「ザ・東映」初恋 talismanさんの映画レビュー(感想・評価)
ザ・東映
面白かった!三池監督の映画は初めてで、予備知識と期待は「ボクサー」と「内野聖陽」、この2つだけで見ました。でも、沢山のサプライズがあって嬉しくてウハウハしてしまった。
「ヒミズ」の染谷将太くん、すごくいい役者になったんだんね!有り得ない新しいヤクザを作り上げたね!この映画で最高の役だったかもしれない!
「いだてん」ロスの私にとっては、塩見三省さん(左耳のピアスがいかしてた)と三浦貴大くん(早めに殺されて残念)にスクリーンで出会えて嬉しかった。ベッキー、すごい!憑依系かな。
そしていかにも極道チックな「権藤」と言う名前で登場する内野聖陽の佇まいと表情と行動が、昭和の極道、仁!スマホのGPS見てちょっと触って「便利だな」とか、「極道に朝日は似合わない」と目をつぶりつつ、信じられない程の大量のパトカーに追われる姿、笑いを狙ってるのか何なのか、とにかく素敵でした。「しろうさ~ん❤」のケンジと大違いだし、ブラックペアンの佐伯教授とも全く異なっていて、素晴らしい役者さんだと改めて思いました!
エンドロールもかっこよかった!
レオくんは沖縄出身という設定?と、電車の中でモニカに音楽聞かせてあげる場面で思いました。ボクシングジムと沖縄音楽は、あんまり合わないかな、と思って。でも、ロープワークもかっこよく、ほどほどの筋肉に抑えて細身のボクサーの体を作るために努力したんだな、えらいな、と思いました。
あと、レオがボクサーの合間のバイトで、ラーメン屋の出前などやっていたのはとてもリアルでよかった。
talismanさんコメントありがとうございまし。たしかに普通の相手なら一撃で倒して欲しかったです。もっと体格差があったりキックを多用する中国憲法家ならいいのにと思いながら観てました。
そのかわり権藤と王の対決はカッコ良かったです
思い出しました!「洗い髪が芯まで濡れて」なんて言う一節がありましたね。二人でプール横のシャワーを浴びた後のシーンとか、まさに神田川やないですかw