「アーミル・カーン最高だな」シークレット・スーパースター SUZUKI TOMONORIさんの映画レビュー(感想・評価)
アーミル・カーン最高だな
主演のザイラーはレスリングもできるし、歌も歌えるんだなあ。少女の心の動きの表現が素晴らしい。しっかりしているつもりだが、していない若さがとてもよくわかる。
お母さんが良かった。お父さんの怖さ加減も良かった。
ボーイフレンドのへこたれない感。素敵だ。
シャクティの元での歌手デビューまでのぶっつけ本番ぶりは若干リアリティを削いだが、アーミルの唯我独尊が面白い。
そして、やはりエンディングが興味深い。
この映画はコメディだぜ。
女性の人権とか母性愛の強さとか人間の強さとか夢を大切にとかそんな偉そうなことを言いたい映画じゃないすよ。
単なるおふざけ映画でCDも売りたいぜ。という照れ隠しのようなアーミルのノリがとても好きだ。
今回は突然みんなが歌い出すインドミュージカルも無いからより万人ウケするだろう。もっと多くの映画館でロードショーして欲しい。
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