「パラサイトはある」パラサイト 半地下の家族 myodendenさんの映画レビュー(感想・評価)
パラサイトはある
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ハラハラドキドキのコメディ多めの密室ドラマでこのまま終われば笑って映画館を後に出来るのに。
地下から出てきた妻を殺された夫の殺意には同情の余地があるが、父の殺人の動機に格差社会が温床とまで同意できるものが無かったのが1番のモヤモヤ。
最近の映画は終盤の殺人に道徳をぶつけてくる。
落ちに皆殺し痛快な映画は沢山あるが、動機に必然性を考えさせるエンターテインメント映画が最近増えている。
何ハラスメント?とか考えながら見る映画。これも一つのムーブメント。
他者を意識し共存していくのが人間社会。パラサイトとは共存。この映画から学べることがあるとすれば、自己と他者に優劣をつけ一方が悪意をもつと共存が成り立たなくなるということ。
貧富の差は無くならないかもしれないが、共存していくことがハッピーエンドのコツかもしれない。
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kaesaruさんのコメント
2020年1月16日
あと、大人3人が潜って隠れられるリビングテーブルのサイズ感。そのテーブルに横付けされたソファに寝そべっても彼らに気付かないほどのソファの座面の高さ。そんなこと忘れさせるほど夢中なれた。とにかく面白かった!