シライサンのレビュー・感想・評価
全67件中、1~20件目を表示
あまりにも薄味なホラー
メインの2人が妙に落ち着き払っていて全体的にあっさりとした印象です。
うるさいだけのホラーは好きではないのですが、逆にここまで反応が薄いと、何を見せられているのか…という気持ちになります。
静かな気味悪さが演出されるわけでもなく淡々と進んでいきます。
恐怖体験だけではなく、友人との会話も何もかも薄く、SNSの話のくだりはコミュ障のやり取りのようです。
知り合って間もなく突然自宅に呼び夕食を2人でとるという距離感バグと、弾まない会話に違う恐怖を覚えます。
女の子はおとなしめで友達が少ないという設定だったので分かりますがもう1人は一体…?
呪いにかかった人数とシライサンがくる確率を計算して、世界中に噂を広めればシライサンに狙われる確率は下がる、というようなシーンはまあまあ好きでした。
終盤の「シライサンのシライは死が来る、死(シ)来(ライ)」と突然の親父ギャグには困惑です。
2人の反応も「あ、はい…」という感じで、やっぱり空気の読めない事を言ってすべったコミュ障にしか見えません。
なんというかイマイチ突出したものがなくB級好きにも勧めにくいです。
"シライサン"の容姿が不気味だったけど、ホラー苦手でも全体的にはそ...
"シライサン"の容姿が不気味だったけど、ホラー苦手でも全体的にはそこまで怖くなかった。
のっぺり
飯豊まりえさんが目を離しすぎ。
その後のシーンで凝視し始めても、もはや「目を離すなー!」という緊張感がなくなってもったいない。
(せっかく「2時間ぐらい目を離さなかったら助かる」のだから、もっとねばってよ!)
さらに、ここもジャーナリストが後々襲われるシーンも、目を逸らさせようと「過去の後悔」が話しかけてくるといういいスパイスがあるのだから、もっと美味しく料理して欲しかった〜。
「一緒にいるもう一人が見てればいいルール」は、もちろん原作からあるのだろうけど、そのルール発見するシーンなかった気がする。
あったのかな。
急に「俺が見ておく!」となっててびっくりした。
見落としたかな、わたし。とにかくこのシーンが、短いのに観客の集中力を削ぐシーンになってしまった気がする。
ただでもそのシーンが異常に短くあっさり終わっちゃうので重要視しなかったのか。
あっさり2人で目を覚まして「助かった!」ってすっ飛ばされるのもなぁ..
他を工夫してここに怖さ持ってきてほしかった。
尺的にも、時間半とコンパクトなんだから、もっとたっぷりここでぐったりさせてもよかったのでは、、
で、ちょっとホッとしたところでミゾロギ博士の研究内容の話し。(ここにこのM掛ける感じなら、前がやや重い方がいい気がする)
ジャーナリストさん、飯豊まりえ、死んでるかもしれんぐらい負傷させたのに「すまない」で走り去るのも不自然。
(これは縁起の力量?)
シーンの運びも演技ものっぺり均等な印象。。
撮影が2日ほど伸びると予算オーバーしちゃうのでしょうか。
どんな風に、予算と脚本と演出、尺を戦わせて映画ができるのか、想像してしまう。実際、どんな風なんだろう?
