ワイルド・レースのレビュー・感想・評価
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父子のレース愛
マンロー家は親子3代のレーシング一家、父親はサム・マンロー(ジョン・トラボルタ)、息子カム(トビー・セバスチャン)。カムは父のクラブのレーサーだったが車の故障で勝てず、資金豊富なライバルチームに移籍してしまう。なんと怒った父親はレーサーに復帰して息子と争うことに・・。
レースはダートトラックレースで未舗装の楕円周回路でのスピードを競います。低グリップのダート路面なので後輪を大きくスライドさせるドリフト走法でコーナリング、常に200マイル(320 km/h)近いスピードでバンパーtoバンパーの超接近戦を繰り広げ、事故確率が異常とも言えるほど高い危険なレース。案の定、父子の衝突事故、幸い命は無事で後悔した父は息子の為に最強の車を手に入れようと妻の形見のマスタングを売り、昔、ワニから助けた釣り友達の支援により何とか入手成功、息子のレース復帰に全力投球いたします・・。
まあ、レース映画と言うよりは父子のレース愛と親子の絆のファミリードラマに寄せている感じでした。
文化の違いなのかな・・・
草カーレースチームのオーナーと、ライバルチームに移籍したドライバーであるその息子の絆の物語。
全てに底の浅さを感じてしまう映画です。
「ライバルチームの悪役設定」、「息子の父親への反発理由」等、重要な点で説明不足が目立ち、映画に感情移入が出来ません。
特に「息子の父親への反発」。息子は既に結婚している20代。しっかりとした反発理由を映さないと、息子が「父親に八つ当たりしている」だけに見えてしまい、共感を覚えません。
レースシーンも迫力不足ですし、分かり難い。
草カーレースの存在や家族愛等、日米の文化の違いもあるのかもしれません。しかし、私的な評価は極めて辛口になりました。
マスタングファンなら必見
サクっと観れるレース映画。トラボルタの髪の毛はヅラなんだろうけど、髭とマッチしていて違和感がない。カツラ技術も進んでるな~というのが第一印象。
そんなトラボルタは現役レーサーを引退して息子キャムがチャンピオンになることを夢見ていたが、あっさりとライバルのボブ・リンスキー(マイケル・マドセン)に引き抜かれてしまう。あぁ、親子の確執やいかに・・・と思いきや、なんだかあっさりと現役に復帰してしまうトラボルタ演ずるサム・マンロー。いいのか?
ボブ・リンスキーはひどい奴だと仲間と言いつつも、あっさりし過ぎているために、それほど酷さを感じない。サムとキャムがクラッシュしたという重大事故があったのもリンスキーの策略だと言ってたのに誰も追及しない・・・
とにかく人間関係も確執もあっさり描きすぎなのだ。尺が短いという素晴らしさは評価できるし、マスタング8万ドルで売れるという事実がわかったことなど、いいシーンはあるのにね・・・
オヤジは最早伝説レベル!?
元ダートトラックレーサーでチャンプの父親のチームでレーサーをする息子が、車への不満からライバルチームに移籍したことから父親が復帰し奮起する話。
才能に恵まれ実力は優勝候補だけどマシントラブルに泣かされて…って親父が乗ったら壊れないしめちゃくちゃ速いw壊さないのもテクニックかも知れないけどね。
ダートトラックレースの知見が無く、レギュレーションとか実際のレース展開良く判らないけど、ご都合主義どころか無茶苦茶な出来事の数々で突っ込みどころ満載。
とはいえこういう作品は判りやすくて単純なところが良いところ。だから突っ込みは無用。
色々先が読めるところもあるけれど面白かった。…あっ、でも午後ロー系レベルでの話ね。
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