思い、思われ、ふり、ふられのレビュー・感想・評価
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アオハルのピュアラブストーリー
キミスイを3年前に観てからすっかり浜辺美波
大ファンになってしまったので、この映画も
楽しみにしていました。
事前にYouTubeで浜辺さんと北村さんコンビの
映画ネタもたくさん見ていたので、所々のシーンで
あ、この撮影の時こんなんだったんだなと
想像しながら鑑賞を楽しめました。
ストーリーはだいたい想像通りの展開で、
気持ちが晴れやかになるピュアラブストーリーです。
登場人物が皆美しく、映像美が心を洗ってくれます。
浜辺美波さんはこの映画でもピカイチに綺麗だった!
浴衣姿と、学校の屋上で撮ったファインダー越しの
顔は、誰でもドキュンとしちゃうのでは?
高校の文化祭の様子とか、まさにアオハルそのもの。
50目前のおじさんも、昔を思い出して心が若返り
ます。美しい映像を有難う!
浜辺さんと北村さん、この映画で二本目のコンビだと
思うけど、そのうち本当に結婚してしまうのでは?
今後も素敵な女優、俳優で活躍して欲しいな。
目の保養にもお勧めの映画でした。
語義通りの役不足
両想いの二人が、両親の再婚で家族になってしまい、しかも同居だし……という、何回描かれたんだっていうありがちな設定で、ありがちでない結論にもってく話だったのね。工夫してるなとは思ったけど、ありがちでない結論なら、ありがちな設定いらなかったなと思ったの。
主演は浜辺美波なのね。もう、うまい。色んな表情観せて「浜辺美波が居れば映画になる」と思ったからね。でも、この役、浜辺美波でなくて十分だよね。
全体の演技も、わざと訥々と演技っぽくやってるしね、こんなにうまい女優さんを使わない方が、作品のテイストに合ってると思ったの。
話も不思議な話なんだよね。「うわ、ベタベタの少女マンガ。しかもいつの時代の?」っていう展開でくるんだけど、そうだとすると主人公は由奈(福本莉子)になることが多いのね。一般ピープルだけど、ひょんなことから学園の有名人たちと絡みがあって、それでちょっとだけ勇気を出して行動すると、それが有名人たちに大きな影響を与えるっていう。読者が自分を投影しやすいキャラになるから。
でも主人公は浜辺美波。それで焦点が定まらないんだけど「群像劇かな、これは」と思ってから、なんか納得して観られた。
浜辺美波が観られて楽しかったけど、語義通りの役不足だったから、やっぱり浜辺美波が主演のときは監督は月川翔さんでお願いします。
三木監督の画はこだわりあって良いなと思いました。
ただの恋愛映画ではなく、人の変わり方を示唆する映画
良かった
いい❣️
本当にこのタイトル通り
ただの恋愛映画と侮ることなかれ
すてきな青春っていいですね!
青春時代のピュアな恋、そして夢❗️
おじさんが観るには、ちょっとイタイかもしれない作品ですが、『キミ膵』の2人が主演ということと、レビューの点数も高かったので、若い子達に混じって鑑賞(笑)
結論から言えば、おじさんにとっても青春プレイバックのなかなか良い作品で、入り込んでしまいました。青春時代の片思いのピュアな恋心を中心に、少女マンガが原作らしい胸キュンストーリー。
でも、それだけでなく、様々な事情を抱える家庭環境や、将来に向けて夢を追いかける姿など、同世代の人達にしたら、いろんな意味で共感できる内容だったのではないかな。
ラストも、思っていた展開とは違いましたが、誰も傷つかない、爽やかフィナーレ。そこに、大好きな、ヒゲダンの『115万キロのフィルム』が流れ、あまりにもピッタリな憎いエンディング♫
リオとアカリの義姉弟、カズとユナの幼なじみの4人が、それぞれに個性がある美男美女ばかりというシチュエーションも、少女マンガらしい。現実には、絶対に、あり得ないからこそ、観る人に夢を与えてくれるのかも(笑)
実は娘が、原作者の咲坂さんと同じく『別マ』を中心にマンガ家してるので、娘の作品も、いつかこうして映画化されたら…なんて思いながら鑑賞しました。
普通に爽やかな後味の映画でした
爽やかで瑞々しい4人の青春をまとめた演出と脚本が素晴らしい。おススメな良作です
