「私たちパーティーガールズ!!?」ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
私たちパーティーガールズ!!?
マララ!主演2人が魅力的すぎる!! 最高のキャスト!最高の脚本!最高のサントラ!最高の監督デビュー!他に何かある?展開の速さテンポの良さで笑って泣いて鳥肌立ってまた泣いてまたまた笑って気持ちよすぎる。これは女の子たちにとって聖典になりえる学園映画の金字塔で"親のいぬ間のパーティー"の大傑作コメディ。例えば青春・学園映画の始祖・神であるジョン・ヒューズの作品はじめ80s, 90sの頃の例えば主人公以外にも個性的で魅力的な忘れられないキャラクター達にそれぞれスポットを当てるようなホームパーティーでのクロスカッティングなど、空気感が見事に現代にグレードアップされた上で、ガールズパワーが炸裂している。男なしでも幸せになれる!!! けど、あくまでそれを押し付けがましくなくサラッとやってのけちゃってるのが最高だし、なんならまだまだこんなに似たような題材でも新鮮なことできるんだってことに驚かされる。
卒業式の日にはみんなの顔がハッキリと見える --- 最後には今まで全然違うと思ってキラキラ見えていた同級生も、そういう嫉妬ややっかみみたいな気持ちやフィルターも通り越して、本当の姿が見えてきて、みんなクールで自分は自分って思えるし、僕の若き日3年かけて見た『ハイスクール・ミュージカル』シリーズの3の最後ばりに感傷的になりながらこれからの人生への期待に胸膨らむ!全身全霊全力で嫉妬するくらい最高に好き。言ってしまえばコレを自分が作りたかったし、また自分が出たかった、そして水風船ぶつけられたかったくらい!去年からトップレベルにずーっと見たい映画だったけど、やっぱり最高すぎた!感情が渦巻いて渦巻いて満たされ溢れかえるよう。
私たちパーティーガールズ!!? 見てみるとウィル・フェレルとアダム・マッケイ製作なのも分かる、勝手にタイトル付けるなら『ブックスマート~私たちパーティーガールズ~』。最初から面白いのは間違いないのだけど、個人的に共感度100%なプロットポイントを迎え、そこから夜繰り出し…と話が進むにつれて絵に描いたように共感しまくり感情揺さぶられまくる。脇キャラみんな本当魅力的で青春の1ページのように愛しくかけがえなく忘れがたい。どこにでもやっぱりいるよな〜人生謳歌しまくりながら勉学や仕事やらなければいけないことも卒なくこなせる器用な人間や才能溢れたやつってのが。自分は絶対的にそういうタイプでなく、むしろ宿題一つ取っても他人より時間のかかるタイプだったから大納得。色んな色眼鏡も取り払って全部かかってこいって楽しみになるみたい!! 腐ってなんていられない。一見シンプルながら内実はすごくすごく深くやられたって気持ちになった。
ということで久々にパンフレット買ったけど、2色あってもう一冊も買いたくなる!あと、リサ・クドローの主人公女性の母親役は安定。
今年映画館44本目たぶん