るろうに剣心 最終章 The Finalのレビュー・感想・評価
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The Final、 Beginningどちらも視聴済み。 Beginningに2時間も必要でしたか?
アクション映画として、また原作を知らずに見るならとても見ごたえがある映画に思えました。
けれども、原作を読んでから、The Finalを見てからの視聴になると、The Beginningが2時間越えの時間を使う必要があったのだろうかと疑問を感じずにいられない。
Finalは明らかなに尺が足りないと思わずにいられなかったのに対し、Beginningは尺を多くとりすぎじゃないですかと感じてしまったからです。
肝心のストーリー部分が削られ、漫画のカッコいい?と言われるだろうシーンだけを詰め込むだけじゃ、感動はできないよと思わずにはいられませんでした。
これなら、わざわざ前後編でわける必要なく、回想シーンということでおり交ぜる方がよかったと思います。
漫画と実写化は表現の違いがあるため、必ずしもストーリーを一緒にしろっなんていうつもりはありませんが、オリジナルストーリーに走るなら、原作ともっと乖離して欲しかったし、原作に沿うのであれば、中途半場に織り込むのではなく、もっと原作を大事にして欲しかった。
原作の大ファンというわけではないが、これでは原作に対して失礼だと感じずにはいられない。
監督さんは、剣心と巴以外が好きではないのかもしれないが、あまりにも今(明治)を生きるキャラクターないがしろにしすぎだと思う。
時代劇の殺陣の進化に乾杯
ファイナルはアクション色の強い感じで殺陣の静と動で言うと動だったな。
立ち回りにワイヤーアクションを用いるのは中国カンフー映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ」を参考にしているのがよく分かる。
スピード感のある立ち回りは俳優自身も早く動かなければ行けないしカメラマンもそれを追わなきゃ行けないから大変なはず。
殺陣は斬ったってよりはぶつかって当ててる感が出ていて逆刃刀の味が出ていましたね♪
「暴れん坊将軍」も峰打ちでしたがあんなスピード感は無かったし殺陣も進化したなと思いました♪
ハリウッド受けするような立ち回りで拍力満点でした。
時代劇の進化した殺陣に乾杯✨
ただ、アクションと台詞を活かさせるのはアクション映画の鉄則なんだけど、アクションが凄すぎてて台詞が薄れてしまうのは勿体ない。アクションが多いから格闘技化して飽きてしまう。
ジョン・ウーのアクション映画でもちゃんとアクションと芝居を活かしてるし。
静と動の静の部分が殺陣にはもの凄く大事。
この場合は殺陣の静と動ではなく芝居とアクションの静と動をもう少し丁寧に見せて欲しかった。
ビギニングを見てからこちらを見た方が私的には入りやすいかなと思ったけど、それだと人斬りだった剣心の凄みがファイナルでは薄れてしまうのも分かったから上手く計算されているなって作りになってます。
カッコいいアクションが止まらない
話の内容はなかなか重厚な深い悲しみに胸が詰まりそうになるんですが、それを吹っ飛ばす大迫力のアクション!!すごい高カロリーな映画だなと思いました。前回からのキャラクターも一部継続で、非常に嬉しい展開でした。次がほんとにほんとのラスト。ぐっと涙を堪えて鑑賞したいと思います!
