「【自分の人生を自ら鼓舞して、最期まで彩る事の大切さを描いた作品。】」チア・アップ! NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【自分の人生を自ら鼓舞して、最期まで彩る事の大切さを描いた作品。】
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ーマーサ(ダイアン・キートン)は、身近な数々の物を”遺品セール”で売り払い、新しい町に越してくる。そこは、人生の終末が近くなった人々が住む町であった。-
・新しい町の住人は女性比率が高く、隣人のシェリル(ジャッキー・ウィーバー)は派手な格好で、おしゃべり好き。
ーこのシェリルさんが、とても良い。押しの強さ、明るい、言うべきことはキッチリいう。思わず”大阪のおばさんか!”と心中軽く突っ込む。ー
他のチアリーディングクラブの面々も多士済々。嬉しかったのは、久しぶりのパム・グリア。-奪ったお金で、幸せになったんだね!-
愚かしき息子に自分の財産を管理されるちょっと可哀そうなおばさんや、不思議なナマステおばさんなどなど・・。
-愚かしき息子は当然、お仕置きされる・・。-
ここからは”予想通りに”物語は進むが全く嫌ではない。面白いし、少し涙ぐむシーンも幾つかある。
年齢差50歳のチア同士の友情や、居丈高な女性管理人の部下の男性の行動も良い。
チア・ダンスをテーマにした映画って、何で面白いんだろうなあ。人を鼓舞するからかなあ・・。
<それにしても、後期高齢の方々を描いた映画って、なんで女性が主人公だと、明るいトーンになり、男性が主人公だと暗めのトーンになるんだろう・・「終わった人」とかね。
まあ、答えは明白なんだよなあ・・。>
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