劇場公開日 2023年3月10日

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Winnyのレビュー・感想・評価

全233件中、221~233件目を表示

4.5良心的な人間ドラマでした

2023年3月11日
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実際に起きた2002年ファイル共有ソフトWinnyによる著作権法違反ほう助の容疑で逮捕されたプログラマー金子勇氏の裁判ドラマになります。
ドラマチックな演出や盛り上げる音楽も一切なく天才プログラマー金子勇の人間性を丁寧に描いている真剣で良心的な人間ドラマでした。
オーラを感じない地味なオタクプログラマー金子を東出昌大が上手に演じて好感が持てるキャラクターにしてます。
弁護士・壇俊光を演じた三浦貴大も実在感がありさらに吹越満演じる秋田達の弁護団の奮闘する姿にラストまで引き込まれました。
惜しいのが警察の汚職の描写と「Winny」裁判の関わりが微妙で脚本の意図が分かりにくい感じがしました。
おススメ度は個人的にはかなり高いです。
特にこれからの時代を担う若い学生さんや自宅で閉じこもっている方たちに無罪を勝ち取った後の金子勇氏の実在映像のメッセージを見てほしいと感じました。
ちなみに無罪を勝ちとったあと2年後に金子氏は心筋梗塞で亡くなっています。

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ナカザワヨウスケ

5.0正しいものが足を引っ張られる悲劇

2023年3月11日
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2023年劇場鑑賞55本目。
映画館で映画を鑑賞するのが好きな自分にとって制作者に1円も入らない違法視聴は本当に腹立たしく、そういったソフトを作る人にも腹を立てていました。ナイフで人を殺してもナイフを作った人のせいじゃない、という序盤のセリフで詭弁だと思っていましたが、ソフト開発におけるチャレンジを悪用する人だけが悪いのであり、システム的に問題があったとしてもその挑戦自体を否定することは進歩の大きな妨げになるというのはよく分かりました。
もう一つの事件も並行して描かれ、奇跡的なつながりを見せるのですが、どちらも権力側の愚かさが正しくあろうとする人の足を引っ張っている共通点がありました。発見させてくれた映画として星5つ。

まぁ、東出昌大の名演を見ていても不倫がどうしてもよぎってしまい、「いいひと」役はしばらくキツいんじゃないかなとは思いましたが・・・。

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ガゾーサ

4.0日本に実在した天才の話

2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館

興奮

素晴らしい予告編に完全に心を奪われて公開初日に仕事をぶん投げてレイトショーに駆け込んだ。

「このナイフであなたを刺殺したら、誰が罪に問われるのか」

言わずもがな、刺殺した人が罪に問われるのであって、ナイフを開発した人は罪に問われない。

金子さんの純粋な探究心により開発されたwinnyが開発者の意図しない悪用により、国から罪に問われてしまう。

金子さんはどうなるか、日本は金子さんを罰するのか。

こんなドラマチックな事が日本で起きていたなんて…
映画で語られなかった部分はこれから調べてみたいと思います。

また、
Spotifyやyoutube、Netflixが今日あるのは、こう言った時代背景にも影響あるんだろうなと、シミジミ

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benzow

3.0満えん

2023年3月11日
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怖い

興奮

難しい

著作権法違反幇助の容疑で2004年に逮捕されたファイル共有ソフト「Winny」の開発者金子勇氏と、彼の弁護団の話。

違法コピーした容疑者が逮捕され、金子勇も家宅捜索~事情聴取されとはじまって半年後、誓約書として書かされた申述書が切っ掛けで逮捕され、弁護士と会ったと思ったら、あれ?もう一審始まってるの?

自分達の世代だと裁判の結果は判っているし、あくまでも金子勇氏側の視点でつくられているという部分はあるけれど、自分ではアップロード出来ないダウンロード専用のSPver.を使っていた程の頭の良い人があまりにも世間知らずで誓約書を書き写したり供述調書に署名したりと氏の姿勢や弁護団の裁判に臨むやり取りがなかなか見応えがあって面白い。
そして絡んでくる愛媛の件…まあ、判るけれど、そこに尺を使い過ぎのような気もするし、それでいて結局二審は字幕処理って。

法廷ものの作品というよりも金子勇氏への哀悼的作品という感じ何でしょうかね…。

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Bacchus

4.0映画:金子勇

2023年3月11日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

Winny開発者。幼い頃からの開発者のポテンシャル持った天才人の物語。初めて知りましたが、こんな素晴らしい人を、大事な時を、彼の開発を、裁判で止めてしまっていたなんて、、、代償は大きいよ!!
警察さん何やってくれたんだよ。ってね、思いました。
それでも最後のお姉さんは素敵でしたよ。立派。
ネタバレになるんでこの辺で。

事前把握しないまま映画を観に行ったら、面白い2時間テレビドラマのようで当たりでした!

