「さすがの出来栄え! だが‥」るろうに剣心 最終章 The Final 疾風のタヌキさんの映画レビュー(感想・評価)
さすがの出来栄え! だが‥
一作目から殺陣のクオリティーは変わらず流石の出来栄え。
原作をよく知っているだけに「ああここはあのシーンをもじったのか」「対戦相手を変えてきたな」
など原作と比較して大いに楽しめました。
良かった点
1、真剣佑のキレキレアクション無双、特に冒頭のセガール顔負けの列車内無双は秀逸にして爽快
2、刀狩りの張くんのスーツ姿のかっこよさ。原作以上に悪っぷりが残ってるのがまた良い。
3、中華マフィア呉黒星の恰幅あるビジュアル(原作ではおかっぱ細身の小物だったので)。
4,前回の反省なのか敵幹部(6人の同志)全員にちゃんとした出番があった。オカマちゃんは潔く自爆、戌亥と八つ目は操とサイトーに討ち取られる。あ、死体使いが居なかったな。
ツッコミ 悪い点
1,モブ警官や道場生たちが蹴散らされる様子はもはや伝統芸と化した。斎藤一人で来たほうが良いやんw
2,志々雄編や一作目と被るシーンが多すぎる。京都大火編の冒頭の斎藤と警官隊が炎のアジトで一泡吹かさられるシーンとか、一作目の観柳洋館で観柳や外印の銃撃から逃げまくるシーンとか。
3,かつての強敵と一時共闘。えー?ここで出てくるの?まあ、話的には志々雄一派と縁マフィアはつるんでいたから彼は全くの部外者ではないし、彼自身人気あるのはわかるけど。
まあ端的に言えば 「友情出演」ですかなw
4,幕末回想シーンが駆け足すぎてあっさり。第二部で掘り下げるのか?そういえば勝海舟とか幕末限定キャラが出なかったから第二部で過去編じっくりやるのかな?