るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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有終の美?
ここでは一から十まで人誅編のネタバレをします。
原作既読。大ファン。
大ファンだからこそ今回の宣伝の仕方には不満だった。
人誅編を元にしたfinal
追憶編を元にしたbeginning
そもそも原作では人誅編の中で剣心の過去(即ち追憶編)が語られる。
つまり、本来は人誅編の中に追憶編が内包されていなければならない。
それを分けて、さらには人誅編を最初に持ってくるのは自分としては納得がいかなかった。
過去をしっかりと話し、それに向き合い、その上で倒す。
これが人誅編の大まかな構造だと思うからだ。
ところが、映画を見てみると全くの杞憂に終わった。
きちんと登場人物に向けて自身の過去を剣心が話しているのだ。
その上で、その過去がダイジェスト方式で見せられ、観客はbeginningを見ることで全て補完される。
なので、原作を知らない人はここで置いていかれるであろう。それは少し残念だが、致し方あるまい。
序盤は大まかなところで原作に添いながら進み、途中からオリジナルストーリーに入る。
実写版人誅編は所々原作の勘所を外してはいるが、自分としては最後まで苦にならず見れた。
京都編よりは成功していると思う。
もちろん脚本の矛盾も多い。
鯨波との邂逅もないのに何故自分に向けた人誅だと剣心が気づけたのかとか。
ただ、それをねじ伏せるほどのアクションと演技だった。
ただ、この人誅編で一つ不満に思う展開がある。
それは神谷薫の死が無いこと。
原作では神谷薫が死に(縁側の偽装ではあるが)そのことで剣心が廃人となってしまい、そこから人斬りとしての罪を償う答を見つける。
この答を見つけたことで縁との闘いに打ち勝つことが出来るのだ。
ただ、この薫の死が無いため剣心が人斬りの罪を償う答を見つけないのだ。
更に劇中では「どうすればいいのか拙者にはわからぬ。」とまで言ってしまっている。
この人誅編のテーマは“復讐”だけでは無い。
剣心側の“贖罪”というテーマもあるのだ。
この贖罪というテーマが実写版ではすっぽり抜け落ちていてそこが大いに不満。
薫が死なないにしても答を見つける、もしくは答を口にする。
これくらいはしてほしかった。(るろうにしている間に答を見つけていたという解釈にしろ)
原作では薫の死に様が実に美しく描かれているだけ(そのコマはいまだに目に焼き付いてる)に残念。
以下、各キャラクターの描き方などで思うことをつらつらと書いていく。
緋村剣心
正直言って剣心の優しさが見えない。
弱いものを助ける。
自分が助けたい人を助ける。
それだけ。
原作の剣心は敵にも情けをかけるのだ。
だが、この映画の鯨波、乙羽、縁、に至るまでどことなく突き放しているようなそんな怜悧さがあった。
それもこれも最後の巴の墓参りで「縁は人を殺した罪を償わなくてはいけない。そうしなければ縁の中の巴は笑わない」まで言わせておきながらその後の「でも巴は優しいからきっと見守ってくれる」をカットしたところに全て現れてると思う。
雪代縁
間違いなく今回のMVP。
原作で語られている「深く深く沈んでいくダウナー系の敵キャラ」というのがよく表現されていた。
最後の死闘で感情を爆発させるところなど要所要所で姉への想いが見えて素晴らしかった。
この縁に泣いた。
アクションも縁らしい“しなやかな肉体”を使ったいかにも“大陸”っぽい動きで素晴らしい。
つけもつけたり、動きも動いたり。
第一作第二作ともに剣心がこの作品のアクションを引っ張ってきた感があったが、今作に限っては縁のアクションがかなり印象に残った。
特に序盤の列車での大立ち回り。
多くの警察官を相手にまるで揶揄うようなアクションが素晴らしかった。
加えて、東京焼き討ち。
原作では実行に移されなかった計画を実行させた事で、剣心1人の復讐の為に平然と多くの人々を殺す異常性が見えて原作よりも狂人のレベルが上がっていて上出来。
この縁の描き方が1番素晴らしかった。
巻町操
今回大満足のキャラクター。
原作でも戦闘シーンが少なく(四神との闘いでさえ出番がなかった)消化不良だったこのキャラクターが実写版で土屋太鳳という好演者を得て供養された。
東京焼き討ちでの蒼紫との共闘も原作ファンとしては胸躍るものだったし、後半の八つ目との戦いも大満足。
相楽左之助
今回のかわいそうなキャラクター筆頭。
前川道場には間に合わず、縁には徹底的にボコられ、最後の縁館突入では駆けつけるだけ駆けつけながら主要キャラとの闘い皆無。
もうすこし出番を与えてあげても良かったのでは?