急ぎ足がすごい
原作を読んでいた人間で、るろうにシリーズは映画も好きだったので楽しみで観に行った。漫画という枠組みのなかにいる、ある意味、非日常的なキャラである剣心が、実際にいたらどんな風なんだろうというものを、姿と色をもって魅せてくれたこの実写シリーズがとても好きだった。あぁこういう人が本当にいたのかもしれないと、二次元のキャラである剣心を、それほどのリアリティをもって魅せてくれた映画に感謝すらしていたので、本当に楽しみにして観に行ったのだ。
結果、とてもがっかりした。
まさかこんなに原作を無視した作品になっているとは思わなかったし、オリジナルであれど物語が破綻していないのであれば納得もできたが、物語のつながりも急ぎ足で進むストーリーだったためよくわからず、ひたすらアクションを見せられるだけの物語だった。
やたらと剣心の過去のシーンを繰り返しみせてくるなと思ったけれど、これは続くビギニングのために作った作品なのかもしれない。そうだとしたら、この作品は、シリーズ最後になるビギニングのためのプロローグで、だからストーリーなどなくても問題なかったということだろうか。とりあえず、ビギニングをこの後で観に行く予定なので、それを観てまた判断したい。
剣心は何をしたかったのだろうか。シリーズを通して人斬りの過去とどう向き合い未来につなげるのかが大切になるはずなのに、人斬りの過去などではなく、ひたすら巴のことだけを考えてそれがただ辛いのだという感じにしか見えなかった。そうだとすると、とんだ恋愛脳の人間だし、巴だけのことしか考えていないのであれば、人斬りに対しての罪悪も何もないただのサイコパスということになる。そういう人間にしたかったのだろうか。
巴という過去があったうえで、薫と出会い人斬りでありながらも生きるのだという強い意志をはぐくみ前を向きかけたところで過去からの復讐に合い、薫を喪失、過去からは逃げられないのだというその失意の中で、それでも人を救うという思いは捨てられない、人斬りだからこそ、剣をもってこの先も人を救うのだと、そう決心する、彼の人生のターニングポイントとなるためのお話だったはずなのに、この話は、ただただ巴を殺したトラウマにいまだに捕らわれただけの男という話にしかなっていない。ここまで書いて思ったが、やっぱりこれはビギニングのためのプロローグなんだろうか。そうだとするとこの内容でも納得できるなと思った。そういうことかな。それならまぁいいんじゃないだろうか。
この剣心はこの先も神谷道場にいるとは思えないけど、それでもいいと制作陣や役者も思ったんだろうな。だからこんな仕上がりにしたんだろうな。そうだとすると、原作の、清濁すべてわかって上で、理解したうえで、それでも清を信じるのだと、地に足をつけた、ある意味何より辛い道を選んだ剣心が好きだった自分はとても残念だが、実写での制作では、そんな道ではなく、巴を選ぶだけの剣心を描きたかったのだろうから仕方がない。
結論としてこれは、巴が好きな人がつくった、巴のための映画である。剣心と巴以外はサブキャラであると公式が映画ではっきり申している映画なので、それは違うという人にはお勧めできない作品だ。
自分はもう二度と観ない。アクションはすごかったので、それだけは見ごたえありました。ありがとうございました。
過去シリーズを遥かに凌ぐアクション。大満足の作品。
友人からの勧めがあり、過去作もDVDレンタルして全部視聴した上で本作も鑑賞いたしました。原作もアニメも観ていないし予告編も観ていなかったので、事前知識は全くありませんでした。
結論、面白かった!!!
アクション要素の強い映画シリーズですが、本作が一番アクションが激しくてカッコよかった!!
シリーズに引き続き出演している佐藤健はもちろんのこと、本作のボスキャラの雪代縁を演じた新田真剣佑の演技も素晴らしかった。新田さん出演の映画は過去に『12人の死にたい子供たち』『カイジ ファイナルゲーム』などを鑑賞していましたが、正直こちらの作品は映画として微妙なクオリティだったので、本作でようやくまともに新田さんの演技を観られた気がします。
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志々雄真実(藤原竜也)との死闘を終えた剣心(佐藤健)たちは平穏な日々を過ごしていた。そんな中、ある理由から剣心に対して強い恨みを持つ中国マフィアの頭目・雪代縁(新田真剣佑)が東京の中心部を攻撃するという事件が起こる。剣心への復讐を目論む縁を止めるために、剣心は再び戦いに身を投じることになる。
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個人的にこの映画で一番感動したのは、映画序盤にある剣道のシーンでした。色んなドラマで剣道をしているシーンを見掛けることがありますが、剣道三段の私から観ると笑ってしまうようなド下手な動きしていることが多いんですよね。未経験の方は気にならないかもしれませんが、私はそういう「ド下手な剣道」を観ると集中力が削がれて映画を楽しむノイズになってしまうことが多かったんです。しかし本作の剣道のシーンは非常に上手い。一目見ただけで「剣道経験者の動きだ」と分かるレベルでした。エンディングのスタッフロールを確認すると、エキストラとして大学の剣道部が撮影に参加しているようで「そりゃ上手いわけだ」納得しました。
剣道のシーン以外にも、スタッフロールを観ていると「時代考証」や「剣術指導」など、世界観を確立するために多くのプロが撮影に参加していることが分かりました。幕末から明治維新にかけてのあらゆる文化が入り乱れるカオスな世界観を完全に再現するのは相当難しいことだとは思いますが、多くのプロが細部までこだわって作りこまれていることが見て取れ、映画の製作スタッフの「るろうに剣心の世界を作り上げる」という覚悟を感じられました。
るろうに剣心シリーズの醍醐味でもあるアクションシーンは本作は特に素晴らしかったですね。
過去作に登場したキャラクターが大集合し、剣心と共に縁の率いる中国マフィアに立ち向かう描写は素晴らしかったですし、単純にアクションシーンのクオリティも向上していたように感じます。特に冒頭の列車での攻防。狭い列車内で縦横無尽に走り回るアクションシーンは本当に凄まじく、冒頭からテンションがマックスになってしまいました。
シリーズ物の宿命ではありますが、過去作を鑑賞していないと理解できない部分が何か所かありましたので、まだ本作を鑑賞していないという方は必ず過去作を鑑賞した上で観ていただければと思います。間違いない傑作映画でした。オススメです!!
