「挿入シーンが多すぎて」名もなき生涯 コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
挿入シーンが多すぎて
長い。長すぎ。
自らの信仰から生まれる正義にそぐわないヒトラーに、忠誠を誓えないがゆえに、従軍命令に対し良心的兵役拒否の立場を貫いた農夫を描いているのですが。
オーストリアの山々と、妻や子の思い出がことあるごとに挿入され。
その挿入シーンが、生き残るか信仰を貫くかの葛藤なのか、むしろ愛ゆえに心を強くするためのものなのか……
扱いに困ったりして。
あまりに多すぎて、時系列の混乱まで招いていたような。
173分を130分くらいにしたら、良い作品だったと思いましたよ。
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