「ただ、真面目なだけの人間には少し辛いよ。」パリに見出されたピアニスト Hinotamaさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ、真面目なだけの人間には少し辛いよ。
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なんらかのの才能があり、見出され、成長し、
大成功をする、感動の映画!
というか、そうなんだけど、
若い頃はそういうのに憧れ、
自分も何かしらの才能があり、いつか自分も
成功するぞー!的に感動出来たはず。
でも、今はすこし複雑。
単純に努力して、ピアノコンクール目指すような
立場に立って考えると、かなり辛いよ。
現実には、そんな才能を持った人はひと握りなのが現実。
そして、
才能があるやつは、少しはめ外して、道を外れても結局見出されるのか?
そっちのほうが、有り得ない。
一度離れると、そのまま道を外れる。
でも、それじゃ映画にならないからな。
天才が努力し続けて、たどり着いた場所が
世界のトップであって欲しい。
イチローだって、王貞治だって、天才の努力の結果。
落合だって、最初から天才ではないけど、
自分で相当な努力したんだろうとは思う。
結果なんて、じつは誰にもわからない。
わかってれば、ドラフト1位がみんな活躍してる。
逆に言えば、イチローも、王さんも、たとえトップになれなくても、同じだけ努力はしたと思う。
一番上が見えてかけて、さらに努力した結果だと思う。
才能だけで、努力が足りないと、多少の活躍は出来るけど、
頂点には立てないし、立って欲しくない。
こういう映画に単純に感動出来なくてなって、
単純に真面目に努力するしか方法の無かった
自分には、少し悲しい。
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