劇場公開日 2019年7月26日

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「釜山港へ帰れ」ヒョンジェ 釜山港の兄弟 kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0釜山港へ帰れ

2020年7月9日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 脚本も編集も雑なために全く感情移入できないし、いくら暴力団の内部抗争があるとはいえ、人を殺しすぎる・・・。小児がんの娘を抱えるカン刑事を殺すまで酷い奴らだったのか!また、映画『タイタニック』を見に行こうとチャンミを誘っていたテジュとテソンが高校生の頃、その頃にデジカメは普及してないよね?などと粗まで探してしまいました(あったのは確かだけど、かなり高価)。

 テソンのライバルとなるサンドゥという男が気味悪いのですが、こんな奴が後継者向きか?とも思いつつ、彼らもみな幼なじみだったはず。因果関係やマリップカーンとシェーンのどちらにつくか、そしてカジノとリゾートホテルの問題もかなりおざなりだし、国宝級の宝についても意味不明。日本のヤクザ林が出てきたときには笑ってしまうほど日本語が下手だった。むしろサンドゥの方が上手い!

 とにかく主演二人の若手俳優を育てるためだけの映画だった気がします。途中とエンディングで韓国版「釜山港へ帰れ」が流れるのですが、多分歌詞は従来のイメージと全く違い、この映画のための歌詞なんじゃないかと感じました。この歌が好きな人にはお勧めかも・・・

kossy