついに友人から絞り出された言葉は「ビールがうまそうだった」。 そう、そうとしか言えない映画なのだ。 まず今作の評を始める前に、自分の「カイジ」に対するスタンスを書いておきたい。まず、自分は福本伸行の原作を読んでいない。見ているのは前作・前々作の「〜人生逆転ゲーム」と「〜人生奪還ゲーム」のみだ。だから原作の良さは、読者の友人の感想を聞いたり、アメトーク!の特集で見たりした程度で、表面的なぼんやりした良さしか理解していない。ただ個々のゲームのクオリティや、心理戦のスリリングさ、それを構築する福本先生の才能に感服し、感心していた。ただそれらを劇場長編映画にする際に上手く表現できるかが、作者が漫画をどれだけ上手く作り上げているかとは、また違う話なのは言うまでもない。映画「カイジ」は、福本先生の構築した漫画的世界を現実の世界に持ち込む時、他の実写化の例に漏れず、デフォルメのデフォルメを、セリフ(内面ナレーション)のほぼ完全なトレースを嬉々としてやって見せた。藤原竜也と香川照之の顔の圧力、天海祐希という改変、変な切り取り方をして心情が読み取りにくいその他登場人物、薄い心理戦、盛り上がらない安い画…邦画が嫌煙される原因の集積のような一面のある作品であるが、今では藤原竜也の代表作の一つとなっている(金曜ロードショーでの地道な布教が効果を上げているのだろうか)。続く二作目も相変わらずな部分があるにはあるが、自分個人としては最後の大オチの現実的にはあり得ない大ボラが、なんだか大胆で捨てがたいとも思っていたりして、やはり総合的には上手くないが嫌いじゃない映画として落ち着いている。全体としては、佐藤東弥監督のTVドラマ出身ならではの安い演出が鼻につく映画だが、別に嫌いというわけではない作品だ。もうこれ以上はやらないだろうし、やれないだろう、限界だろうと思っていた。しかし、伊藤カイジは帰ってきた。必要もないのに。 今作の始まりは、意外や意外、かなり攻めた状況設定から始まる。2020年という年の一大行事が終わった近未来を舞台にした、一種のディストピアものの様相を呈すのだ。これは一見すると興味深い構造だ。前作までは地下に、街の裏側に広がっていたギャンブルとその結果の世界が、ついに地上で顕在化し、逆に地下に歓楽街が広がるという皮肉。実写版「カイジ」が二作続けて描いてきた要素を利用した、まさに現代的かつ直接的な表現で、「シン・ゴジラ」や「新聞記者」などに続いてメジャーな大作が日本の現状に批判的な目を向けたのかと、淡い希望を抱かせる(特に渋谷駅前のスクランブル交差点の描写はかなりいい)。しかしそれは、ただ“ぽい”だけだった。松尾スズキ演じる班長がカイジに接触して物語が動き始めた瞬間、それまでの5分間で徹底されていたディストピア演出は音を立てて崩れ始める。物価が上がり、ガソリンが高騰している世界。なのに、カイジの背後では一般車がバンバン走っていたり、福祉も削って行くような政府の現状が描かれるのに、ゴミの回収は続いているようで街は普通に綺麗だったり…と、開始時点で期待した自分が恥ずかしくなるほど、表面的で浅はかで安っぽい、細部への配慮のない描写が連発する。これは日本映画の悪癖の一つとも言える。スケールの大きな世界を描きたい、でも予算はない、でもやりたい。で、無理をする。結果全体に安っぽい、なんちゃって映像空間ができあがる。そんな安い映像表現については、今作はその集積みたいな作品であるからあげればキリがない。一作目における鉄骨渡りでの“雨問題”(服が濡れていないor急速に乾いている)は、今回ラストでまた見せられるし、貧民街表現が出てくるがその場所の地面に注目していると、気が遠くなるような矛盾が堂々とスクリーンに映る。今作の悪役は前作・前々作から明らかに大きく恐ろしい巨大な組織になっているはずなのに、現場で作業に当たったり、実際に悪事を行うのは幹部連中だという恐ろしすぎる人手の少なさ。金がない世界なのはわかるが、そこまで自分たちの手で事を進めていると、作品そのものの金も圧倒的に少ないことが透けて見えてしまう。地下空間(これも安くオタク蔑視的なブレードランナーもどき)やゲームを行う部屋のセットなど、作り込見たい部分にお金を使い過ぎてしまったのは明らかだ。 