るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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The Final、 Beginningどちらも視聴済み。 Beginningに2時間も必要でしたか?
アクション映画として、また原作を知らずに見るならとても見ごたえがある映画に思えました。
けれども、原作を読んでから、The Finalを見てからの視聴になると、The Beginningが2時間越えの時間を使う必要があったのだろうかと疑問を感じずにいられない。
Finalは明らかなに尺が足りないと思わずにいられなかったのに対し、Beginningは尺を多くとりすぎじゃないですかと感じてしまったからです。
肝心のストーリー部分が削られ、漫画のカッコいい?と言われるだろうシーンだけを詰め込むだけじゃ、感動はできないよと思わずにはいられませんでした。
これなら、わざわざ前後編でわける必要なく、回想シーンということでおり交ぜる方がよかったと思います。
漫画と実写化は表現の違いがあるため、必ずしもストーリーを一緒にしろっなんていうつもりはありませんが、オリジナルストーリーに走るなら、原作ともっと乖離して欲しかったし、原作に沿うのであれば、中途半場に織り込むのではなく、もっと原作を大事にして欲しかった。
原作の大ファンというわけではないが、これでは原作に対して失礼だと感じずにはいられない。
監督さんは、剣心と巴以外が好きではないのかもしれないが、あまりにも今(明治)を生きるキャラクターないがしろにしすぎだと思う。
時代劇の殺陣の進化に乾杯
ファイナルはアクション色の強い感じで殺陣の静と動で言うと動だったな。
立ち回りにワイヤーアクションを用いるのは中国カンフー映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」を参考にしているのがよく分かる。
スピード感のある立ち回りは俳優自身も早く動かなければ行けないしカメラマンもそれを追わなきゃ行けないから大変なはず。
殺陣は斬ったってよりはぶつかって当ててる感が出ていて逆刃刀の味が出ていましたね♪
「暴れん坊将軍」も峰打ちでしたがあんなスピード感は無かったし殺陣も進化したなと思いました♪
ハリウッド受けするような立ち回りで拍力満点でした。
時代劇の進化した殺陣に乾杯✨
ただ、アクションと台詞を活かさせるのはアクション映画の鉄則なんだけど、アクションが凄すぎてて台詞が薄れてしまうのは勿体ない。アクションが多いから格闘技化して飽きてしまう。
ジョン・ウーのアクション映画でもちゃんとアクションと芝居を活かしてるし。
静と動の静の部分が殺陣にはもの凄く大事。
この場合は殺陣の静と動ではなく芝居とアクションの静と動をもう少し丁寧に見せて欲しかった。
ビギニングを見てからこちらを見た方が私的には入りやすいかなと思ったけど、それだと人斬りだった剣心の凄みがファイナルでは薄れてしまうのも分かったから上手く計算されているなって作りになってます。
カッコいいアクションが止まらない
話の内容はなかなか重厚な深い悲しみに胸が詰まりそうになるんですが、それを吹っ飛ばす大迫力のアクション!!すごい高カロリーな映画だなと思いました。前回からのキャラクターも一部継続で、非常に嬉しい展開でした。次がほんとにほんとのラスト。ぐっと涙を堪えて鑑賞したいと思います!