剣心唯一の親友といった感じもなくて残念。
斎藤一
まずまず。
原作でのカッコ良さが第一作からずっと変わらず出ていて監督は斎藤一が一番好きなんだろうなぁとさえ思った。
特に今回も斎藤一が出てくる序盤の掴みが最高。
明神弥彦
原作では大活躍だった弥彦もこの映画では一つも活躍せず。
まぁこれはしょうがない。
子役にあそこまでのアクションは無理なのだから。
ただ、中途半端に弥彦が強くなりたい的な感情を描いていたのはあまりにもおざなりすぎないか?
話を進めるために必要だから触れた感が丸見え
前川宮内・署長
2人とも原作とは微妙に違うものの実写なりの署長と前川先生で素晴らしかったと思う。
縁の同志
正直言って浮いていた。
原作ではそこまで違和感なかった乙羽も番神も八つ目も浮きまくり。
ここは逆に忠実でなくてもよかったのでは。
乙羽の最期もなかなか消化不良ではあるし。
鯨波兵庫
彼が一番救われない。
死に場所を奪われたのみならず、この時代に生きる覚悟をする尺まで奪われたのだからいたたまれない。
せめてもう少し救いの手を差し伸べてほしかった。
蒼紫
今作でも不憫な役回りは変わらず。
操との共闘シーンは良かったもののその後重度の怪我をおい退場。
最後までその生死は明かされないという。
監督は蒼紫が本当に嫌いなのか?と思わざるを得ない改変だった。
演者の罪と役の罪は別だろう。
呉黒星
音尾さんの演技が素晴らしかった。
四神まで実写化されていたのは笑った。
宗次郎
これは驚いた。
まさかまた登場するとは。
前作の最後の闘いが消化不良だったからここで決着をつけさせるのかと思ったらしっかり剣心の味方で残念な気持ち半分。
ただ、この宗次郎との共闘は予想外で胸が熱くなった。
蒼紫・操ペアといい剣心・宗次郎ペアといい、原作ファンのツボを分かった共闘相手だなと思った。
刀狩の張
最早原作の張では無い。
この張は見た目から内面からキャラクター造形がイマイチだったかと。
後、違うのは巴の日記が出てくるタイミング。
だが、今回の脚色だとタイミングが違っていてもそこまで気にはならなかった。
【追記】
ラストの縁対剣心で剣心の逆刃刀の刃が剣心を苦しめる殺陣が一作目の実写版オリジナルの名台詞「その刃がやがてお前を苦しめる」という台詞を思い出して素晴らしい場面だった。
観賞後珍しくパンフレットを買ってどういう気持ちで監督が作り替えたのかを読んだ。
結果、薫の死をカットした理由も納得いくものでそこら辺は理解できた。(剣心の答をカットしたのはまだ解せないが)
正直人誅編をエンタメ作品として仕立てよう陰鬱なものにはしたくないというのは納得できないものではあった・・が一作目・二作目と重ねてきた実写版るろ剣の特色はエンタメ性にあったのかなぁと思ったり。
とにかくbeginningはしっとりと重厚にゆっくりと描かれそうでbeginning公開が待ち遠しい。
【追記】※以下はbeginningのネタバレも含まれます
beginningを見た後にfinalを見てみた。
この2作を続けて見るとまた新たなことに気づかされる。
それは剣心の罪を償う答に関することだ。
原作での剣心の答は「剣と心を賭してこの闘いの人生を完遂する」ことであった。
