「事実だからこそ」キーパー ある兵士の奇跡 ジャーニーさんの映画レビュー(感想・評価)
事実だからこそ
クリックして本文を読む
期待し過ぎたせいか、盛り上がりに欠ける作品。
と思ってしまったけど、事実に基づいた作品だからこそ、かなと。
ナチスドイツが犯したことで盛り上がりに欠けるとか思う方が間違っているのだから。
どういう経緯で捕虜からイギリス人が愛するスポーツの人気チームの一員になれたか。
収容所に出入りする食料品店の親父さん(笑)が豪快だったから、としか思えない。
やや唐突だったのは、一緒に来た娘…お互い一目惚れ?
遠目でも感じるものでもあったのか?早すぎるよ〜
それはさておき。
ユダヤ人や家族を失ったイギリス人にしてみれば、そう簡単には許せないだろうな、と。
いくら強いチーム作りのためといえども。
戦後まだ間もないあの時期に、ドイツ人をチーム入れるなら負けた方がいい、というくらいの憎しみは残っている気がするが。
それに勝るほどの力がサッカーにあったということか。
サッカー好きだし、サッカーのシーンは多かったけど、この作品でのサッカーの位置付けは思ったほど高くなかったと感じた。
やはり戦争の傷跡がテーマなのだと思う。
コメントする