同じマンションに住む女子高生、夢見がちでおとなしい 由奈と明るく積極的な山本朱理は、ある出会いを切っ掛けに友人となる。
二人にはそれぞれ、映画好きな幼馴染の乾とクールで血縁のない弟の山本理央が間近にいる。
由奈は理央に一目惚れして彼を好きなる事で前向きなに変わってゆく。
朱理は、乾に惹かれるが、何処か素直なれない。
一年に渡る4人の恋の行方を、に明るく爽やかに、オーソドックスで説明的にならずにまとめた、演出と脚本が素晴らしい。
コミックが12巻ある原作を124分にまとめている為、4人の心境を、モノローグで説明しているところもあるが、大半は演出・演技で示されて淀みなく進み、極端に劇的な展開とか大声で泣き叫ぶ場面ないのは、好感が持てる。
たまに原作にないドロドロ展開や解釈を追加してしまう作品もあるので。
前半は、春の雨を背景に語られる戸惑いと告白、すれ違いの夏祭りと文化祭が、きっかけでのお互いの気持ちに気付く辺りの自然さがとてもよい。
主役男子二人が、『マッドマックス 怒りのデスロード』で意気投合する場面は、ボンクラ感も含めての好感が持てるのと、二人の異性への意識を垣間見る事が出来る。
『マッドマックス 怒りのデスロード』の持つシンプルでオーソドックスでパワフルな映画構造と今の女性へのメッセージと共鳴を、監督が示したかったのだろうと推測する。
何故なら『マッドマックス 怒りのデスロード』は女性キャラクターの造形にあたって現代フェミニズムの作家イブ・エンスラーをアドバイザーにしている。
女性を物扱いする権力者に、立ち向かう女性達と過去に女性を救えなかった贖罪を抱えるマックスの物語なので、今女性を描くなら考慮しなければいけない作品。
主役男女4人ともに、キャラクターを掴み演出意図にも的確な演技で応えて、オーソドックスな物語に輝きと力強さを与えている。
特に朱理が、初めて乾に会うところの視線の演技演出は、上手いと思う。ここで無意識のうちに惹かれていると思えるから。
中盤のクライマックスになる文化祭の雰囲気がエキストラ達の扱いやチョットした美術と小道具も含めてとても良く出来ている。
気になるところは、文化祭の時に現れる朱理の元彼が、後に影響を与える台詞を放ちそのまま消える便利キャラで唐突感が強い。
進行上仕方ないのかもしれないが、偶然目撃しちゃったパターンが割とあるのと、親が殆ど背景なのは、不自然な印象。
些細な事だが、部屋で勉強してる時や図書館の場面は、照明が雰囲気ライティングで、普通に考えると手元が暗くて勉強し難いと思える。
撮影全体は、とても良くて、高台の街並みも魅力的。
撮影の柳田裕男は「ちはやふる」シリーズ知ったが、被写界深度の浅いボケ味の強い絵を多用して個人的には、やり過ぎな印象だったが、今回は、適度な距離を保ている。
繰り返しになるかとですが、爽やかで瑞々しい4人の青春をまとめた三木孝浩演出と脚本が素晴らしいので、おススメな良作です。
高校生のキラキラ恋愛、だけじゃない
美波さま、、、。
久しぶりに映画館に行った気がする。
まずは、美波ちゃんがこんなに大人になったのかと、感動した。主演女優になったんだと映画をみて改めて実感。嬉しくもあり、寂しくもある気持ち。
映画のテーマは、素直になること。なのかなと自己解釈。
内容としては、青春映画味が強すぎない印象だった。きゅんきゅん、どきどきっていうより、キャラクターの葛藤が役者さんのセリフ、表情からすごく感じとれる作品だったと個人的に思う。原作のいいところを損なわないように感じたため、原作ファンも安心してみれるのではないかと思う。
ただ、理央役の北村さんが原作と少し違うかなと。原作のキャラクターより大人な感じで色気がすごいなと。しかし、そこが北村さんのいいところであり、原作と違う北村さんのカラーがあったからこそ作品のまとまりだったり、キャラクター別の個性を感じることができた。
100%原作と重ねてみることはすすめない。(原作があるものには全て共通していえることだが、、、)
従来の青春映画よりも大人も見やすい作品だったと思う。
大人も葛藤があるけれど、大人になりきれていないが子どもでもない高校生たちも同じように葛藤があって道を歩んでいくんだと感じた。
内容は、告り、告られ、ふり、ふられ
