ウルフズ・コールのレビュー・感想・評価
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魚雷ってもんが理解できていない
本作は潜水艦がメインの作品です。
ストーリーは出来が良く、なるほどそういう可能性もあるだろうと納得で、よく書けていると思います。
が、魚雷と潜水艦ってもんがわかってない。
まず現代の魚雷バブルパルスによる艦外壁の破壊による圧壊を狙うもので、被爆艦は至近弾でなくとも確実に轟沈します。
また、魚雷が標的艦に衝突後、跳ね返ってから爆発する描写…遅延信管?と好意的に見ても遅いわ!とツッコミを入れてしまった。
そして直撃弾や至近弾でも轟沈しない潜水艦…
この辺の描写は適当にしないでほしかった。
まあ、わかりはするけど、
潜水艦ものでおもしろそうと思って前知識なく見た。
まず、「靴下」という主人公のあだ名の理由が途中でわかってよかった(笑)
登場人物も多くなく話はわかるけど、、、んー、トラブルの元となったロシアかどっかの「敵」のことは後半でうやむやになって、混乱させられるだけされて同士討ち?するような展開。
よくわからん終わり方でもあったけど、そんな終わり方だからこそ、2つの潜水艦がともに無事でハッピーエンドであってほしくもあったかなあ、と。
あれれ…
何か違う展開になってしまった。結局味方同士殺し合う?悲しい結末に。陰謀を企てた敵は何処やら。黄金の耳を持つ主人公の活躍もならず、大麻吸っててあっさり船にも乗れないし、この話自体に乗れなかった。
狼は出てきません
潜水艦映画でソナー係が主役と言うのも珍しい、類まれな耳を持つのだが音響分析なら早晩AIにとって代わりそうな役どころ。
緊迫感の演出は素晴らしいが戦闘ものと言うより上官と部下の信頼の絆を描いたヒューマンドラマに寄せているようです。映画の冒頭でアリストテレスの名言を引用して海に生きる人々を特別扱いしているのですが、哲学から入るとは嫌な予感・・。
些末なことだが主人公が家に帰った時に犬の姿が映ったが航海の多い独り身の軍人が犬を飼えるのか不思議に思ったら以後出てこなかった、編集のカットミスだろうか・・。
あわや第三次世界大戦という原潜からのミサイル発射の決断を巡る軍事サスペンス映画ではジーン・ハックマンの艦長とデンゼル・ワシントンの副官の対立を描いた「クリムゾン・タイド(1995)」が思い浮かぶ。それに比べて本作では大統領の発射命令受信後は大統領でも訂正ができない仕組みとは身の毛がよだつ。
やはり戦争映画では強大な敵が必要、アラブのテロ組織が古いソ連の潜水艦を使って開戦を仕掛けると言う着想はありそうで怖い、どうせなら味方同士で揉めるのではなく狼の声の主、ティムール3との戦いを軸にして欲しかった。人間ドラマを描きたかった割にはステレオタイプの軍人ばかりで、この終わり方ではセンチメンタル過ぎて潜水艦映画の醍醐味がありませんね。
聴覚で国を支えろ
映画「ウルフズ・コール」
(アントナン・ボードリー監督)から。
冒頭、アリストテレスのこんなフレーズが紹介される。
「人間は3種類存在する。
生きている人々、死んだ人々、そして海で生きる人々」
キーワードかな?と推察し、メモしながらその意味を探したが、
私のレビュー能力が低いのか、最後まで、わからなかった。
海で生きる自分たちは、特別な存在であり、
一番身近に、死を感じながら生きている・・
そういう前振りだろうか、やや違和感を感じた。
ネプチューン(潜水艦)の特別分析官は、
海中で、わずかに聞こえる音を頼りに敵の動向を探るのが役目、
敵か味方か、どの国が造った、どんな型の潜水艦なのか、
プロペラの枚数等で識別し、指揮官の判断に寄与する仕事、
言葉では簡単だが、その潜水艦の乗組員の命を任されたと同じ。
そんなことを感じながら観ていたら、
「君の使命はミサイル発射の準備だ。聴覚で国を支えろ」という
もっと大きな役割であることに気付かされた。
彼の判断一つで、戦争になるかならないか、も決まる。
そういう意味では、デジタル情報をアナログの耳が聞き分ける、
面白いものだなぁ・・と思う。
「絶対音感」って、こんな使い方もあるんだなぁ。
魚雷が不発であえなく沈没。
大好物の潜水艦アクションなんで期待してたけど、なんか不発魚雷を掴まされたような気分でした。深海で聞こえる不気味なウルフズ・コールで序盤の掴みはバッチリだけど、その後の展開がグダグダでイマイチです。後半,核戦争の危機にいざ原潜出撃となって持ち直すけど、主人公が特殊能力で活躍する訳でもなく、肝心のウルフズ・コールとの対決もなく、盛り上がる場面もあるんだけど、なんか中途半端な感じで、もったいなかったです。
The Wolf's Call!!!!????
