「【能年玲奈さんの透き通った美しい歌声に癒される・・・。】」星屑の町 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【能年玲奈さんの透き通った美しい歌声に癒される・・・。】
よくもまあ、これだけバックコーラスの似合う俳優さんをキャスティングしたモノだ。
”内山田洋とクール・ファイブ”で微かに覚えているのは、メインボーカルの前川清とリーダーの内山田さんのみ。(幼かったので、お許し願いたい・・)
今作のバックコーラスメンバーは個性的だが、ちょっと陰のあるおじさんたち。(売れないので奥さんに逃げられたり、博打に手を出して痛い目にあったり)
リーダーもお金には苦労しているようだ。
そんな中現れた”夢を諦めきれない”愛(能年玲奈:あえてこの名を記す・・)
彼女の歌声が実に良い。
というか、能年さんの”柔らかいが強い意志の伝わってくる声”が好きなのである。
劇中に数々歌われた昭和歌謡で知っていたのは、”恋の季節”だけであったが、彼女の”恋の季節”を聴けただけで満足である。
物語は、春風亭昇太の座布団取りなど小ネタを少し挟みながら、中年後期の人々が”さあ、もう少し人生、頑張ろう!”という流れで進む。
愛さんがグループを変わる部分とか、メインボーカルが戻って来るシーンなど少し違和感があるが、懐かしい東北弁(ちょっと、アクセントも気になったけれど・・)も聴けたし、良しとしたい。
たびたび、ごめんなさい
コメントいただきありがとうございました。
コロナ 映画館🎥でググりました。
尾張平野方面でしょうか。
愛知はいち早く封切りになることが多いですね うらやましい。幅広いラインナップで、そちらもうらやましいです。 では、また
NOBUさん、今晩は。共感ぽちり、ありがとうございました。
恋の季節は小学校低学年のときに、ホームルームみたいな時間に担任からなんかやりなさいとむちゃぶりされて、ひとりで歌った記憶があります。担任にはバカ受けでした。シルクハットはありませんでしたが、あるつもりで振り付けもやりました。
学園祭でコント赤信号を呼んで、体育館でライブをやってもらいました。小宮君とは控え室でがっちり握手しました。この映画のキャストは小宮君率いる演劇人の舞台の映画化で、卒業アルバムみたいなものであると認識しております。コロナ禍は本当についてない。NOBUさんのようにカラダを張って観賞してくれる人に小宮君になりかわりまして御礼申し上げます!
Bacchusさんからもコメントいただきましたが、愛がハローナイツを抜けたのは、愛の気持ちを汲んだキティ岩城が自分から小宮君に、「アタシがハローナイツに入るから、将来性のある愛はもっと若いグループに行かせてあげてよ」と、裏で手を回したんですよ。そうじゃないとキティと愛がライブハウスの非常階段でのふたりだけの場面が死んでしまうのです。キティが愛のお父さんはもうこの世にはいないよとキッパリいうセリフが生きて来ないのですよ。本当の父親探しを諦めて、あんたは若いんだから、もっと将来性のある道を行きなさいと自分を犠牲にしてくれたんだと思いました。本当はキティもどうせどさ回りするんなら、気の合うおっさんと旅をしたいんですよ。大人の女のカッコ良さですよ。自分で書き込んで、泣きそうだわ。では。