急ぎ足がすごい
原作を読んでいた人間で、るろうにシリーズは映画も好きだったので楽しみで観に行った。漫画という枠組みのなかにいる、ある意味、非日常的なキャラである剣心が、実際にいたらどんな風なんだろうというものを、姿と色をもって魅せてくれたこの実写シリーズがとても好きだった。あぁこういう人が本当にいたのかもしれないと、二次元のキャラである剣心を、それほどのリアリティをもって魅せてくれた映画に感謝すらしていたので、本当に楽しみにして観に行ったのだ。
結果、とてもがっかりした。
まさかこんなに原作を無視した作品になっているとは思わなかったし、オリジナルであれど物語が破綻していないのであれば納得もできたが、物語のつながりも急ぎ足で進むストーリーだったためよくわからず、ひたすらアクションを見せられるだけの物語だった。
やたらと剣心の過去のシーンを繰り返しみせてくるなと思ったけれど、これは続くビギニングのために作った作品なのかもしれない。そうだとしたら、この作品は、シリーズ最後になるビギニングのためのプロローグで、だからストーリーなどなくても問題なかったということだろうか。とりあえず、ビギニングをこの後で観に行く予定なので、それを観てまた判断したい。
剣心は何をしたかったのだろうか。シリーズを通して人斬りの過去とどう向き合い未来につなげるのかが大切になるはずなのに、人斬りの過去などではなく、ひたすら巴のことだけを考えてそれがただ辛いのだという感じにしか見えなかった。そうだとすると、とんだ恋愛脳の人間だし、巴だけのことしか考えていないのであれば、人斬りに対しての罪悪も何もないただのサイコパスということになる。そういう人間にしたかったのだろうか。
巴という過去があったうえで、薫と出会い人斬りでありながらも生きるのだという強い意志をはぐくみ前を向きかけたところで過去からの復讐に合い、薫を喪失、過去からは逃げられないのだというその失意の中で、それでも人を救うという思いは捨てられない、人斬りだからこそ、剣をもってこの先も人を救うのだと、そう決心する、彼の人生のターニングポイントとなるためのお話だったはずなのに、この話は、ただただ巴を殺したトラウマにいまだに捕らわれただけの男という話にしかなっていない。ここまで書いて思ったが、やっぱりこれはビギニングのためのプロローグなんだろうか。そうだとするとこの内容でも納得できるなと思った。そういうことかな。それならまぁいいんじゃないだろうか。
この剣心はこの先も神谷道場にいるとは思えないけど、それでもいいと制作陣や役者も思ったんだろうな。だからこんな仕上がりにしたんだろうな。そうだとすると、原作の、清濁すべてわかって上で、理解したうえで、それでも清を信じるのだと、地に足をつけた、ある意味何より辛い道を選んだ剣心が好きだった自分はとても残念だが、実写での制作では、そんな道ではなく、巴を選ぶだけの剣心を描きたかったのだろうから仕方がない。
結論としてこれは、巴が好きな人がつくった、巴のための映画である。剣心と巴以外はサブキャラであると公式が映画ではっきり申している映画なので、それは違うという人にはお勧めできない作品だ。
自分はもう二度と観ない。アクションはすごかったので、それだけは見ごたえありました。ありがとうございました。
映画館で見るべき映画!
finalが公開された頃、関西では映画館が休館。
Beginningが公開された頃には、土日のみ休館。平日空いてるなら、久々に映画でも見に行こうかなと気軽な気持ちで、見に行きました。
るろうに剣心は、地上波でやってたアニメは見てました。原作は知らず。番宣で、佐藤健と有村架純を見て、始まりの物語なら、final見てなくても大丈夫かな~と。
Beginning見て、勉強不足を後悔し、すぐに情報をかき集め、ある程度予習して、finalから見直しました!
結果、Beginningを見てて良かったかもと思いました。
見終わった瞬間、胸の奥が熱くざわめき、言葉にできない感情でいっぱいに。一人で見に行って良かった・・。
誰かと見に行って、すぐに感想を言い合ってたら、すごく薄っぺらいものになってました。
アクションシーンは、本当に人間業かと思う連続で、かっこ良すぎ!!
どうやって撮影したのかメイキングを映画上映してくれたら見に行きますっ笑
縁の人間離れしたビジュアル!あんな格好しても違和感なし。もちろんの素晴らしいアクション。でもそれだけじゃなく、姉を思う演技にも心が動かされました。心の変化の描写が少し短いかなとも思いましたが、尺の中では十分。
少し残念だったのは、土屋太鳳ちゃんの「みずくさいでー」
けっこうな決め台詞なのに、イントネーションが変。方言の先生いなかったのかな。なんであれでOKだったんやろう。
回想シーンで、Beginningの要所がでてきた時には、これは、final見てからBeginning見たら、見たシーンだらけやんって思ってしまうわ!と思いました。Beginningの映像は出しすぎず、巴の声や今の剣心たちの表情を映してうまく説明できたら良かったのになと。
大事なポイントなんでしょうが、Beginningが公開されることが分かってるので、もう少し焦らした演出でも良かったかなと。
どなたかのレビューに、
「今回の薫に、剣心が過去を振り切るような惹かれるシーンありましたでしょうか?」
は、確かに!!と、痛く同意。
薫を選んだようになってたけど、
映画を見た側としては、剣心の心にいるのは巴なんだなと強く印象に残ってしまいました。
その違和感は、薫に惹かれるシーンがなかったからか!と納得。
未来を生きる剣心の
おろ?を聞いて終わりたかった気もします。
ですが、私は見て、大満足!!
