「QとAの2部作だが、いろいる破綻」黒い乙女A ビン棒さんの映画レビュー(感想・評価)
QとAの2部作だが、いろいる破綻
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前後編2部作との事だが、本編は主人公が序盤、中盤、終盤
と極端に変貌し、とり憑いたものの所為だとしても不自然で
とってつけた感が否めない。
Qでの被害者視点編では無かった、意図的に削られたシーン
があるおかげで、一応ホラー風にはなっているが、主人公を
被害者風にした中盤の性格描写のせいで、主人公の不気味さが
感じられない。後半は超能力のようになってしまって、怖さが
微塵もない。
ラストの天変地異の出現と消失、もう一つの異形と赤ん坊が
とってつけた典型で、完全に蛇足。
そもそも、蔵の中の巻物は誰が書いた?
生存者は誰一人いなかったはず。こういう点にも気を使って
ほしい。
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