デッド・ドント・ダイのレビュー・感想・評価
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ジムジャームッシュの世界に、ニヤニヤはまる!
ジムジャームッシュ独特のユーモア溢れるゾンビもの。アメリカの田舎町の、緩い雰囲気。目立ってしまう外国人、ゼルダが、勘違いかもしれないけどタランティーノへのオマージュ?て感じでクールで素敵。売れっ子アダムドライバーのコメディアンぶりも良い。緩いがきつい世代ギャップ、緩くもなくきつい人種ギャップ。誰も救われず物欲禁欲快楽欲まみれの現世よザマアミロという、これがまたゆるくて、ゾンビが雑デッド、これがまたゆるくてよいし、バットを振り切るようにゾンビ首刈りはストレス発散でもあり。哀しみと笑いが良い具合。
ゾンビが
Wi-Fiとかsiriとか言うのをみて、吹いた。
しかも、台詞に台本とか。
結局最後まで活躍しない謎の森の住人。
ラストには、まさかの飛行物体まで(笑)
後、ゾンビ映画全般に言えるが、いくら土葬だとしても、年数が経てば骨になっているはずなのに、殆どのゾンビが腐っているだけで、人間の姿を保っている。
この映画の町の規模からしたら、あのにん数のゾンビの殆んどが、かなりの年数を経た筈。
って、突っ込んで観る映画では無いと確信した。
メタ視点のやりすぎ
ビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィントン目当てで鑑賞。
結論からいくとメタ視点のやりすぎでちょっと鼻についてしまった。
ゾンビものはぜんぜん詳しくないけど
「ゾンビランド」「ゾンビ―ワールドへようこそ」の方がずっと面白かった。
俳優陣は好演だったと思うので、満足ではあるんだけども。
車がカッコいい
クリーブランドからきた都会の若者が乗ってきてたのがビンテージのポンティアック・ルマン
警官たちも褒めまくり
トム・ウェイツの森の賢人がちょっと良いこと言ったりするけど、真面目に評論するような映画ではないですね。
ジャームッシュのゾンビ映画
ジム・ジャームッシュ監督の楽屋落ち込みのゾンビ映画で、ビル・マーレイとアダム・ドライヴァーが主人公。
地球に何かが起きて死人がよみがえる、というオーソドックスな設定で、日本刀を振り回すティルダ・スウィントンがユニーク。
ビル・マーレイは全部の脚本をもらっていない、と作品中でぼやいていた。
うーんニヤニヤ観るべきなのだろうが。
劇場で観たかったがコロナで断念していたので、やっと鑑賞できたがなんかお腹いっぱい。
序盤で「ん?」と思ったとこがそうだったのね。そのネタ嫌いではないが。ちょいちょい笑わせにきてて、イギーさんのまあ楽しそうなこと。風刺というか全てお笑いネタというか悪ふざけに見えちゃう。真面目に観たらダメかもしれない。
映画好きのためのゾンビコメディ
腹を抱えて笑えないが、10分に一度はクスリと笑えるゾンビコメディ。
出演者が豪華!なのに物語は適度なユルさ。
妙に日本びいきなシーンや、オマージュみたいな台詞もちりばめられていてウケる。
「怖いから置いてかないで」みたいな台詞があるが、あまり恐怖感がわかないです。
印象的だったのはキーホルダー
全力疾走ゾンビはいない
死体や、ゾンビが食べたり、やられたりしているシーンに愛を感じるので、個人的にこのゾンビはゾンビとしてOK判定。だけど「腹から食いにいくゾンビ・・・?」とか、プロのゾンビ映画ハンターが認めるレベルなのかは定かでない。あたくし全力疾走型が苦手なので、この位で丁度いいです。イギー・ポップ楽しそうだし。
あと、ジャームッシュ節が嫌いな人には、やっぱ勧められない。相変わらず。
愛すべきハートウォーミング・ムービー
基本的にホラーはほとんど観ません。…が、これほどほのぼのとしたゾンビ映画は今まで観たことがない。さすが監督ジム・ジャームッシュって感じの映画と映像美。まるでデイヴィッド・リンチの「ツイン・ピークス」を観ている気分になりました。
アメリカの田舎町。どこにでもありそうなダイナー。人の良さそうな偏見に満ちた人々。その土地で生きて行く決意をした若者。
たまらなく、いい意味でくだらない楽しい映画です。終盤UFOが出て来て、あまりのバカバカしさに最後の烙印を押され大好きな映画になりました。
コーヒー好きの殺されないイギー・ポップ・ゾンビ。トム・ウェイツのそれほど重要でもない配役。なぜかゾンビをあまり怖がらない人たち…。などなど見所満載の「ホッ」とした気分にさせられる不思議な映画です。
不条理系シュールコメディ?
田舎町の保安官のクリフとロニーは町で起きる小動物の失踪事件を調べる内に大きな異変に巻き込まれることになり…。
アダム・ドライバー目的で鑑賞。不条理系シュールコメディな作品で常にギャグなのか真面目なのか分からない雰囲気なので個人的には余りハマらなかった。
クール!
ドラッグでいうとダウン系だな。悪夢に酔うという感じで良かった。
日常と非日常に大きな落差がついていないのは、現実世界をシニカルに捉えるジャームッシュならではの仕掛けだな。生者と死者の差ってなんだよ?みたいな。振り切ったバカバカしさも最近の映画では見ない。
感覚やセンスで捉えるしかない、こういうのが映画だよって言いたくなるクールさ!
豪華なセレブが我先にと壮絶な死を遂げる!独特すぎるテンポのド田舎版『マーズ・アタック!』
舞台はアメリカのどこにでもありそうな田舎町センターヴィル。警察署長のロバートソンとピーターソン巡査は大した事件も起きない平和な町をのんびり巡回して回る毎日を送っていたが、町外れのダイナーで変死体が発見され小さな町は大騒ぎに。そんな町に奇妙な風体の葬儀屋ゼルダが現れて・・・からのやけにのんびりしたゾンビコメディ。
世間的には『ストレンジャー・ザン・パラダイス』や『ダウン・バイ・ロウ』等で一世風靡したジム・ジャームッシュ監督作ですが、個人的にはこれが初鑑賞。当時の喧騒をガン無視していたのが祟って監督の作家性については何ひとつ知らないのですが、ゾンビコメディではデフォルトともいえる畳み掛けるようなテンポ感はどこにもなく、悪く言えばダラダラした独特のリズム感は正直個人的にはさっぱりハマりませんでした。しかし、スティーブ・ブシェミ、トム・ウェイツ、イギー・ポップといったいかにもイーストコースト系だけでなく、セレーナ・ゴメスやダニー・グローバーといったセレブ達が揃いも揃ってユルユルにリラックスした演技を披露する様は妙に豪華でほっこりします。そして何よりメインキャストのビル・マーレイ、アダム・ドライバー、ティルダ・スウィンソンの怪演が凄まじ過ぎてその他大勢のゾンビの皆さんはすっかり霞んでしまい、豪華なセレブが我先にと豪快に死んでいくド田舎版『マーズ・アタック!』みたいなテイストになっていて、結果的に満足できました。
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