こんなにはまるとは。
映画館で見るべき映画。
改めて、Beginning見てきますっ
豪華でスピーディーな戦闘シーンの連続
絶え間なくスケールの大きなドンドンパチパチバッサバッサが続いて、凄かった。
ラスボスが巴の弟だったとは。
思春期のエネルギーがシスコンに結びついて、壮大な復讐劇になってしまうという、少年漫画ならではのクリエイティビティに感心した。そしてそれをこれだけのアクションエンタメ映画に仕立てた監督、制作陣、キャスト陣(みなさんカッコよかった!)の手腕に感動した。
真剣佑の映画
ちゃんと新田真剣佑くんの演技を見たことがなかったんですが、終始この映画は真剣佑縁の迫力に圧倒されました。原作では縁は好きなキャラなので、どんな風に演出されるのか楽しみにしていましたが、アクションの迫力が凄まじいですね。個人的には縁はシュッとした顔のイメージだったので顔の形は気になりましたが、それ以外は流石の一言です。最後の彼の慟哭も悲痛さがすごく現れていました。健くんもよかったですが、今作は真剣佑くんの映画だといってもいいかもしれません。
他は鯨波さんの扱いが軽かったのが残念でした。縁の復讐と付添たちみたいなかんじ‥いやいや、怨恨のルーツをちゃんと浮かび上がらせなきゃ、物語が軽くなっちゃいますよ!
しかし、finalとBeginningをこの順番にしたのはなぜでしょう‥原作読んでいないとイマイチ分からない感じが拭えないとは思うのですが。自作見て!ってことだろうなあ。
Beginning行ってからの戻って2回目
1回目をひと月前に観て先週Beginningを2度、戻ってからの2回目です。
原作がとても好きでアニメも観てました。OVAも好きで、この実写版も第1作目からのファンです。
やはり原作を知っているので、初めのFinalの時には京都編終わったから人誅-星霜編と単純に思っていて、でも好きなストーリーだしキャストも素敵だし、何分にもここまでシリーズ化してくれた事が嬉しくて楽しみで、頭の中で流れを組立ながら通して観た感じがありました。
勿論興奮もしたし感動もしましたが、Beginningを観る前の気持ちとしては完結への道順と単純に思っていた気がします。
それがBeginningを観て、心と体に深く残る悲劇があって、まだあどけなさの残るその身の内に慟哭をずっと潜ませてきた過去を見せ付けられて、もう一度間に合う内にFinalをと戻ってしまいました。
そして再度観たこのFinalで、剣心のセリフひとつ表情ひとつに、胸を締め付けられるような感情が溢れてくるのを感じました。
縁と再会して部屋に籠り項垂れるシーン、雨に打たれながら佇むシーン。Beginningの主題歌の歌詞も浮かんできてとても辛かった。
縁へ向けて「自分を恨むのは当たり前の事だけど、やっていることは間違っている」という内容のセリフを聞いた時、剣心の抱えて来たものの重さ大きさに息苦しさを感じました。
また、縁役の真剣佑がとても良かったですね。
悪者としての憎らしさを感じさせない敵役を見事に表現してくれていたと思っています。
この最終章で完結を迎えてしまい少々寂しくも思いますが、この余韻を引き摺って当分は第1作目からDVDを繰り返し観てみたいと思います。
7/1、3回目しました(笑)
自らの手で殺した亡き妻の為に戦った剣心VS姉の仇をとるため人誅を仕掛けた敵・縁!
