「富裕層一家は良い人たちでした。」パラサイト 半地下の家族 MOJAさんの映画レビュー(感想・評価)
富裕層一家は良い人たちでした。
これだけ話題になった上にアカデミー賞を獲得したそうなので、早速観に行きました。
ストーリーはとても良く出来ていて、映画として、単純にとても面白かったです。
しかしこの映画が社会の貧困などの問題を描き出した??とは毛頭思いません。
貧乏一家が悪知恵を働かせて、あの手この手で金持ち一家に潜り込み、地下にはもっとヤバいやつがいて、ハッチャメチャー!というコメディとしては最高の作りです。
富裕層は、貧困層の事など、おかまいもしない、それは大いなる責任だ!などと騒ぐ人もいますが、そんなの単なる妬みと嫉妬で、この映画に出てくるお金持ち一家、死ななきゃいけないほど悪い人達でしたか??
ちゃんと真面目に、一生懸命に働いてる父、ちょっと信じ易いけど、素直で思いやりのある母、そして子供たち。ちょっとだけ臭い、というのが死ななきゃ行けない程の侮辱でしょうか??どこかに貧困層がいたら、子供の誕生日パーティはやるべきでは無いのですか??
ただただ信用して、貧乏家族全員に良い仕事まで与えてるのに、本当に被害者のお金持ち家族が可愛そうだな、と思いました。
本当に問題なのは、貧困層を作った国や世界では無くて、妬みや嫉妬を生んでしまうような、貧しい心なのでは無いでしょうか?それを他人のせいにするのは、貧困でも一生懸命に生きてる人達に対して、失礼だとも思いました。
でもでも、難しい事抜きにすれば、映画としては面白かったです😆!