さすがに少女漫画の世界だ!と思っていた前半部分。男のくせに少女漫画をけっこう読んでいた小学生時代があったものですから、このパターンは今までいくつか見てきた。最初は二卵性双生児による近親相〇ものかと思わせておいて、実は親同士が再婚して連れ子同士が義理の姉弟になってしまったという、軽くジャブを食らったような気分でした。血の繋がってない、あくまでも義理なんだから結婚はできるよ!と、小学生ながらにも覚えた知識だった。
“ありがチュー”という言葉も流行りそうな気がしたのですが、多分コロナ禍ではムリだろうし、マスク越しの“マスクチュー”の方が流行りそうです。そんな少女漫画をおっさんが楽しめるかよ!とたかをくくって上から目線で観ていたのに、あれやこれやで最後には感動の涙。単に石川県の星・浜辺美波を見に行っただけだったし、意外と儲けもの作品になりました。
また、映画好きの方なら知っている『アバウト・タイム』にかなり重点が置かれてた。『ラブ・アクチュアリー』と同じ監督だしという台詞もあるし、和臣の部屋には『ボーン・アイデンティティ』のポスターも貼ってあるし、テレビでは『8miles』が流れているし、DVDだらけもオタクっぽくて・・・映画ファン向けの作品だったことも確か。そんでもって、最後にはタイムトラベルしちゃうんじゃない?などと勝手な想像まで膨らんできました。
高校1年生4人のそれぞれの思い。通訳になりたい朱里、映画監督になりたい和臣。それぞれが夢を持ち、家族への思いも自己犠牲によって崩壊させない努力がそのまま性格形成に繋がっている設定もいい。振られたほうがスッキリして、前向きになれるというテーマも素敵だし、映画関係に進みたいという夢がそのままヒゲダンのテーマ曲に繋がる演出が見事すぎる!
こうなったら“ふりふら”というタイトルからフニクリフニクラを想像してしまったことも謝ります。文化祭の後夜祭で流れると予想したのに、まったく的中しませんでした。でも、終わった後に口ずさむのは「夢をあきらめないで」なんかもいいし、10年後くらいには「夢見る少女じゃいられない」とか歌ってそうなんですよね・・・で、ニキビ占いの話はなし?アニメも公開されるみたいけど、キミスイパターンなの?
うんうん、よきかな
素直に楽しめる映画でしたね、うん。たぶん俳優陣がみんな好きってのが強いかもしれない。
ストーリーはもっと姉弟なのに好きな気持ちを押し殺して、でも好きみたいなのかと勝手に思ってましたが、全然違い、もっと色々な要素の絡んだ映画でした。
恋を通じて成長していくのはやっぱ単純に好きです。ちょっと正直みんな考え方が大人すぎてリアリティなく感じちゃうところもなくはないけど、ほんとみんないい子すぎるほどにいい子で、かっこよくてかわいいので、それだけでほぼ満足、笑。高校生のような恋がしたくなりました。素敵でした。
家庭環境はほんっとにそれで人生左右されるよなと思いつつも、家庭に限らず、周囲の環境に言い訳を作って諦めることは簡単、それでも諦めないで頑張る人、頑張れる人にその向こう側があるんだなとも思います。自分に嘘をつくな、言い訳するな、やりたいことをやれ、好きなものは好きと言え、そんな背中を押してくれるメッセージを受け取れた気がします。
俳優陣は余計な人が出てこず、ほぼシンプルに4人で進むので見やすかったし、4人ともよかったので素敵でした。
浜辺美波は、、めちゃくちゃかわいい。役的には自分の感情を抑えて周りに気を使う役なのでそういう素直なかわいさは福本莉子のほうにゆずってましたが、セーラー服も浴衣も部屋着っぽいのもどのシーンもかわいかった。。演技もそれぞれのシーンで微妙なオーラの違いを出しててさすがでした。福本莉子は前に塚地のドラマで見て佐津川さんに似てるなと思ってましたが、恋する乙女がキラキラ、そしてどんどん強くなっていく様が素敵でした。
男優2人もチャラチャラしたカッコよさが入ってしまうとこの映画の雰囲気が壊れるところだっだけど、本当に心からの優しくてあったかいイケメンたちだったのでよかったなと思います。高校生でさらっとこんなにモテる男の行動や言葉でてきたらやばいけどな、、笑。
そして最後に流れる青春感溢れる髭男!
ここまで含めていい映画だったかなーと思います。
無事死亡
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