劇場公開日 2020年10月30日

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「様々なノイズ?を乗り越えて鑑賞するのは容易ではない?!」罪の声 アサシンⅡさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5様々なノイズ?を乗り越えて鑑賞するのは容易ではない?!

2020年11月5日
PCから投稿

まず、関西人として、事件の内容を知っている人間としては、映画の品質としては低いかもしれません。
星野源と小栗旬の関西弁はコメディレベルで、犯人像もぐだぐたです。
多分、原作は、表現力が凄いので、匿名の名称等でやり過ごしたのでしょう。
ただし、二人の主役が出ていないシーンは凄いです。
回想シーンの梶芽衣子の昔の姿や子役の演技は、鬼気迫る凄さです、それだけでも観る価値はがあります。
犯人グループは暴力団、過激派、被差別、混合ですが、やはり無理があります。
事件の後半のほとんどは模倣犯でしょうから。
どちらかといえば警察の無能ぶりが目立った事件でした、ノンキャリアの警察本部長が自殺させられたのは、その象徴です、事件の本質はそこにあります。
子役に焦点を合わせれば、感動の名作でした。

アサシンⅡ