作品を引き締める、はっとする演技をしてくれたのは、
最初に怪談を話す染谷将太さん。
さすがお上手だなぁ、、
あと、がっつり映りまくるシライサンの顔も、わりと良かったです。
薄っっぺらww
ナニコレww呪いって順番待ちなのwwマジで腹イタイ!!伝播させるっていう設定も使い古されたオマージュならぬパクリだし、その結論に辿り着く道筋も強引(笑)!そして記憶なくせば呪われないのかよ(笑)人気お取り寄せグルメじゃあるまいし、「あなたは〇〇年待ちです」とか、誰か1人くらい笑いこらえてた関係者いただろ(笑) ネタバレマークなんかつけーねーよ(笑)これを読まずに本編を観ても、ガッカリ度合に影響はない。
なんとまぁ稚拙な
アマプラでチラ見しました。 これ、劇場公開したんですかね?なかなかここまで酷いのは最近見てなかったらビックリしました。ツッコミ所多くて笑いながら見てしまいましたよ。 カメラ画質もキライだなぁ。。白飛び多いハイキーなところが多くて、昼間の風景なんてほとんど明るいとこ飛んでるし。。これが学生作品ならまぁ、許せますけどね。。プロがこれじゃお金取れませんよね。最近また洋画邦画共にホラーが盛り上がってきた所に水を差すような作品だと感じました。Jホラー特有のジメジメした質感、日本人だからこそ共感できる土着的な怖さなどが内容共に伝わってきませんでした。キングボンビーみたいなシライサンがコッチに歩いて来る時に少し身体が傾くのは、黒沢清監督の回路に出てくる女オバケのオマージュかな? 主人公が手を振り払った事に対して凄く後悔してる描写があるけど、引っ掻かれたらそりゃ親の手でも振り払うわ。呪い系の怖い話なんて、今時大学生が怖がる?自分の名前名乗る時にサン付け?もう1人が眼を見てれば助かるハズ!って何なの?最後いきなり数学的考察? 数年後のカルト映画にさえもなってないであろう振り切れなさぶり。 色々と残念でした。 〜劇終〜
完全な不完全燃焼
媒体が映画でもドラマでもゲームでも、一番やってはならないと思うパターンのうちの一つに落ち着いてしまった映画だと感じました。
伏線になりそうなものや、今後の展開を期待させるようなフラグメントを、
撒き餌のようにある程度バラまいておいて、じゃあいよいよお楽しみタイムかな?
となったあたりで強制終了。
少年漫画のバトルものに例えるなら、ラスボス、あるいは中ボスとの闘いのために、主人公や仲間たちが必死に修行し、いよいよ最後の闘いだぜ!という場面で何の脈絡もなく打ち切りみたいな。
がっかり感半端ないですよ。
乙一さんの原作作品で好きなものもたくさんあったのですが、この映画を見る限りにおいては、今回は残念極まる内容でした。
どっかで見たシチュエーション
リングの感じからは抜けられないのかな
怖い話を聞いてその名前を聞いたら呪われる
次々と目が破裂して説明のつかない死が連鎖する
知り合いがつながっていき
大元の話を聞いた旅館に行く
登場人物の中にマスコミの人がいて追及していく
呪いの解き方はわかるが結局・・・
どこかで見た演出やシチュエーションで
目新しさはなかったわ
終わり方もはっきりすれば良いのにって思う
出てる役者さんは良いのにね
飯豊さんは目を引く良い表情や自然さが良かった
谷村さんも歳いったなーって
染谷さん出てきた時、おっ!てなった
何で呪いの連鎖が起こっているのか
そこをさこちらに考えさせるにしても
想像させる怖さっていうのはそこ明確な理由を描かなくても
しっかり設定が出来ていることが大切なような、
なんだかフワッとしてたなぁ
あの呪術の村で全員死んだ理由もさらっとしてたし
とても強い霊能者が死んでなおなんでずっと呪ってるのか
そこんところを強く出すなり上手くやらないと
物語が薄っぺらくなるななんて
じゃー振り切って呪怨みたいにわかりやすい
怖い映像ってわけでもない
なんか演者は頑張ってたからもったいない
たまたまこないだ松島菜々子と真田広之のリング見て
何回見ても面白い
これホラー作る人は意識しないで物作りするのは無理か笑
そりゃないぜー乙一先生
乙一が監督していると聞いてネトフリで視聴。割りと良くある民間伝承をベースにしたホラーなのだが…
まず設定は大体どうでもいい。言い方を変えれば必然性がまるでないので腑に落ちない。