この闘いの人生を完遂するということはbeginningの終盤巴と暮らした住処に火を放ち出て行った時点で覚悟していたのではないだろうか。
そんなふうに思えるbeginningの演技であった。
だからこそ改めて明言する必要はないと監督は思ったのかもしれない。
しかし、明言してほしかったと僕は今でも思っている。
思ってはいるがこの作品の贖罪というテーマにどんな答を出していたのかを感じれて良かった。
やはり、2作続けて見るべき。
あと、公開順は明らかに逆な気もする
アクションだけじゃない、友情、強い信念
過去作dvdを所有し、再上映も何回も足を運ぶほどほど大好きです
これは映画館でみなきゃもったいない映画No. 1
アクションがいいからみる、それだけの理由では本当にもったいない映画です
笑えるところもありますよ!笑
愛する人を傷つける悲しみ、愛する人の愛する人を傷つける悲しみ
剣心の強い信念
この2つが焦点だと思います。
剣心の強い信念が確実に人に伝わり、人を動かし、再び生き返させている、そう感じました。
剣心は人生の先輩ですね。
本当に集大成なんだなと、とても悲しくなりました。
私の中でるろうに剣心ほど好きになれる映画はきっと現れないでしょう。
本当に大好きです
ここからはネタバレです。
まずは蒼紫様…
神谷道場の"人を生かす剣"を見つめるシーンにまずほろり…
あれ今思い返すと蒼紫様戦ってはいるけど、一言二言しか発してない…??
それもまた、言葉に出さないけど心の中で過去の過ち、平和を望んでいるのだろう
伊勢谷さん本当にもったいない…
(横顔の鼻立ちがばちくそにかっこいい…)
宗次郎の登場には鳥肌が立ちました
何をやってくれるんだと…と思ったら…
最期編では自分の頭をたたきつけるほど痛い想い、奥に潜む悲しみを剣心に見抜かれた
それから同じるろうにとして現れ、敵ではなく剣心と共に戦う
そのシーンと最後に剣心に向けた言葉に涙が止まりませんでした。剣心の強い信念が伝わっているんだと。
宗次郎の目つきが変わっているように見えました。前作の殺気にあふれ、何を考えているのか分からない目つきから、過去に囚われず未来へ進んでいるような、それに気づき穏やかになったような。
剣心と薫の最後のお墓のシーン
剣心がかけた言葉が
ありがとう、すまない、そしてさようなら
もうここでも涙でした
過去の自分の苦しみから全て逃げることはできないが、逃げるのではなくそれを受け止めながらも、未来へ進んでいく
という意味のさよならではないかな。
剣心とその周りの人たちに平和が訪れますように…
アクションは言うまでもなくかっこいいし、最高です
前作と全く衰えない姿に脱帽です
目が追いつかない
あとは気になる点をいくつか…
弥彦の顔がすごい可愛くなった!笑笑笑笑
お目目クリンクリン!って感じ!
もっと強くなれよ!!
蒼紫様はどこにいったの!!!死んでないよね!
操ちゃんめちゃくちゃ強い!!笑
縁が神谷道場に運んできた遺体は10本刀の人だよね??
レビューで、ただのチャンバラごっこだった、かっこよくなかった
って言っている人は佐藤健に嫉妬しているんだろう!
以上です!
きっと映画館で5回以上は見るだろうからまたどんどん書いていこうかなと!
