劇場公開日 2020年8月28日

「事実を描いていることの価値の重さ。」シチリアーノ 裏切りの美学 トマソンさんの映画レビュー(感想・評価)

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3.5事実を描いていることの価値の重さ。

2020年9月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

マフィアといえばニューヨークのイメージだったけど、やはりオリジンであるシチリアのマフィアの抗争は仁義なかった。一族郎党の種を絶やす、って、イタリア人だって第二次大戦中にはナチスの親衛隊にひどいことされたはずなのに、サル社会のオスと同じでこういうやり方って変えようのない本能なのだろうか。単純にジェンダーを語るのも安易な話であるが、対して女性陣の価値・行動規準は常に命第一で、救いだった。
決して遠い日々ではない、今に繋がる現代史。
裏社会を裏切り、人として尊敬できる判事にマフィア人脈の罪を暴露した主人公は、生涯安穏とは程遠く、幻覚もリアルも含め苦しみからは逃れられない宿痾に絡め取られていた。ああ、億単位のお金なんて生涯動かせなくてもいいから、文字どおり枕を高くして惰眠を貪り、布団の上で死ねる普通の人生が一番かなと思った平々凡々な感想。
ともあれ豪華ロケ地、惜しみないセットと音響の臨場感。映画館で見ることをオススメします。

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トマソン
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