「殺陣の重心の低さ、芯のブレなさが凄い!」るろうに剣心 最終章 The Final やまちょう07さんの映画レビュー(感想・評価)
殺陣の重心の低さ、芯のブレなさが凄い!
劇場版、すべて映画館で鑑賞してるものです。脚本も秀逸ですが今回は特に殺陣に絞って評価します。何せ半端ないから(笑)。
これはシリーズ通して貫かれてることですが、この作品は殺陣が本当に素晴らしく見ていて惚れ惚れします。
特に「そんなに背が高くない、体重も軽いだろう剣心」の剣技の殺陣への物理的、論理的な落とし込みが秀逸!
体重が倍以上ありそうな巨漢の敵との攻防でも終始「重心低い、そして芯ぶれてない」のがはっきりわかる所作なので剣心の強さが浮き彫りになるのですね。
手数の多さやスピードやワイヤーアクションだけを派手にすりゃいいやっていうハリウッド的演出だったら、この様な日本の武道の本質的な強さは表現できなかったと思います。
シリーズ未見の方は、ぜひシリーズ作品全部見てからこの究極の殺陣を体感してほしいです。
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