周りにるろうに剣心好きがいればいいのに……
隣の女子大生がぺちゃくちゃひそひそと話してて、もうぶちぎれそうでした〜笑
るろ剣「二次創作」の実写化…
るろ剣実写化過去作は全て鑑賞済み、原作の漫画は当時の漫画では好きな作品に入る程度のるろ剣好きです。
数多くある漫画を実写化した作品の中で、るろ剣実写映画の過去作は良い印象だったので、今作もそこそこ期待して鑑賞しました。
結果は★評価の通りです。
前作(京都大火編、伝説の最後編)の大友監督のアレンジはOKだった私でも、今作は改悪脚本が多すぎてNGでした。
・縁以外の人誅同志キャラは最早原型を留めておらず、綾野剛さん演じる外印は出演もなし。
・ぶった斬り構成で、何を観せたいのかわからない。映像化というよりイメージビデオ。
・落人村は存在自体消されたので、ストーリーが薄っぺらくなった。
・巴さんの絵は映画で描けない部分を余計に脚色しすぎて、逆に違和感。
・このお話で大きく成長するはずの弥彦は全く活躍せず(役者さんは悪くない)、左之助は道場襲撃に間に合わなかった男に。
・元十本刀のあの人が何故か剣心と共闘し、志々雄のコスプレしたモブまで出る始末。
・アクションは派手に見えるが、モブが多すぎて某無双ゲームっぽい。
期待もありましたが、観賞後の総評は「大友監督のるろ剣二次創作の実写映画」という印象で、とても残念な結果でした。
俳優さんの演技が良かった事が、かろうじて評価できる点です。
このご時世、感染症に気を遣いながら、わざわざ映画館に行って、お金払って観る価値はあまりなかった作品でした。
原作知らずにメインキャストが好きな人なら、まだ少しは楽しめるのかな…the beginningは観ません。
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以下は完全な余談ですが、観賞後の余韻に浸るはずのエンドロール中に考えていた事。
・張はジョニーデップ風にイメチェンしたの?戦闘シーンカットの上で死んで、縁がわざわざ神谷道場に担いできたの?
・マフィアの武器倉庫内って中に和洋中入り混じった屋敷があるの?w
マフィアのボスなのに観葉植物いっぱいのお屋敷におるの?
その屋敷から脱走したら、坂道駆け降りて抜けた先は断崖絶壁?どういう構造なの?w
・結局最後投獄できたなら、冒頭のシーン要らなくない?
アクションあり!ファンサあり!の超大作
原作読破済み。IMAX鑑賞。
佐藤健、新田真剣佑のアクションは当然ですがその他俳優陣のアクションも凄かった。特に土屋太鳳、大物を倒す大金星。さすが日体大。最初の列車のシーンも好き。
刀狩の張は事前に知らされていましたが発表されていなかった天剣の宗次郎(神木隆之介)の登場!熱い!熱すぎる!The beginningでは志々雄真実(藤原竜也)も出てくるかなぁ。
前作以前からのキャスト陣はもちろんよかったです。
本作登場したキャラでは雪代縁を演じる新田真剣佑はよかった。ここ最近の映画の中では1番演技が良かった。ハマり役だったか、演じやすかったか(ちと他の作品とギャップがあるので実力ではないかと笑)。あと、鯨波を演じる阿部進之介も良かったです。あの狂った感じが笑
原作で追憶編にあたる所がダイジェットぽくなってるのが違和感ありましたが構成上しょうがない…しかーしその他の脚本はおもしろかった。
あとは原作を読んだことを前提にして気になってしまったところいくつか。
・左之助見せ場なくない?
今回1人も倒してないよね…可哀想
・蒼紫様も活躍してなくない?
その分操が頑張ったけど。てか、伊勢谷友介が活躍してないのタイミングが良すぎるだろ…
・弥彦(以下略)
これは前作もだけどね。まぁ尺を考えるとしょうがないか。(原作では十本刀倒したりと幹部を結構倒してます)
・四神(音尾琢真演じる呉の後ろにいる4人組です)が空気
別にこれなら側近1人でもいいのでは…おそらく尺的にカット
・張さんの扱い
うん。笑
原作を読んでるとキャラをもっと出してくれ!!!と言いたいがでも尺の問題もあるだろうししょうがない。
次作も楽しみです!!!
