「フローリアン、アスカ、117クーペ、ジェミニマン!はーしれ、走れ、いすゞの乗用車♪」ジェミニマン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
フローリアン、アスカ、117クーペ、ジェミニマン!はーしれ、走れ、いすゞの乗用車♪
ジェームズ・ブラウンがかかるかと思えばレイ・チャールズだったし、マ・ドンソク登場か?と思えばベネディクト・ウォンだったし、ジョン・ウーでもないのに鳩が飛び立ったし、予測不可能な映画だった(どんな意味じゃ)。
とにかく、若作りしたウィル・スミスの特殊メイクが気になりっぱなしで、ところどころスタントマンやろ!と、思わせたりする特撮技術が凄かったです。スタントで言えば、オフロードバイクの前輪だけブレーキを掛けて、後輪を振り回して武器にしちゃうやつがマジで怖かった。それから、23歳童貞ってすぐわかるってことは、大人のヘンリーもそうだったからだろうな・・・軍隊やら政府諜報機関やら忙しそうですもんね。そんな政府の機関がCIAじゃなくDIA(国防情報局)ってところもなかなか。愛国心の塊ってのもその所以か。
まぁ、はっきり言って、クローン技術を軍事利用するということへの問題点だとか、そのあたりのメッセージを伝えてほしかったし、仲良く親子のようにハッピーエンドに向かうってのもつまらない。同じDNAを持つ人間がいることへの敵意とか葛藤とか、ほとんどないのが残念でした。
kossyさんへ
スンマセン、操作ミスりました。
俺、長年、超偏屈な映画の見方をして来ました。えり好みが激しいんです。「全米一」とか「オスカー最有力候補」なんて言うコピーに飾られた映画は、一本も観たことが無いくらいの偏屈者でした(過去完了形)!
アクションは鑑賞対象外だったので、私にとってアン・リーと言えばライフ・オブ・パイなんですw
最近、クライブ・オーウェンとジェラルド・バトラーですらどっちやっけとなります。エリカ・クリステンセンとジュリア・スタイルズ、フランカ・ポテンテ、ミシェル・モナハン、個人的にこの4人は超難問。