潜水艦の映画で。
あまり死なないのが良いような。
ファンタジー感がほしかったような。(笑)
戦闘の迫力が今一つで。
魚雷などそんなに積めないでしょてきな。
魚雷の応酬とか見てみたかったり。(笑)(笑)
ちょっとめちゃくちゃな潜水艦バトルが観てみたかったような。(笑)(笑)
現実的すぎるというか。
まあこんなもんでしょうか。(笑)(笑)
Le Chant du loup!!!???
いやーフランス映画。(笑)(笑)
なんかオシャレ??!!!(笑)(笑)
戦争映画というか。
潜水艦映画。
これは相打ち、同士撃ちなのか。
少々展開についていけてないような。(笑)(笑)
もう潜水艦は役に立たない時代なのか。(笑)(笑)
潜水艦の中のシーンが多い感じで。
いい感じなチョイエロもあったり。(笑)(笑)
ギャグがなかったのは。仕方がない。(笑)(笑)
エスプリ感は若干感じまして。(笑)(笑)
アイロニーというか皮肉というか??!!(笑)(笑)
まあなんか、現代的な。
潜水艦で、サクサクと。
まあ、まあ、まあ(笑)(笑)
戸惑う
予告編から「謎の潜水艦に騙されて一度負けたあと、そいつとのリターンマッチにて一騎打ちでやり返す」ってストーリーを想像してたんですけど、全然違いました。
爽快感のない展開に、戸惑いました。
いや、予告編詐欺にあってガッカリしたに近いダメージ。
「潜水艦乗り同士の絆と信頼」、といったことが主なテーマっぽかったです。
主人公のソナー分析のスペシャリストが、「黄金の耳」とまで言われる能力をフルに使って何を果たしたか?
ナンパした女の子と、会ったその日に即ベッドイン!
心拍数や呼吸、脈拍を「耳」で聴き取り、どこが感じているかを正確に掴み、すごいテクニックで彼女をイカせる。
あと、彼女が背後から忍び寄っても正確に距離を掴んで、振り向きざまにキスをぴたり。
ってところしか、「黄金の耳」がほとんど活躍しないし!
