「王道に感動シーンが詰まった作品」家なき子 希望の歌声 KZKさんの映画レビュー(感想・評価)
王道に感動シーンが詰まった作品
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東京国際映画祭にて鑑賞。非常に優しさが詰まった映画祭に相応しい作品に思えた。
家なき子は世界中で愛され、色んな国で作品化されている。その都度話に改編があったり原作と大きく異なる作品もある。この作品も原作に物凄く忠実というわけではないが、王道に感動シーンを切り抜きそれをうまく纏めあげたといったように感じた。
その為大人から子供まで楽しめる、むしろ原作をあまり知らない子供たちの方が楽しめる様にも思えた。
見やすさの要因として非常にテンポがいいのはこの作品の特徴である。その為どうしてもレミや親方の人物背景については深く描かれてはいない。
レミの本当の親を見つけだす信念とその周囲の優しさにスポットを当てた作品といったところか。
レミは大人になった後は歌手として成功し、初恋の車椅子の女の子とも結ばれたのも最後は簡易的に描かれていた。この辺りも含め非常に王道に感動に導く作品だなと最後まで感じさせられた。
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