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ノブ様

3.5金子氏の存在証明

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

映画としての出来よりも、志半ばで倒れた金子勇氏の存在証明として価値があると感じた。

氏が開発者としてのキャリア(と結果として自身の命)と引き換えに勝ち取った成果は、いまきちんと守られているのか。無理筋な刑事捜査が今も横行する中で自問する。

追記:当時のことを知らない方に。県警の裏金の証拠がWinnyで共有されたのは本当の話。匿名で追跡できないプラットフォームが、著作権侵害など犯罪だけでなく不正の告発にも使い得ることを示しており、本筋とのマッチングはともかく必要な描写だったと思う。

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LS

4.0主演二人の役の入り込みは稀に見る高評価

2023年3月10日
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当時のことはよく分からなかったが悲観過ぎず楽観過ぎず表せていたのかと思う、そして改めて技術が犯罪を犯したわけでないと再認識するのに良い映画でした
改めて金子氏にご冥福を祈りたいです

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eky

3.0エンドロールが良かったです

2023年3月10日
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Winny開発者を題材にした感動的なストーリーでした

盛り上がりが少ないのは、
事実を忠実に再現しているのかもしれないですね

エンドロールは、感動しました

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のぷのぷ

4.0こんな事になってなければ、本当に残念です。あっという間に2時間過ぎ...

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

こんな事になってなければ、本当に残念です。あっという間に2時間過ぎました。どうしても気になって公開日に観に行きました。

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binn

4.5戦うしかない裁判

2023年3月10日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

Winnyの開発者である金子(東出昌大)が著作権法違反ほう助の罪で逮捕され、裁判を中心に物語が進んでいきます。
原告が警察とは驚きです。実話ベースなんですね。
もう1つ事件があり、絶妙に絡んできます。
紅一点の木竜麻生さんの佇まいが素敵で、最高でした。
最後の方は目頭も熱くなり、感動しました。エンドロールも注目してほしいです。とても見応えのある映画でした。

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ゆきとう

4.0サトシ・ナカモトはWINNYから学んで日本を捨てた?

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

二つのエピソードが絡みあいながらも別々に進む。多分、警察検察の体質と無理解からあの騒動が起こったというストーリーなんだろう。悲劇である。
壇弁護士が金子氏に事業化?をもちかけるが金子氏にはそんな発想が無い。檀氏も強く押さない。GAFAMが日本から出ない理由が良く分かる。
エジソンズ・ゲーム(2020)でもそうだったけど、才能の周りに投資家が集まり盛り立ててゆく。出る杭は打たれる日本では難しいんだろうけど、なんとかなりませんかね。TRONなんかも色々言われるがもうちょっと企業と政府が力入れてたら違う世界線が有ったんではなかろうか。
PCの始まりから見てきたものとしては感慨深いエピソード満載。ドラマとしては淡々としてるけど飽きずに観られた。
金子氏のご冥福を祈る。

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HigeKobo

3.5日本は法治国家?

2023年3月10日
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鑑賞方法:映画館

知的

東出昌大さんが世間を騒がせた件に関して擁護も非難もする気はありませんが、ご苦労(?)の結果、演技に深みが出たような気がするのは私だけではないでしょう。見事な役作りだったと思いますし、彼をキャスティングした製作者たちの英断には拍手です。ただ、色々な忖度が働いて、賞レースでは無視されるのでしょうね。。。
弁護士事務所で働く事務員が「幇助」という言葉を知らなかったり、都合よく飛行機が飛んでいたり、脚本に安易な箇所が散逸していたのが残念でした。あと、愛媛県警のブロックは丸々カットした方が観やすかったと思います。

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ハチ

4.5昼夜を問わず現場で働いている若い人たちへ

2022年11月23日
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『兎は薄氷に駆ける』という小説、『エルピス』というドラマ、『オフィサー・アンド・スパイ』という映画。
いずれも2022年に連載、放映、公開された冤罪に関連した作品。

古今東西、
立場が意見をつくる。

弁護人、検察官、
組織、個人、
警察官、開発者、
ユーザー、、、。

立場が違えば白にも黒にも、
何色にも転回してしまう?
のか?

2023年公開、
Winny、何があったのか?

何度もセリフで出てくる、
開発者が萎縮しない為に、
若き開発者の為に、、
表現とは、、、
Winnyとは、、、
ウイルスには何かしらの意図があったのか、
松山東署の件、、、等々。

作品や新しい何かを、
企画、開発、製作、
連載、放映、配信、公開など、
表現しようとしてる人たちへのエールにもなっている。

裁判所の場面を始めとした、
キャストの芝居のぶつかり合いもスリリングでおもしろい。

裁判所でのプログラムのシーン、涙。

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蛇足軒瞬平太