音で聞き分けた敵艦のプロペラ数でどこの国の何の潜水艦や戦艦かを特定する描写はあるし、 "広帯域ディスプレイ"で音を視覚化するなど最新の動向を再現しているし、と軍事面の見どころは多いのですが、なんの説明もないフランス映画らしさが炸裂して、何がなんだかわからないのが実情。
期待していたのとは違った
上映が決まったのは先月終わりくらいなのかな。なかなか公式HPも更新されず情報が入って来なかった分勝手にアクション方向に期待してしまってたせいもあってか自分とは合わなかったかなというのが率直な感想。
まぁ期待してたのとは違っても合うときは合うのだが、この作品においては主人公の魅力の描かれ方が全く魅力を感じることなく退屈な時間であった。
黄金の耳の件なんかもそうだし、挫折の描写なんかも淡白に感じてイマイチ主人公視点に没入できず。
もっと彼の能力を生かす描写を見たい欲が高まるのが中々描かれない。その辺で少し飽きを感じてしまい心が途中で離れてしまった。
似たタイプのハンターキラーがまだ記憶新しいことも自分にはマイナスに働いてしまったか。
【”人並外れた聴力で、世界を救え・・” 潜水艦映画に外れなしの法則は継続された・・のかな?】
ーソナーから伝えられる微かな音を聞き分ける”黄金の耳”を持つ、フランス海軍在籍の潜水艦音響分析官シャンテレッド(綽名は、靴下・・)は、シリア近海での音響分析に失敗し、彼らが乗船していたチタンを危機に晒す・・。彼は今まで聞いたことのない音”狼の声”に判断を狂わされたのだ・・-
■感想
・何故か、映し出される潜水艦内での緊迫感が全編を通して、薄い感がある。
そして、ロシアから発射されたミサイルの本当の首謀組織が劇中で明かされるが、その理由及びフランス政府の対応が鈍い部分の描き方も浅い。
あの状況で、大統領からのロシアへのミサイル発射の指示を変えられない部分の描き方や、シャレンテッドの恋仲になった本屋の女性との関係性の描き方が・・。
―え、そんなに簡単に関係を持ってしまうのかい?フランスだから?(すいません・・)
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・元チタンの艦長に最新式原子力潜水艦の搭乗を指名されながら、本屋の女性が情事の後、吸っていた大麻の煙を吸うかなあ・・、”靴下”君! 緊張感がない。!
・更に、チタンの乗務員と、原子力潜水艦の乗務員及び内部の描き分けが上手くない。
そして、結局、オマール・シー演じるドルシの決死の行動も報われないし、チタンそのものも・・。
・良かった点も勿論多く、潜水艦内の装備や特殊用語(当然、分からないので推測しながら鑑賞)が飛び交う辺りや、発射されたミサイルの分析過程やシャレンテッドが上官のパソコンから機密情報を得ようと、特殊な聴力を活かして、パスワードを解くシーンなどは面白い。
<今作品をトータルで観ると、エンタメ度合いが弱かったのかなあ・・。
ここは一つ、”ハンターキラー”に再度ご登場いただき、”やっぱり潜水艦映画って面白いなあ・・。”と思わせていただきたいモノである。>
今ひとつ緊迫感が足りんかった
フランス人のお姉ーさんはあんなに簡単にネンゴロになるんですかね?コロナが蔓延しても仕方ないわな。
去年の「ハンターキラー」が良かったので、まああまり期待をせずに見たんですけど。
今いち、盛り上がりませんでしたね。
主人公を筆頭に登場人物のそれぞれの行動に疑問符がつくことしきりですわ。
ロケットランチャーを、あんな至近距離で撃ったら壊れないの?
大事な時に薬物でひっかかる?
なんで急に怯えて狭いとこに潜り込む?
などなど。
さらに軍部の人たちの区別もつきにくいし。
ラストもなんかよくわかんないうちにドカーン!でしたし。
#76 潜水士のフィン使いが綺麗
ダイバー的視点から見ると不思議な事がいっぱい。
潜水艦から飛び出してあんなに深いところで人間が水圧に耐えられるのかとか、あんなに急浮上して肺がおかしくならないのか、減圧症にかからないのかとか。ってゆーか少なくともドライスーツは途中でパンパンに膨れるでしょう❓
耳が痛そうでこっちまでずーっと耳塞いじゃったもん。
とは言えリュック・ベッソンの映画もそうだけど、フランス映画の潜水士達はみんな泳ぎが綺麗。
あまりに綺麗なフィン使いにホレボレしちゃいました。
全体的にはストーリーが良くわかりませんでした。
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