ちょっと残念
いきなり縁が出て来て、なんだか恨みを抱いている様子。。
たくさん人が殺されちゃう。まぁそれがるろ剣なんだけど、
志々雄の時と違い「くどいなぁ」としか感じなかった。
殺陣はさすが。
健くんの身体能力のみならず、周りもすごい!
蒼紫や宗次郎が味方に転じていたのはうれしかったし
操や左之助が良く戦ってくれた。
前半、眠くなる場面が多かったけど
最後の縁とのシーンは、圧巻でした。
真剣佑くん、ムキムキだったね!すごいわ!
まだもう一遍あるけど
過去作の方が楽しかったかも。
うーん…
アクションがすごい。とにかくすごいけど、縁の技とか敵キャラそれぞれの剣心への恨みエピソードがほとんどカットされていたし、その恨みへの決着もほとんどなかったので、いいのかなぁ?と思いました。決着がすごく感動するものがたくさんあったのに残念。
張の遺体を剣心に届けてもノーダメージなのでは?と少々疑問。最終的に張普通に歩けてたのも疑問。杖の意味は?
めちゃくちゃ早足で終わらせた感がある。これなら三部作にした方がもうちょっとエピソード丁寧に出来たのでは?と思う。
アクションはすごい。とにかくすごい。ホントに役者陣の方々の苦労が伺えます。キャラがかっこいい。宗次郎がいて嬉しいし、諦めてた蒼紫様が出てくれたのは本当に嬉しい。
次の映画を期待します。
うーん、、、
本音で書くとかなりがっかり。。。
過去3部作でしっかり内容を上手くまとめて人間ドラマを魅せつつアクションも最高の作品だっただけ期待値を高くして足を運んだけれど期待をかなり下回るクオリティだった。
というよりも尺が足りないのでは??
finalを2部作、the beginningを1部作の3部作構成の方がまだ良かったと思う。
無理やり詰め込み過ぎてて原作で肝心のシーンを削りに削りまくってる。
過去作で原作の台詞を発してる際の仕草をちゃんと意識した演出だったのに今回は無くかなり残念だった。
なので剣心や神谷道場の面々や縁の背景が薄く感じた。
各キャラクターを活かしきれてない。
例えば、序盤で「弥彦がもっと強くなりたいと稽古に励んでいる」という言及があるのに、弥彦は刃止めを会得しないし今回もお留守番。
蒼紫と八ツ目とのバトルも決着はつかず、蒼紫は逃げ遅れた人を庇って重症を負いフェードアウト。
斎藤は八ツ目がいるのに戌亥(代役)と戦っているし、そもそもステゴロで戦う戌亥(代役)には操か左之助をぶつけた方が戦いも映える。
なんなら左之助に至っては道場救出に間に合わず、縁に一方的にタコ殴りにされた挙句、最終決戦にも顔を出すだけである。
アクションも剣心vs縁といえば飛天御剣流vs和刀術なのに和刀術を匂わせるアクションもなし
基本、技名を極力出さずリアルで演出可能に魅せるのが実写るろ剣の醍醐味だけど今回そういったこともなくかなりガッカリ
剣心の解釈違いポイントも大きい。
「剣と心を賭してこの戦いの人生を完遂する」という答えを見出さぬままに決着をつけてしまったことが何より納得がいかない。
縁との初戦は答えを出さずに戦ってしまったことで敗北を喫してしまったので、そこを「未だ償いを見いだせずにいるが、この先の人生をかけて探す」という方向に切って欲しくは無かった。
決め技も九頭龍閃+空中?天翔龍閃だったけどあっけなすぎる。。虎伏絶刀勢は?
倭刀術の再現を何より楽しみにしていた身としては、せめて絶技の再現はして欲しかった。。。
つまるところ構成が全体的にツギハギじみていて、「ここがあれば/無ければ」もっと良かった…というポイントが非常に多い作品だったと言える。推し作品の完結編ということや、高評価を出せる点、そしてシークレットゲスト神木くんを加味しても、星3と言ったところが妥当。
まぁこの後、追憶編を
控えているんで!!!
