「物語よりもすごい実話」キーパー ある兵士の奇跡 カメレオンさんの映画レビュー(感想・評価)
物語よりもすごい実話
クリックして本文を読む
冒頭の捕虜収容所でのシーン。志願したのか、ナチだったのか聞かれる。そこでのトラウトマンの答えははっきりしない。
戦争中に何をしたのか、どういう立場なのか、観ている方には最後の方まで分からない。
マーガレットと同じく、言葉少なな彼の振る舞いから善良そうと思い、そう信じるだけ。
子供を亡くし、過去に子供を助けなかった故だというバート。それに対してマーガレットが言った言葉が残る。子供は私の子供でもあり、あなたの罪を一緒に背負えるわけがない、だから前に進むしかないと。
捕虜を地元の商店などで労働力として使うところや、戦後まず戦犯がいないか点検し、再教育を行うところなど、歴史としても興味深かった。
コメントする