・タイトルのシライサンの漢字は白井さん?死来さん?とあるが、本質にはまるで意味をなさないので物語的には大差なし。そこから話は発展しないし。
・曰く呪詛を生業とした村の特別力の強い者がいたからその者ではないか…なんで急に盲滅法呪いはじめてんだよ
・見ている間は相手も動けず呪われない設定は恐らく生前の術者を封印していたお札に由来していると思われる。すると力が強すぎた術者を村の者が制御出来なくなって封印。それを恨んで呪い始めたというところでしょうか。↑の答えにもなりますね、多分。
それから亡くなった連中が揃いも揃って生者を殺しにくるシステムはなんなん。ただの幻覚なんかな。
全体的に説明は不足しているのでまぁ雰囲気と想像を楽しむ映画なのかな。
悪いところばかり書きましたけどヒロインは可愛いし他にいくらでも酷いジャパニーズホラーはあるから見てもいいんじゃないかな。
ただオチは全くスッキリしないからカタルシスみたいなものは期待できないね。
あとヒロインは記憶を失い呪いから逃げられたようですけど、焦げた焼き魚食べた拍子に記憶が戻ったりしたら大変だなと思いました。どーでもいいですね。
ジャパニーズホラー
乙一が脚本・監督しているホラー映画。 昔、乙一の本好きで見てたなー。 ホラー映画としてはそんなにというか、全然怖くなかった。 目が破裂するところが気持ち悪いだけかな。 けど、ストーリーはなかなか楽しめた。 シライサンめっちゃ登場するのが斬新! 中盤から愛着湧いてきてかわいくさえ見える。 あ、エンドロールで流れる曲が1番不気味で怖かったかも。
世にも奇妙な物語物語の方がまだ怖い
小説家の乙一は何冊か読んで面白かったと記憶している。
その彼の監督であるにも関わらずなんという幼稚な話であったか?
ラストの車が故障した件が一番の盛り上げたかったシーンなのか?
パソコンの取り合いシーンはマジ苦笑いだった。
その作家が何故に監督をやろうと思ったのか?
それ程までに彼に自信作だったのかわからない。
役者が軒並み大根なのは何なのか?
地下の舞台役者でももう少しマシなのがいくらでも居たのではないだろうか?
また演出もひどい。
何度吹き出しそうになったか!コメディなのか?セリフや通行人、冒頭で見るのやめようかと
思ったけど、もしかしたら。。。という思いもあり最後まで見てしまった。
シライサンのメイクも酷いし、衣装も新しそうで何より😅
雰囲気作りとか考えないのかな?あんな明るい場所でよくもまあ、
堂々と登場させたもんだ。
ただダメ出しを書き連ねても仕方ないのでもう終わりにするが、
作家ならせめてストーリーや設定などはしっかりさせて欲しい。
ただ監督やってみたかった感がすごく、彼には小説で頑張ってほしいと思う。
ホラーとしては王道だけど、
何とも不完全燃焼。 伝染系の怪談が題材っぽいけどちょっと微妙でした。やっぱりこの手の怪談は結末をぼかしてこそ怖いんだよな。 普通は怪異が来る前に元凶を叩くところだけど、主人公達の怪異回避後に元凶について迫るのはちょっと新しいと思いました。 図書館で元ネタと思われる資料を見つけ、考察を述べて終わりでも良かったとおもうけど、その先の展開がちょっと残念だったかな。 でも伝染系の怪談の回避策はあれでいいのかね?多分誰でも一回は考えそうだけど。
【”メメント・モリ” 言ってはいけない事を、”絶対に言っては駄目だよ・・”と言いながらペラペラ喋っていると、ロクな事はありません・・。】
ー 安達寛高監督が、「乙一」であることを知り、鑑賞。初長編監督作だそうである。- ■感想 ・序盤から、””瑞紀”を演じた飯豊まりえさんは、主人公だから、絶対に死なない・・、筈”” と念仏のように脳内で唱えながら、鑑賞。 ・”心不全”で、目が破裂するってどうだろう・・。怖いなあ・・。 ・”目隠し村”・・・日本には、色んな怖い村があるなあ・・。”樹海村”とか・・。 ・民俗学には、ホラー要素が一杯だね! ・リスク分散のために、SNSで”全くシライサンを知らない人達”に情報を拡散させるのはどうだろう・・、忍成さん・・。 因果応報。 ・シライサンを漢字で書くと、白井さんではなくて、死来さんなんだね! ・”瑞紀”の顛末は、”成程なあ・・” <どうも、ホラー映画のレビューを書くと、お茶らけたものになってしまう・・。 期待したのだけれどもなあ・・。>
わはは。嫌いじゃない。 ちゃんと怖いし下品な感動モノに行かなかった...
