「もしも、ジムジャームッシュが、ゾンビ映画を撮ったなら」デッド・ドント・ダイ スパイクさんの映画レビュー(感想・評価)
もしも、ジムジャームッシュが、ゾンビ映画を撮ったなら
見ていて、どう書いたらいいかな、レビューって考えてたら、このタイトルしか思いつかなかった。
監督らしい、ゆったりとした時間感覚で進んでいく。「ゾンビ映画」でこんなにもゆったりと進んでいく映画を僕は多分みたことないかもしれない。
点数高いとお思いでしょう。
賛否両論、というかほとんどの人が賛同できないんだろうけどw
僕はだいぶ個人的に大当たりでした。
あれだね、クドカンやら松本人志の映画に若干似ている気がしますねぇ。だから好きなのか…
ほぼほぼ、全編通してニヤけておりました。
劇場からは笑いも何度か起こっておりました。面白いなぁ。。
スティーブブシェミ、トムウェイツがまあ、ハマっているし、
もちろん主役も。配役が良いのは前からだとは思いますが。
アダムドライバーは今後ジムジャームッシュの作品の常連になった方が良いと思う。。
今作何よりも、ティルダスウィントン。
この女優さんは一体全体なんなんでしょう。この人が出ているだけで
「ああもう灰汁が強いんだろうなw」
とまたまた、にやけてしまいますが。
らしいメイクで、まさかの日本刀。またねぇ、日本刀での殺陣が様になるんだよ…これ見せたいが為なのかってくらい。5分は見れますw。そしてセリフ回し。
この人がどう考えても鍵なんだろうなとか思った矢先の、
「あれ」。
あれをやるならゾンビの意味とか打開策とかあるべきなのにもうゼルダさんというキャラのみが1人走り。
そういう物だと思うしかない、というか、「ネタ」なのか。いろんな考えができますね。それもまあ面白いのかもしれないとしておこうかな、と。
「まずい結末になりそうだ。」
こればっかりは、その通りになってしまった作品です
んが!僕はだいぶ好きです。
意味わからない笑いが好きなもので…
(野性爆弾とかね。)
あと多分、2ヶ月半ぶりの映画館だったから興奮してたのかもしれない…
映画館で見れてよかったなぁ。。。
テレビで見たら寝てるかもなぁw