「子供が犠牲の上に成り立つ映画」罪の声 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
子供が犠牲の上に成り立つ映画
大人になってから叔父の手帳とカセットテープを見つけ、過去脅迫事件の片棒を担いでしまったと気付いた男性と、些細なきっかけでその事件を追いかける事になった男性記者2人の話。原作未読。
実際にあった「グリコ・森永事件」などの大阪・兵庫企業脅迫事件を元ステージにして、今では時効になりながらも事件のしがらみに踠いている人達を映し出していた。
まとめづらい事件なのだが、あらゆる方面の推測などを上手く取り入れ分かりやすくしているのは好印象。
マジ内容本気にしそうな人いるでしょうね。
また、娘を持つ男性として星野源を採用しているが、娘を可愛がる姿があまりにも無さ過ぎる。
彼のパパらしき姿を期待しただけに。
まあ、スラスラと話進み過ぎの行き詰まりがない真相追求映画。
良い脚本を無難に作った感はあります。
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近大さんのコメント
2020年11月1日
コメントありがとうございます。
さすがに詳しくは知りませんが、三億円事件他日本の未解決ミステリーなど、どうしても興味や惹き付けられるものがあります。
一体、どんな事件だったのか、あの時日本は何が起きたのかなどなどなど…。