「東京の クラース を描く」あのこは貴族 イコンさんの映画レビュー(感想・評価)
東京の クラース を描く
英国と違って日本には明確な クラース というモノがない
だから ケン・ローチの描く世界のシンパシーが少ないのだが、それを描こうとしたのが、この映画
差別のボーダーは 地方出身 東京に来ると、彼ら彼女らには あっちとこっち という棲み分けを意識させられる そこに起こる人生の交錯を描いていて、 芝居の妙味が楽しめる佳作
門脇麦もいいが水原希子の成長が感じられる。 様々な差別に遭って来たが、それを乗り越えて、女優への覚悟が座ったように感じた。
そんな虚実の皮膜に、この映画の不安定な面白さが根付いているようだ。
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