「カイジの秋山化」カイジ ファイナルゲーム Kazuya Kondoさんの映画レビュー(感想・評価)
カイジの秋山化
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一作目のvs利根川戦を見てファンになったカイジの最終章ということで、期待して観に行ってきました。結果、これで最後かと思うと残念な気持ちのほうが強かったかな。と思います。
各キャラクターの狂気的な演技は一作目から変わらず引き込まれるものがありました。が、肝心のストーリーやゲームの内容は今までのようなクオリティがなかったように感じます。
ヒロイン役のポジションの必要性、運に任せたギャンブルの結末、なんだかカイジの思うがままに流れていったゲーム進行。いつからカイジはライアーゲームの秋山さんのようなキレものになったのか。まがまがしい強さ、逆境に立たされたときの泥臭くも悪魔的なカイジの発想こそ魅力だったのに。そこが削ぎ落とされてしまったような気がしてちょっぴり残念な印象でした。
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