幕末なんで!!!巴なんで!!!
儚い愛の物語なんで!!!
早くThe Beginning が見たいんじゃ!!!
十字傷を自分で付けるOVA版採用してくれてありがとう!!!
アクションは素晴らしいが…
まず、アクションは素晴らしい。
特に縁、斎藤、操。彼らの熱量はひしひしと伝わってきてそこは感動する。
ただ、肝心の脚本は残念。
るろ剣は原作でもなく、モチーフレベルになっている。
伏線は伏線にもならず、時系列もあちこち飛ぶ。人誅の意味合いもはっきりせず、せっかくの薫を活かしきれていない。
原作で見所だと思ったシーンをことごとく外してくる。
アクションシーンのある演者のファンはいいかも。真剣佑の演技もとても良かった。
ところで、縁のアジトは横浜の倉庫で合ってる?断崖絶壁なんてあるのかね?
原作のファンではあるが、なんか全体的に話がよくわからなかった。
佐藤健は剣心という刷り込みがあるが、ちょいちょい出てくる巴が巴に変換できなかった。アラサーで15歳と18歳を演じるのは無理がある。
beginningは見ないかな。OVAの実写化みたいだし。
邦画ならアクションの最高峰
久々に帰ってきたってことで初日に見ました
仕事休みで良かった(笑)
アクションは邦画の中ではトップクラスだと思います
原作とは違う展開は映画ならではなので面白かったです
神木くんも佐藤健も顔面偏差値高い二人が同じ場面にいるのは見てて眩しかった〜(笑)
ただ、やっぱり原作のほうが面白かったかな
さのの扱いが雑だったし、弥彦ももっと活躍してほしかった
原作読み直します
待ってましたー!文句なし!これは観なきゃ!
この日をずーっと待ち望んでいました。やっと観れる!
とにかくアクションシーンが素晴らしい!皆さんの身体能力の高さに脱帽!
土屋太鳳さんはおっとりに見えるけどいざとなったら見せてくれますねー!
懐かしい人物がちらほら。でもまさかまさかの瀬田宗次郎と剣心を一緒に観れたのが言葉にならない程の感動というか、すいません個人的に鳥肌がたちました。
前作などとの繋がりが、ここかぁって思うこともあり、全部通しで一気に観たいと改めて思いましたね。
最後はちょっと感動。
期待以上ですね!左之助の回復力にはクスッとしましたが笑
また映画館でじっくり観ます!
満点!
悪いとこがない、むしろ悪い所を探すのが難しい。
まず冒頭のアクションシーン素晴らし過ぎる…
真剣佑さんのアクションに鳥肌たったもん、流石身体能力高過ぎる…
観てて惚れ惚れするアクションでした、カッコ良過ぎる男でも惚れるわ。
佐藤健さんのアクションも素晴らし過ぎる…
言う事無し。
とりあえず観てとしか言えません!
素晴らし過ぎる。
大友監督が、早く観てもらいたいって言ってた意味が分かった。
佐藤健さんの表情の切り替えが、良かったです。
笑ってたり時には、厳しい表情になったり、作品の雰囲気が良かった。悲しい話しだけど…
縁の気持ちも分かるし、剣心の考え思いも共感出来るだからこそ観てて、感情移入が入って泣けるしアクションは観てて惚れ惚れした。
後最後の巴の日記を観た縁の涙は涙腺崩壊した…
3回も泣いちゃったもん、映画観て3回泣いたのは初めて。
後中盤辺りかな?人斬りの時代の過去のシーンが出て来てその場面も良かったからbeginsにも期待!
原作ファンも納得出来るエンターテイメントアクション作品の最終章の幕開けです。
「るろうに剣心」の劇場版、最終章となる「The Final」を初日に鑑賞しました。
るろうに剣心は原作もアニメも一応見ていたんですが、結構前なので割りとうろ覚えw
映画版も前作から約7年が経過しているので、細かい所があんまり覚えてなかったりしてますが、今作だけでも単体で成立しているのでとりあえず良いかなと思い、復習せずに鑑賞。
多分、一番上映が早い(であろう)、新宿ピカデリーで鑑賞しました。
で、感想はと言うと、復習してなくても問題無し! アクション凄い!! 殺陣格好良い!!!
