「ウィルスミスW主演の宣伝に偽りなし」ジェミニマン りんたろさんの映画レビュー(感想・評価)
ウィルスミスW主演の宣伝に偽りなし
ウィルスミスによるウィルスミス好きの為の映画。
ウィルスミスW主演という、ウケ狙い感満載の宣伝文句でしたが、確かにその言葉がガッチリはまってる感想です。
クローン側のウィルスミスも単なる敵ではなく、主役ばりにフォーカスされる。
前田有一曰く、クローン側をつくる技術は相当なもので、クローンはウィルスミスのギャラの倍だそうです。笑
映像革命がとんでもない。
監督が理想通りの映像を見るには、そんじょそこらの映画館では再現できないみたいで、関東では我らが埼玉のmovixさいたまだけ。
近くにいるならば見に行きたかったけど、仕方なく普通の映画館で見た。
映像はすごいよ確かに。素人目でも(事前に知っていれば)確かにな、と思えるレベル。
それを強調したいからか、やたらと俳優単体に寄りまくった台詞シーンが多いのが気になる。笑
アクションもこれまた激しい。
通称実写風アニメのクローンのアクションたらエキサイティング。
バイクシーンもラストのバトルも目まぐるしい格闘を見せてくれるので満足。
ちなみに内容は無い。
カタカナの地名と人名が溢れるので正直着いていけない。
疲れて眠かったのもあるけど、黒幕とか黒幕の黒幕とかの名前が飛び交うのをただ聞いてるだけ。
でも、ウィルスミスが好きならそこそこの満足は得れるよ。
本物がクローンに話しかける内容なんて、現実世界のウィルスミスが過去の自分に話してる気分に錯覚する。
ウィルスミス嫌いなら見ない方がいい。そもそも見ないと思うけど、絶対見ない方がいい。笑
アイロボットとかアイアムレジェンドとかバッドボーイとか懐かしいなぁ。アラジンも良かったね。
映画のウィルスミスは凄腕スナイパーだけど、映画界を牽引してきたという意味では現実のウィルスミスも貫禄あるよ。
そんな彼に賛辞を送りたい人は見よう。
しかし、それだけでは高得点を上げられないので3.5点です。
期待通りだけど、期待を超えてくれないと、4点以上はあげられませんな。