わはは。嫌いじゃない。 ちゃんと怖いし下品な感動モノに行かなかったし、謎解きに走らなかったし、スゴイ。 けっこう宣伝してたから、メジャーなのかと思いきや、C級だった。呪怨ドラマ版ぽい。 満載のツッコミどころも皆さんの舞台俳優みたいな演技も、一周まわって快感に。 シライさんの設定がブレブレだったけど、まあ良いか! 突然の染谷くんは何だったの?
シライサンに呪われる
シライサンが出てくる怖い話を聞いてしまうと呪われてしまう、という理不尽なホラー。 このシライサン、いったい何が気に入らないのか分からない。
染谷くんの語りが雰囲気あったなぁ
観たら、聞いたら感染る。
ジャパニーズホラーでは古典的な手法だけど、わたしはそれなりに楽しめました。
シライサン、初見ではこわっ!って思ったけど出てくる頻度がなかなかに高く、しかも見続けなくてはいけないっていう設定のため、見慣れちゃう。後半あんまり怖くなくなってしまってちょっと残念だったかなぁ。
作中の考察は面白かったし、それも含めてわたし達を巻き込んでる気がして物語に深みが出た気がします。
スッキリはしなかったかな、え、あの人はどうなったの?結局シライサンて?って感じで終わっちゃいました。儀式や風習好きな身としてはもう少しシライサン側の背景も掘り下げて欲しかった気持ち。原作も併せて読むと楽しめるのかしら。
初めまして。この度Jホラーに新しくやって参りました死来さんです
白井さんが来る。 じゃあ、お茶の用意しなきゃねぇ~。 …ってそんな呑気な事じゃなくて、 貞子さん、伽耶子さんに続いて、Jホラーに新たな怖女キャラが誕生。 それが、白井さん。もとい、シライサン。 ビジュアルは完璧。青白い顔、長い黒髪、そして異常に大きい目…。 「次は、お前だ!」的な話を聞くと現れる。 現れる前は鈴の音が鳴る。 最大の特徴は、目を逸らさない事。 目を逸らすと、自分は目が破裂して死ぬ。 つまり現れたら、不気味なシライサンをずっと見続けなければならない。何時間でも。 忍耐勝負だが、シライサンも目を逸らさせるような卑怯な手を使う。 そのビデオテープを見たら7日後に死ぬ、その家に住んだら呪い憑かれて死ぬ、目を逸らしたら死ぬ…さて、アナタはどれがお好み? 話は… シライサンによって親友が死んだ瑞紀。 同じく、弟が死んだ春男。 フリーライターの間宮と共に、シライサンの謎に迫っていく…。 話自体はJホラーのあるある。 …いや、はっきり言ってしまおう。寄せ集めの劣化版。 非常に平凡どころか、つまらない。 これが映画初主演の飯豊まりえは可愛いが、登場人物は皆薄っぺらい。(唯一、出番は僅かだがシライサンの怪談話をする染谷将太はさすが印象的) 一応終盤はシライサン誕生秘話、それにまつわる歴史に葬られた村や風習も描かれるが、『犬鳴村』と比べると圧倒的に惹き付けられる要素に欠ける。 呪いを防ごうとするトンデモな方法、何だか中途半端な終わり方…。 人気作家の初監督/オリジナル脚本作らしいが、う~ん…。 Jホラーに新たな怖女誕生!…なんて大々的に書いたが、 果たして、死来さんはまた来るのか(続編あるのか)…? もう2度と来なさそうな…。
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