とにかくスケール感がデカい。これだけの大スケールの邦画作品はなかなか無いんじゃない?と言うぐらい。
漫画原作物の実写化では成功した部類の作品で、映画化の度に映画版としてのオリジナルが成立している感じで、もはや「佐藤健が剣心か、剣心が佐藤健か」ぐらいに佐藤健さんの剣心像が成立している感じです。
ただ個人的に気になるのは剣心の口癖である「おろ?」がどうにも合わないと言うか合ってない感じw
今作でも最初の方で「おろ?」が出てるんですが、やっぱり違和感がなんかあるんですよね。
この口癖があるからこその剣心と言うのも分かるんですが、もうそろそろ使わなくていんじゃね?と感じたりします。
今作は原作の「人誅編」をベースにして新たな敵に雪代縁が登場。
雪代縁役の新田真剣佑さんが今作の目玉でビジュアル先行かつカッコいい♪
また衣装も良いんですよね。そっくり過ぎw
斎藤一役の江口洋介さんなんて今更ながらにクリソツ過ぎますw
とにかくキャラクターを演じる方々のビジュアルが秀逸でそれでいて、登場人物に違和感と言うか、イメージとのズレが少ないのが良い。
この辺りはこれだけ作品を重ねていてヒットしていてもきちんと観る側の求めるポイントを制作側が理解されている。だからこそ、ヒットしているし、作品の数も重ねられるんですよね。
谷垣健治さんがアクション監督として担当されているのも魅力の一つでアクション映画としても確立していますよね。
静と動の緩急が良くて、流れる様に動く所は動き、決めるべき所ではビシッと決める。
殺陣の所作と決めるべきポージングが格好良くて、エンターテイメントアクションとしてはかなり完成度は高いかと。
決めると言うよりも「極める」と言う方がしっくり来るかも。
ただ、アクションが凄いんですが、アクションに比べるとストーリーとしての盛り込みと言うか捻りが薄い感じ。
原作ありきの作品なので、その辺りは過度の脚色は逸脱の域を越えてしまうだけに難しいんですが、見方に寄ったらビジュアル先行し過ぎる感じがしなくもない。
既に映画としての「るろうに剣心」の世界が確立しているとは言え、その辺りが少し残念に感じられますが如何でしょうか?
キャラクターのビジュアルが秀逸と書きましたが、全く無い訳では無いw
また青木崇高さん演じる相楽左之助がちょっと勿体無いと言うか、活躍が薄いかなと言うのと蒼井優さん演じる、高荷恵がちょっと違和感あるかなwと個人的には感じたりします。
6月には最終章の「The Beginning」が公開予定で、剣心の左頬の十字傷の謎が解明されると言う事で一作目の前日譚的な物かと思いますが、とりあえずこれで最後と言うのがどの様な感じなのかが気になる。
「るろうに剣心」はOVA等でも様々なラストパターンがあるので、原作にある程度沿った感じのラストでも良いですが、映画オリジナルでも良いので、万人が万感の思いで「良かった!」と思えるラストを期待したい。
兎にも角にも「The Beginning」が控えているので、これで終わりではありませんが、満足度はかなり高い作品。
今まで観てきた人は勿論、これから実写版「るろ剣」の波に乗っかる人にもお勧め出来るし、またエンドロールで流れるONE OK ROCKの「Renegades」が胸に沁みます。
コロナの緊急事態宣言直前でまたしても劇場公開にしわ寄せが来ていて、直前まで公開中止になるかも?とハラハラしてましたが、なんとか無事公開。
なかなか人が集まる所に行くことをお勧めは出来ないのは重々承知ですが、それでも機会とタイミングがあれば是非是非観て欲しい、お勧めな作品です♪
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