「最後の締め方がまさに「完璧(パーフェクション)」」パーフェクション かちかち映画速報さんの映画レビュー(感想・評価)
最後の締め方がまさに「完璧(パーフェクション)」
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音楽メインのほんわかしたストーリーかと思いきや、ミステリー要素満載で面白かった。
最初は静かめで地味そうな映画に感じで退屈な印象を受けた。しかし、リジーが虫を吐き腕を斬ってからはどんどん加速。シャーロットの嫉妬で始まり、リジーが復讐する話なのか?と思わせてから、アントンたちの教育の実態が明かされてびっくり。
実はあの時...のシーンで回想を使わず、巻き戻しで遡るのは斬新だった。音楽映画だからCDの巻き戻しを意識してるのかな。
リジーを救い出すとはいえ、腕を切り落とすのはすごい決断。洗脳を解くにはあそこまでしないと駄目なんだろうなぁ。アントンたちのカルト教育はただのレイプで気持ち悪い。
最後アントンの前でシャーロット&リジーが二重演奏するのは痛快。四肢を潰されたアントンは耳だけで二人の完璧な演奏をたっぷり堪能できるのである意味幸せかもしれない。ただころ
題名と最後の締め方がまさに「完璧(パーフェクション)」。題名と内容がしっくり来る映画はなかなか無いので印象的だ。
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