ダブル・サスペクツのレビュー・感想・評価
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みんなビンボが悪いんじゃ
ある老女の他殺が発見され、事件を解決する流れを 警察官目線での犯罪捜査の様子を描いた作品。
良い映画だとは思いますが、鑑賞する人は選ぶかも。
放火事件と殺人事件を捜査する警察署長を描く物語。
警察映画ではありますが、推理でもアクションでもありません。移民ではある主人公の心情。そして犯人達の境遇や人間関係が淡々と描かれています。特にラストにかけての犯人達の描き方は、秀逸でした。
地味ですし、残念ながら面白みに欠けますし、カタルシスを感じることも出来ません。なので、私的評価はやや低めです。
しかし、フランスの底辺をシビアに描いた完成度の高い映画のようには感じました。
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女優2人の存在感!
フランス🇫🇷北部の街ルーベの警察署長ダウード。その街で起きた放火事件の目撃者であり殺人事件の通報者である2人の女性クロードとマリ。結局この2人が犯人。
主役は署長ダウード。職務も真面目にこなし、部下の面倒見も良く、温厚な人柄。私生活も服役中の甥がいたり、馬主であるとか丁寧に描かれている。
でもそれに負けないくらいにクロードとマリの存在感が凄い!レア・セドゥ(クロード)とサラ・フォレスティエ(マリー)
貧困層の設定で、生活に疲れた感じが表情からも、身体中から滲み出ていた。取り調べ中、相手を庇いたい、自分を守りたい、嘘と小出しにする真実、、、だんだんと追い込まれていく様子がお見事!
ストーリーよりも2人の存在感が記憶に残るだろう映画。
タイトルなし
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