終劇
The Beginningを観てから
映画館で見るべき映画!
finalが公開された頃、関西では映画館が休館。
Beginningが公開された頃には、土日のみ休館。平日空いてるなら、久々に映画でも見に行こうかなと気軽な気持ちで、見に行きました。
るろうに剣心は、地上波でやってたアニメは見てました。原作は知らず。番宣で、佐藤健と有村架純を見て、始まりの物語なら、final見てなくても大丈夫かな~と。
Beginning見て、勉強不足を後悔し、すぐに情報をかき集め、ある程度予習して、finalから見直しました!
結果、Beginningを見てて良かったかもと思いました。
見終わった瞬間、胸の奥が熱くざわめき、言葉にできない感情でいっぱいに。一人で見に行って良かった・・。
誰かと見に行って、すぐに感想を言い合ってたら、すごく薄っぺらいものになってました。
アクションシーンは、本当に人間業かと思う連続で、かっこ良すぎ!!
どうやって撮影したのかメイキングを映画上映してくれたら見に行きますっ笑
縁の人間離れしたビジュアル!あんな格好しても違和感なし。もちろんの素晴らしいアクション。でもそれだけじゃなく、姉を思う演技にも心が動かされました。心の変化の描写が少し短いかなとも思いましたが、尺の中では十分。
少し残念だったのは、土屋太鳳ちゃんの「みずくさいでー」
けっこうな決め台詞なのに、イントネーションが変。方言の先生いなかったのかな。なんであれでOKだったんやろう。
回想シーンで、Beginningの要所がでてきた時には、これは、final見てからBeginning見たら、見たシーンだらけやんって思ってしまうわ!と思いました。Beginningの映像は出しすぎず、巴の声や今の剣心たちの表情を映してうまく説明できたら良かったのになと。
大事なポイントなんでしょうが、Beginningが公開されることが分かってるので、もう少し焦らした演出でも良かったかなと。
どなたかのレビューに、
「今回の薫に、剣心が過去を振り切るような惹かれるシーンありましたでしょうか?」
は、確かに!!と、痛く同意。
薫を選んだようになってたけど、
映画を見た側としては、剣心の心にいるのは巴なんだなと強く印象に残ってしまいました。
その違和感は、薫に惹かれるシーンがなかったからか!と納得。
未来を生きる剣心の
おろ?を聞いて終わりたかった気もします。
ですが、私は見て、大満足!!