姉の仇をとるために縁の人誅に剣心と仲間、警官隊にかつて敵だった神木隆之介演じる瀬田と共に戦うシーンが興奮しました❗️
そして館でのバトルシーンでの最後が泣きそうでした…
最後の獄中の中で姉の日記に縁は自分がした過ちに気づき天国の姉の想いに届いたのか…
誰かも守りたい
そう思わせてくれる映画。
誰かも守るために毎日を必死で生きていた時代の
人がいるから、いまの自分がいる。
そう思うといま平和に生きている毎日を
感謝すると同時になんだか申し訳ない気持ちに
なりながら見ていた。
たくさんの平和のために落とされた命が
あっての現代。でもわたしには守りたいものがない。
守ろうとおもえるものもない。
男でなく女だけどそう思える人に出会いたいと
おもった。
アクションシーンは本当にみもので
スピードについていけなくて目が回るぐらいだった笑
beginningもみたが、
わたしはbeginningの方が
見応えはあった!でもこっちを先に見たほうがよかったのがbeginningを先に見てよかったのか
判断がつかない!笑
ただ涙を流せるほど感情移入はやはり
しなかった、、
唯一ほろっときたのは
やはり縁が斬らずに崩れ落ちたところかな、、
どちらも
胸が熱くなったのはたしかです。ありがとうございました。
新田真剣佑の「雪代縁」にひたすら脱帽させられる映画。
映画の内容自体は色々な方がレビューされているので割愛します。
とにかく「雪代縁」役である新田真剣佑さんの演技の作り込みが半端ない印象でした。
フォルムから、縁の曲がってしまった性格、さらには肉体存分に使ったアクションが観ていて爽快な所が非常に大きいです。冒頭での蒸気機関車内での車両アクション(車両内アクションはリーアムの「トレインミッション」や、「藁の盾」ぐらいでしか観たことなかった記憶)は実に見事なもので、あの狭い空間でもスタイリッシュに魅せてからのさっと座席に着くまでは見事なものでした。
最終局面での剣心こと佐藤健さんとの10分(体感的に)弱の対決は飽きさせない工夫が多々あり、見事なものでした。(ですが、アクション体制が無い人は「この戦いまだ続くの?」と感じてしまうのが映画好きは少し感じます)
新田真剣佑さんを観るだけでも価値がありますので、るろ剣シリーズの最終としては良い終わり方なのでオススメします。
原作通りにできない理由
原作を好きな方で薫の死の偽装がない!というレビューを見たので少しお話しさせていただくと、実は一作目で薫の死体を作るはずの外印は倒されてしまっているんですよね。ここで外印が実は生きていた!としてしまうと薫の実は生きていた!がくどくなってしまいます。なので、映画では今までのみんなの気持ちを背負って(道場での過去作の回想シーン)過去にもう一度向き合うぞって感じで縁に会いにいくんです。自分はこれはこれで好きでしたね。
人誅…痛みと悼み・未来への最終決戦!
"るろうに剣心(実写版)" シリーズ第4作。
通常スクリーンで鑑賞。
原作マンガは未読、アニメ版も未見。
シリーズ10年の集大成にして、いよいよ緋村剣心の十字傷の秘密に迫る完結編二部作。新型コロナウイルスの流行に伴い当初の公開予定から延期されていましたが、ついに公開。待ち侘びていました。今尚ウイルスの危機が去ったわけではありませんが、感染対策を厳としていざ久しぶりのスクリーンへ…
姉の仇として剣心をつけ狙う最後の敵、雪代縁。姉を奪った剣心を苦しめるため、人誅と称して剣心の周囲をこれでもかと攻撃。なんて卑劣なやり方かと思いましたが、剣心に最上の苦しみを与えるために自らの全てを懸けて挑戦する姿に震撼させられると共に、新田真剣佑の熱演に魅せられました。この魂を救済しなければ誰も救われないと、物語の世界にどっぷりとのめり込み、両者の対決を固唾を呑んで見守りました。
最大級の危機に剣心は如何に立ち向かうのか。己が生み出してしまった敵とケリをつけるべく、単身本拠地へ乗り込むも群がり襲い掛かって来る敵・敵・敵。多勢に無勢で剣心絶体絶命のその時、間一髪、仲間たちが駆けつけ形勢逆転。剣心のために道を切り拓き、「行けー!」と背中を押してくれました。
仲間の想いを受け取った剣心は攫われた薫殿を救い出すために縁のもとへ向かう。胸が熱くなりました。この高揚感は「アベンジャーズ/エンドゲーム」のアッセンブルで味わった感情と同じでした。魂が震えるとはこのこと。