では、肝心の“オリジナルゲーム”はどうか。キャスト登壇で脚本兼任の福本先生を見てからこんな事を言うのは心苦しいが、これらがまず、心理ゲーム・カイジ的ゲームとして一切盛り上がらず、一切面白くもない。 細かく分けて4つのゲームが福本先生によって考案され、劇中に登場する。「バベルの塔」「ドリームジャンプ」「最後の審判「ゴールドジャンケン」。それぞれ聞こえはいいが、実際のゲーム風景を見るとそもそもの作りは雑もいいところだ。 例えばバベルの塔は、上にある景品をとるというシンプルな棒倒しみたいなゲームなのだが、それをやる場所の描写がまずい。高いところに登るというゲームをやるなら、普通周りに他に高い建物があったらまずい。なのに…。しかもそれに対してのカイジの戦略もおかしい。完全に物理法則を無視してしまっている。 他のゲームもすべてこんな感じ。ルールは御都合主義的で、物理を無視し、あまりにも運に頼っていて、作りが雑。書いているのも時間の無駄に思えてくるほどの馬鹿馬鹿しく呆気にとられる描写の連打。見ている間に文字通り頭を抱えたのは、今作が初めてだ。 流石にゲームの内容にまで踏み込むのはまずいのでここでは書かないでおく(公開後にまた別途文章を書いて憂さ晴らしする必要がありそうだ)が、少なくともシリーズ史上最も“笑うしかない”ゲーム場面群になっているのは保証する。 ただ、今作の「最後の審判」については書かなければいけないことがある。最終的な勝敗を観客へのアピール(ファンサービス)が左右する、観客参加型のゲームとしてこれが登場するが、ここでの観客の演出はさすが佐藤東弥監督と言わざるを得ない。観客席とプレイヤーの距離は約30センチ。その近距離で登場人物はかなりでかい声で罵り合う。こっちの方が善良、あっちの方が悪だ、とアピールするのにその状況では明らかに腹の底が見え透いてしまう。しかし、観客はあたかもそんなことは聞いていないような反応をし続け、悪役側に金をかけ続ける。これは作り手側の観客蔑視が現れた最低の演出だ。彼らにとって、観客(今作を見に来る人たち)は表面的な魅力(キャストや「カイジ」と言うネームバリュー)に惹かれてただ考えなしに金を払う馬鹿でしかない。前作までは一般人はあまり登場せず、出てくる観客はクズばかりだったが、今作は舞台の転換が起きているために観客も全員一般人、つまり自分たちのような映画を見に来ている人と同じ立場の人物がほとんどになった。そこにその演出である。これがもし意図したものだとしても、意図せずしたものだとしても、作り手側の偏見と頭の悪さを露呈している最低の演出であることは変わらない。民意を問うような事態が頻発し、あらゆる面で転換期になるであろう令和元年の今年、その民を馬鹿にする映画を作った佐藤東弥と脚本を書いた福本伸行と徳永友一。薄い政権批判をしたりしながら、結果そうした蔑視を露呈させた彼ら作り手は、今の日本映画の負の面を象徴するクズの集まりだ。 役者陣も実力があるはずの人たちが集まっているのに、例外なく圧倒的な量の台詞と馬鹿な展開の犠牲になっている。すべて想定内のように語りながら作戦が雑な藤原竜也、信念ある悪(福士蒼汰本人談)っぽいのにやる事が雑な福士蒼汰、観客の前で大声で観客の悪口を言う吉田鋼太郎、ただバカなだけの秘書・新田真剣佑、存在そのものが一切の必要性を帯びていない関水渚。特に関水さんの役は本当に要らない。ここまで表面的で薄っぺらい人間が出ている映画も珍しい。あのキャラクターの台詞は全てカット出来るものだし、役割だって何かを預かっている事くらいしかできない能無しっぷり。彼女が大阪でのゲームに生き残ったのを説明する映像の血の気が引くドラマっぽいチープな演出も酷いが、もっと凄いのは彼女が“ラッキーガール”として紹介されている点だ。劇中でもただ運が良かっただけの女として名乗るし、思われる人物が、物語上一切役に立たない。つまりこれは、「カイジ」の作品世界内においては“運”は糞の役にも立たない、ということか?だとしたら、運任せの作戦で構成された今作にとってこれ以上の皮肉はない。