「スポーツに国境はない」キーパー ある兵士の奇跡 fukui42さんの映画レビュー(感想・評価)
スポーツに国境はない
まあ実はに多少の脚色を入れているようですが。
何より興味深かったのは、その舞台背景。
降伏したドイツの捕虜兵が、収容先のイギリスで「キーパー」でスカウトされること。
ここまで「降伏したドイツ」を強調しているのは、私初めてかも。
抜群の腕を持っているけど、戦争で家族を失った地元民は応援したくない。
そこをどう引き付けるかっていうのが前半1時間。
後半はマンチェスターに引き上げられた主人公が。
またもや「元ドイツ兵だから」と非難轟々。
乗り越えてガッツポーズかと思ったら、その後主人公の家族の悲劇や心の闇。
その辺が戦争が終わっても、いつまでも引きずっている。
切ないという言葉では足りない気持ちが、残りました。
エンドロールで主人公はその後どうなったのかが書かれていて。
そんなすごい功績を残したのかと、心打たれました。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「一致団結、それが力だ」
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