「剥げたおっさん…」ホイッスラーズ 誓いの口笛 ケイさんの映画レビュー(感想・評価)
剥げたおっさん…
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母親と対して歳変わらなくないかと思う、生涯独身であろう剥げたおっさんは汚職刑事。マフィアから貰った金を隠すも信心深いと言うか、息子を庇わない母親は教会に大金全額寄付し、それがきっかけで警察に息子が汚職しているとバレる羽目に。ストーリーが登場人物毎にセパレートされているため、時系列がちょっと複雑。ルーマニアの警察は上司の部屋でさえ、盗聴されているのが恐ろしい。やっぱりホテルのオペラ好きの受付は怪しかったし、ホテルのシーンは緊張感あった。何と言ってもカトリネル・マーロンが美しい。そりゃおっさんも汚職刑事とバレて職を失おうが、自分を庇わない母親を捨てでも、美女を助けたいと思うだろう。おっさん、盗撮監視してた刑事に車で轢かれ、話すことができなくなってしまったけれど、ここで犯罪のために習得した口笛言語がラスト生きてくる。警察にもマフィアにも監視されているおっさんがどうやってシンガポールに行けたかは謎だけど、美女と会えて良かった。美女も死んだ?彼氏を忘れ、おっさんの愛に気付いてめでたしめでたし。
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