関水さんにとって今作への出演は、絶対にマイナス面が大きかったはずだ。藤原竜也も福士蒼汰も新田真剣佑も、作品を選べる立場にいるはずなのにこれだ。 テーマ性最低、ゲームの魅力も最低、キャストのアンサンブルも最低、何よりも脚本と演出が最低。2010年代の終わりに、日本映画からここまでの駄作が出てくるとは到底信じられない。年明けの映画館が、今作に1800円払って見にくる観客で溢れている様を想像すると、血の気が引く。観客を馬鹿にしている作品を見て「楽しかった」と言えるとは、本当におめでたいし、本当にまずい。 ぶっちぎりの2019年邦画ワースト作品。「デビルマン」の再来、「ガッチャマン」の二の舞と言ってもいい、犯罪的作品。 さらば、カイジ。もう二度と戻ってくるな。 追記: 藤原竜也の“椅子の場面”は面白かった。 詳しくは年明けに書くつもりだが、見てくれれば自分が言う酷さがわかるはずだ…いや、見に行かないでくれ、1800円の無駄だ。レンタルが開始されてから?100円でも今作をもう一度見るのはごめんだ。
カイジの世界観
まあ単純にカイジの世界観を楽しむ作品です。 ファイナル感はあまり感じなかったが面白いストーリーでした。 オーバーヒート気味の演技をどう評価するかで満足度が変わりそうです。ヒロインのキャスティングにもう少し華やかさと輝きが欲しいような気がします。
本当にファイナル?
ストーリーは悪くないと思うが… いまいち盛り上がらない。楽しみにしていたが少し残念な気持ちだ。ドリームジャンプ以外はゲームの説明が足らなかったためか、何でそうなったのか?どうしてそれがOKなのか?分からずスッキリしなかった。エンディングを観る限り、今回で最後とは思えない。
色々考えさせられるけど面白かった。
藤原竜也のカイジは言うまでもなく良かったし 吉田鋼太郎も安定の演技で面白かったです。 なんと言っても福士蒼汰さんの高倉浩介が悪役なのにカッコよくて演技も迫力があってビックリしました。
リアリティって大事
「カイジ観てるような底辺、この程度の設定やっとけば楽しいって言うでしょ」と言われてるような脚本。 誰でも想像がつくヘッタクソな伏線。 必要性のないゲームの数々 何故このギャンブルに取り組むのか どういう思いで参加者がいるのか 設定の荒さが目立つ。高校生が脚本書いたの?コレ 原作大好きだけど、 この映画、誰が面白いと感じるんだろう…… (とりあえず逆転劇さえ描いてりゃ面白い人もいるのかな)
好きです
(※あまりにもミーハー目線の感想なのでコアなファンは絶対に読まないでください笑) 実はカイジ、映画版観た事なくて… 前日にTSUTAYAで借りて観たら想像以上に面白かったんで、この世界を映画館で観れたら最高だと思って観にいったら、やっぱ最高でした◎ カイジに関してはミーハーな知識しかないので偉そうな感想や細かい感想は何も言えませんが、冒頭から最後まで、あと劇場を後にする余韻の時間も、「面白い…コレ面白い!」の感情がずっとありました。出て来るキャラクターも面白いし(酷い大人は沢山いるけど)、展開も好きだし。そしてカイジが大声張り上げて自分の主張を周囲の人や相手にぶつけまくるのは爽快感が半端ないです。私も思った事や、間違ってると感じた事をあんだけ大声で叫べたらどんなに気持ちいいだろうなと思った。 藤原竜也の映画ちょいちょい観てますが、カイジの藤原竜也が一番好きだ。原作のクズっぷりが多分相当切り取られているせいか映画の中では底辺と言われつつも言動はかっこいいなと思っちゃうし…。(逆に映画内だけで見るとカイジみたいな人間が底辺とかクズって言われるのは可哀想に思っちゃう笑) あ、あと福士蒼汰が意外と良かった!! ザ・ファブルの時はちょっと1人だけワルの役にハマりきれてないな…と思ってしまったので、今回も同じ現象になるかと思ったら、政治家のような、外見は真面目で真摯だけど裏では悪どい事考えてる役なら全然イケるんだなと思いました◎笑 ◆ これで最後なんて寂しいよ。 今更だけど折角めちゃハマったのにぃ笑。遅いね…。まだまだ続編が観たい! ◆ 映画終わった後は、余韻と共に焼き鳥屋でキンキンに冷えたビールを胃に流し込みました◎ 悪魔的だ…!!
