「実はまだいるのです」パラサイト 半地下の家族 あしたさんの映画レビュー(感想・評価)
実はまだいるのです
あのつげ義春の超名作!李さん一家の現代版!
あの独特のユーモア感、脱力感、笑っちゃう感を絶妙なさじ加減で加えてミステリーとコメディの最強ハイブリッド映画。
観ている観客の笑うところがそれぞれ微妙に違うところも良かったなー。
カメラの横の動きと奥行きでストーリーの進行とアクションを、ときどき挟む上下の動きでミステリーのドキドキを。
このテーマ、メタファー的にどうしても上下の動きをたくさん使いたくなりそうなものだけど、そこは控え目にここぞというときに使うのが、また凄いなー!あー面白いっ!と釘付け。
地下、半地下には思った以上に人が住んでいる。
パラサイトと観たあとだとあのJOKERもちょっと真面目過ぎだったかなって思わせるくらい、更新されちゃった。
傑作っ!
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