こんなにはまるとは。
映画館で見るべき映画。
改めて、Beginning見てきますっ
ビギニング→ファイナル
シリーズ2作品目の鑑賞
ビギニングを先に観たが
個人的にはこの順で正解だったかと
本作ではビギニングの主要な場面が
回想シーンで出てくるので
ネタバレになっているし
雪代縁は母親を早くに亡くし
母親代わりの最愛の姉から幸せを奪い
その姉を殺した剣心に対して
異常な憎悪と復讐心を持ったことが理解できたから
ビギニングもそうだったが
オープニング部の圧倒的な迫力
ここで完全に映画の世界に
持っていかれた
アクションと殺陣が評判どおりで素晴らしい
佐藤健さんはスタント無しで
全て本人が演じきっているとは驚き‼️
真剣佑さんは勿論のこと
土屋太鳳さんもキレッキレ💕
江口洋介さんも独特の雰囲気で良かった
(コンフィデンスマンのヤクザ赤星と
イメージが被ってましたが笑)
国際映画祭での上映も決定したとのこと
外国のもっともっとたくさんの人に
素晴らしいアクションと殺陣を
観ていただきたいですね
豪華でスピーディーな戦闘シーンの連続
絶え間なくスケールの大きなドンドンパチパチバッサバッサが続いて、凄かった。
ラスボスが巴の弟だったとは。
思春期のエネルギーがシスコンに結びついて、壮大な復讐劇になってしまうという、少年漫画ならではのクリエイティビティに感心した。そしてそれをこれだけのアクションエンタメ映画に仕立てた監督、制作陣、キャスト陣(みなさんカッコよかった!)の手腕に感動した。
佐藤健=緋村剣心!
期待を超えてきたるろ剣集大成!
少し前に観てその後ビギニングも鑑賞したのでファイナルの感動はやや薄らいでしまいましたが十分に面白かったです。
アクションはとにかく圧倒的なのですがそこに「美しさ」がプラスされているのでるろ剣ならではの世界観が確立されていて心からブラボー!
剣心はもはや佐藤健さんしか考えられないし、走る姿も殺陣もワイヤーアクションも全てが素晴らしい。
新田真剣佑さんもかなり迫力ありました。
これまでのキャラ総出演のオールスターな豪華さはまさにアベンジャーズエンドゲーム。これはイヤでも盛り上がるでしよう!
特に…もうCMてもバンバン流れているのでネタバレにならないと思いますので書きますけど神木隆之介さんのあのオーラよ!宗次郎の登場シーンは一気に上がりました。
ただこのファイナルに蒼井優さんの見せ場がないのがやや不満。薫より恵派だったので。
左之助もちょっと残念な感じ。
弥彦は中の人(演者)が変わりすぎ。
蒼紫もなんだか中途半端、中の人のアレコレのせい?
といった細かい私的マイナス部分はあるものの十分に満足できました。
シリーズ一番!
実写版るろうに剣心完結
時系列を戻るのはあまり好みではないので、あえてThe Beginningから観てThe Finalが最後となります。
とうとう実写版の最後、オールスター総出演のサービスも良かった。アクションシーンは文句なく集大成と言える仕上がりに拍手!!キャストたちの頑張りがこれだけの完成度を作った、凄い!!
姉、巴の想いを理解出来ずにねじ曲がった縁をいかに正すのかが今回のテーマ。縁は、剣心の身内と言うこともありシリーズ中、最も闘い難い相手。薫や剣心の訴えがいかに縁に届くのかが見所だ。物語のキーになる巴の日記が薫から縁に渡り、本当の巴の心に触れることが出来た縁の慟哭が涙を誘う。
ラストシーンの薫の髪型は巴と同じでしたね。
これで10年の歳月を費やした実写版るろうに剣心シリーズも終了と思うと淋しいが、これだけ完成度の高い映画を届けてくれた監督をはじめスタッフ、キャストたちに感謝しか無い。邦画を代表する作品だと思う。
この映画は海外でも通用すると思います。是非、海外での公開を大きくやって欲しいと思う。
真剣佑の映画
ちゃんと新田真剣佑くんの演技を見たことがなかったんですが、終始この映画は真剣佑縁の迫力に圧倒されました。原作では縁は好きなキャラなので、どんな風に演出されるのか楽しみにしていましたが、アクションの迫力が凄まじいですね。個人的には縁はシュッとした顔のイメージだったので顔の形は気になりましたが、それ以外は流石の一言です。最後の彼の慟哭も悲痛さがすごく現れていました。健くんもよかったですが、今作は真剣佑くんの映画だといってもいいかもしれません。
他は鯨波さんの扱いが軽かったのが残念でした。縁の復讐と付添たちみたいなかんじ‥いやいや、怨恨のルーツをちゃんと浮かび上がらせなきゃ、物語が軽くなっちゃいますよ!
しかし、finalとBeginningをこの順番にしたのはなぜでしょう‥原作読んでいないとイマイチ分からない感じが拭えないとは思うのですが。自作見て!ってことだろうなあ。
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