シリーズの代名詞である高速チャンバラアクションも最高潮へ。人間の身体能力の上限を限界突破したかのような身のこなしで炸裂する剣戟はもはや芸術品の域でした。
ダイナミックさとスタイリッシュさを両立させた斬新な殺陣演出は、日本映画のお家芸であるチャンバラをネクスト・レベルへ高めたとして、邦画史にきっと刻まれるでしょう。
剣心の痛み、縁の悼みが交錯する最終決戦は、それぞれの死力を尽くした激しい剣戟により、まるで刃に想いが宿っているような感覚に囚われました。片や相手を深い憎しみのために殺そうとする剣。片や相手を贖罪と未来のために必死に救おうとする剣。両者の死闘に思わず涙がこぼれました。
縁の魂を救済し、己の魂の呪縛からも解放された剣心。過去の痛みを背負いつつも、愛する者たちと共に未来へと進み始めたその背中は、とても穏やかなものに見えました。
ついに物語は完結を迎えましたが、最終作にして時間の針は巻き戻され、ついに頬の十字傷の秘密が明かされる始まりの物語―「The Beginning」へと続いていく…
[余談]
神木隆之介/瀬田宗次郎のサプライズ出演にびっくり。剣心との息の合ったコンビネーションで敵を蹴散らす殺陣に興奮の涙が止まりませんでした。登場は些か唐突でしたが、ファンサービスとしてこれ以上のものは無いなと思いました。
個人的に好きなキャラクター、四乃森蒼紫と巻町操の再登場も嬉しかった。特に蒼紫様は、伊勢谷友介があんなことになったのでカットが危ぶまれましたが、ノーカットで一安心。
ですが、原作ではどうか知らないですけど、出て来ても出て来なくてもどっちでもいいような扱いだったのが気に食わなかったです。前作同様、敵に「誰だお前?」って言われちゃったし、クライマックスの前に退場しちゃったし…
蒼紫様の活躍をカバーするように操ちゃんが頑張った。ずっと見たかった土屋太鳳の本格アクションに大興奮。小柄な体躯からは想像出来ないキレキレな動きで縁の子分とも死闘を繰り広げてくれ、クライマックスの大規模アクションシーンに華を添えてくれました。感無量であります。
[以降の鑑賞記録]
2021/10/11:Amazon Prime Video(購入)
2022/06/05:Blu-ray
2022/10/14:金曜ロードショー(地上波初放送)
※修正(2024/03/18)
邦画アクションの一つの完成形!!
色々あって、観に行きたいのに、全然見に行けてなかった作品、ようやく観に行けました!いやー、見逃さなくてホントによかったってほど、素晴らしい作品でした!前作、京都大火編、伝説の最期編でも、十分アクションのクオリティは高かったんですが、本作は、その前作よりもさらに素晴らしい出来でした!!個人的に、この作品、邦画アクションの一つの完成形だと感じました!
(結局、京都大火、伝説の最後にガッチリハマれなかったのって、原作の志々雄編に思い入れが強すぎたからで、そこまで、思い入れの少ない縁編はストーリー改編も全然オッケーでした(笑))
冒頭の列車車内でのアクション、ここからすでにヤバかった!新キャスト、新田真剣佑さんが見事なスピード感、身のこなしでのアクションを披露。窓から天井に飛び上がる真剣佑の動き、めっちゃカッコよかった!それ以降も、とにかくアクションシーンがスゴい!前作からのキャスト、佐藤健さん、伊勢谷友介さん、神木隆之介さん、土屋太鳳さん(太鳳ちゃん、今際の国のアリスでもアクション頑張ってましたが、もはや日本でも指折りのアクション女優かもしれませんね。)もいい仕事していますし、新キャストも真剣佑さんは別格として、柳俊太郎さん、丞威さん、成田瑛基さんの3人もかなり頑張っていて、1つ1つどの戦いも見応えありすぎました。
中盤でアクションシーンがなく、少し中だるんだ感じがありましたが(原作でも回想周辺はテンポ悪かったですが(笑))、最後の決戦、 ここからは怒涛の展開!剣心に、蒼紫、操、斎藤、おまけに宗次郎まで!(原作には登場しないし、唐突な登場でしたが、個人的にはアリでした。怒涛の展開に華を添えてくれしました!)
そして、最後の剣心vs縁。この戦いは、邦画史上というか、全映画の中でもなかなか類を見ないぐらいの殺陣アクションでした。かなり長い尺でしたが、いやまだもっと見たいと思えるぐらい異次元レベルなクオリティでした。
あと、有村架純さんの巴の透明感♪登場時間は短かったけど、スゴい存在感でした。
最後に、チームナックスの音尾さん、なかなか汚れかっこ悪い役でしたが、お見事でした!
