「及第点なのかなと…」るろうに剣心 最終章 The Final HALさんの映画レビュー(感想・評価)
及第点なのかなと…
今回は「THE FINAL」そして「Beginning」と連続公開なので、どういう構成でいくのか?と思いましたが結論はサブタイトル通り「終わり」でした。
原作では相手側のキャラクターも多かったですが「実写化」と「映画の尺」の部分で色々と変更されています。
更に某「頭さま」の途中退場は「例の件で撮り直した?」のかと思うほど活躍が無い。
そして最終決戦においての各キャラの戦闘も変更されております。
ただ嬉しい誤算で、まさかの助っ人「流浪人(るろうに)」が現れるのでファンの方は嬉しいかもしれませんね。
まぁ「原作」通りの「必殺技」の応酬は、やはり「実写」では難しいところで終始、現段階での最高峰の「殺陣」での表現となっております。
個人的には「志々雄真実」の方がインパクトが強く「強さ」もあったのではないか?と思ってしまいます。
残念なのは原作での「剣心」の廃人化が無く意外とあっさり気持ちを切り替えてしまったところが…
さて次回は「Beginning(始まり)」なので「佐藤健」が「人斬り抜刀斎」を、うまく表現出来るか?で「実写版・るろうに剣心サーガ」のフィナーレ(閉幕)となるか?否か。
一応、緋村剣心は「るろうに」としては28歳の設定なので佐藤健(30歳)としては自身の代表作として申し分ない作品ではないか?と思います。