「お楽しみに!」るろうに剣心 最終章 The Final 9さんの映画レビュー(感想・評価)
お楽しみに!
また、漫画原作.....
映画館以外では、そうじゃない映画も観てるはずなんですけどね...
どうしよう。いっそコナンも観てみようかな。
るろうに剣心! 思えば 小学生の頃に親に本屋で、ちょっとキツめのBLアンソロジーを そうと知らずせがんだな。懐かしい。
今回 観てて 主要メンバーに比べて 敵方のメンバーの雑さに 前作の十本刀もそうだった!と思いだした。
そうこなくっちゃ! よっ!
アクションシーンは本当に素晴らしかった。カメラワークやBGM(無音も含めて)スローモーションやワイヤーアクション等の演出、殺陣のアイデアやデザイン、何より役者陣やスタントマンの方々の技術力に邦画はここまできているのかと胸が熱くなりました。
途中 四乃森蒼紫が来たとき「伊勢谷や!」と声に出しかけたが、思えば原作者もいわば前科者なわけで。
そもそも るろ剣自体 罪を償うことがテーマであって。
伊勢谷氏も和月氏も 直接誰かを傷つけてないし、それよりこの明治に大麻取締法も児ポ法もないし、そうなると 法とは? 罪とは? 罰とは? 償うということとは? 罪を犯さない人間なんかいなんじゃないか? などと色々考えさせながらも、これまでの集大成といえる豪華な出演陣に心を奪われる二時間だった。
「巴」とは 物が円形をえがくようにめぐるさま。「円」と「縁」が紡ぎめぐる物語は、十時傷のように重なり合い The final から The Beginningへ───