いやー、ホントにこんな見事な作品でした!!ありがとうございました!
IMAXで見て大正解でした!
るろうに剣心シリーズは毎回映画館で見ていて、本作とっても楽しみにしていました!
期待を裏切らないアクションシーンの迫力や懐かしのメンバーが揃ってくる所は少しアベンジャーズ感があり、心がワクワクしました。
るろうに剣心は映画しか見ていないため、原作がどうというのは全く分かりません。
ですが、1作目で印象的で十字架の傷の重要人物、清里と、本作重要人物の巴が繋がった時は鳥肌が立ちましたし、共に切なく胸が苦しくなりました。
剣心の苦しみであったり、縁の復讐心の変化であったり、様々な登場人物の心情が上手く描かれているのではないかなと感じました。
後半の剣心と縁の闘いのシーンはハラハラする部分がありつつも、胸が熱くなりました。
本作、IMAXで見ましたが、繊細な音や刀の重なり合う戦いのシーンは臨場感が凄く、かなり満足しましたので、
The BeginningもIMAXで見ようと思います。
アクション好きならぜひ
また二部作ーと観に行くのを渋ってましたが観て納得しました。これは一作にまとめる方が無理です。
全体的にアクションのレベルがかなり高いです。特に冒頭の縁のアクションはスピードも迫力も十分で、こういうアクション観たかったって、ちょっと涙しました。
神木くんのアクションは役の性格が出ていてこれは個人的に好きです。
スマホなどの小さな画面ではなく映画館で観るべき作品だと思います。平日は空いていますからぜひ。
過去作が良かったので今回も外れなし
東京都在住なのでようやく鑑賞できました。
漫画、TVアニメ、OVA鑑賞済みで実写映画の過去作も鑑賞済みなので、外れなく楽しめました。
個人的希望として、漫画に登場した雪代家の父と地獄で嘲笑う志々雄を見たかったが、それは無かった。(流石に1シーンの為だけに藤原竜也は厳しかったか)
原作とは切り離して見るべき。
んーっと、まず映画自体は良かったよ。原作を忠実に再現して欲しかった人からすれば残念な結果になったかも知れないけど、尺が足らないからしゃーない。これはこれ。それはそれって思えるなら見るべき。初っ端から縁バッチバチにキメてくれます。かっこいいです。初っ端映画館で音がドーンバーンってなるから気を付けてね😂あと、イケメンに次ぐイケメン。
それから土屋太鳳ちゃんのアクションシーンについてなんだけど、やっぱりちょっと甘いんだろうね。声をめっちゃ張ってる。他の人達が無言で戦ってたとしても太鳳ちゃんだけ「はぁっ!!!」「やぁ!!」ずっとこんな感じ。まぁ、女性だから重いアクションは難しいし当たり前なんだけどね。なんか暗くて1回目の時はよー見えんかったんやけど2回目の時目を凝らして見たら縁が口に人誅って書いた紙突っ込んでる人って沢下条張だったね〜。まーけてやーんのって思いながら見てました(笑)
最初にも言った通り面白いっちゃ面白いしるろ剣1から見直そって気になる映画だったわよん
アクション>キャラクター
beginning前に観ていたのですが併せてレビュー。
相変わらずアクションは良かった。ただ圧倒的に尺が足りていない、今作以外のきちんと取っていた尺はどこへという感じ。
おかげで薫の死の偽装がばっさりなくなり剣心が長丁場で廃人にならない。あの件は個人的には苦手なので、まあまだそこまで残念ではないがそれで逆に主人公のキャラクターが薄い。死の偽装はもちろん、せめて原作ほど長丁場で廃人にならなくてもいいので立ち上がる剣心は描いてほしかった。また尺がないので剣心組の活躍も無く、弥彦については全く触れられないので特に薄い。
あと薫も、縁と遭遇後の剣心が帰ってきたときの気遣う言葉がなく、あまり魅力的な女性として描かれていないような。この後の巴と相対すると、えり好みかと邪推してしまうくらい包容力が削られている。
宗次郎を登場させたり、巴の絵を飾らせる暇があるのなら、最後の映画こそきちんと弥彦の活躍、薫の魅力、また剣心の成長も描ききって欲しかったような。
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