カイジ のファンとして観賞…!
正直なところ、カイジ1,2に比べると少し落ちてしまいますが、ファンとして非常に楽しめる作品でした。 ハンチョウ、坂崎、遠藤が登場し、さらに最後はカイジらしく……!!これでこそカイジ……!!今までありがとう。 ■良い点 ・集大成らしいといえばその通り、藤原竜也が最高 ・懐かしいキャラが揃い踏み、ファンの心をくすぐる ・兵藤会長が出なかった(倒せずに終わった)点は終わり方としては良かったのかも ■惜しい点 ・「Eカード」「限定じゃんけん」「沼」などに比べると、ギャンブルの質が劣る ・懐かしいキャラを登場させるのであれば、トネガワと一条が欲しかったか。。 ※カイジはビールの美味しさを教えてくれた作品。今夜も地下シーンを思い出しながら美味しく頂きました。
前作から8年もたってしまったので
前2作を観た人でないと世界感が不明 あのマドンナ的な娘知らないけどなぜ彼女を起用?前作の吉高に比べて無名だけどやはりもっと実績のある方を起用してほしかったが本作は全編ほぼゲームのシーンで過去の様なそれ以外のそこに至る物語は無くやはり過去の作品よりは中身は薄く低い!
満足した。
カイジファイナルゲームが批難されていて、少しガッカリしながらも、映画を観に行った。レビューで言われてたよりもずっと面白かった。 ★5をつけても良いと思った。 でも、最後のシーンが今までのカイジの終わり方と違って、ぅーーーんみたいな、気持ちになり★0.5下げさせてもらった。
コインの投げ方雑じゃない?
追い込まれると才能を発揮するけど、根本的にはダメ人間なカイジの映画第3弾で、原作にはないオリジナルのゲームと物語。 景気が悪化して円が暴落、外資に支配され缶ビール1缶1000円という超インフレな極近未来の日本で、派遣会社に搾取される相変わらずのダメ人間なカイジが、再会した大槻にのせられてバベルの塔という大金か極秘情報を得られるゲームに参加し巻き起こっていく。 今回は帝愛じゃないのかと思ったら、案の定帝愛に絡んでは行く展開。 メインのゲーム最後の審判・人間秤は少しインチキ臭く、そこに絡むドリームジャンプも含めカイジらしい頭脳戦や心理戦はあまりみられないし回収の仕方が呆気なくて唸るものは無い。 ゴールドジャンケンでカイジらしい駆け引きはみられたけど、そこからの流れは残念だし。 最終的にはやっぱりカイジだねという落とし方をしてくれたし、懐かしい顔ぶれもちょろちょろ見られたし、それなりには面白かったけど、期待していたものとは違ったかな。
まあまあ良かった
カイジがギャンブルに巻き込まれるまでが、長いです。 そもそもバベルも、人間秤もギャンブルではないですが。 バベルに至っては、届かないだろ! ドリームジャンプまでは、女の子と共に単なる「お守り」扱いです。 ただ、話はそんなに悪くないし、 多少強引な気もしましたが、 原作漫画がギャンブルなしの逃亡話で、 スピンオフに影響されまくっている作者の才能の枯渇を見ると、 福本さんがこの話を考えているとすれば、 まだいくばくかの才能が残っていると、 評価出来るストーリーではないでしょうか。 伏線回収が予想通りとはいえ、カタルシスを得られますし、原作の性格は、「運」に身を任せず、策を練ることがカイジらしいのだと思えますから、これでいいのでは? 生瀬さん、天海さん、松尾さん、ちょろっと伊勢崎さんが出演されているのも良かった。 吉高さん、香川さんが出てないのは残念です。 そして、最後の最後があの名台詞なのは狙ってたんでしょうね。(笑) また物真似さんが増えそうです。(笑) 藤原さんは、格好良かったですが、 やはり時のせいか、意外と太ってました。
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