「ウイーン黄金期って何」クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代 カールのおっちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ウイーン黄金期って何
これはウイーン黄金期ではなく終末期に名残惜しく花開いた仇花の解説で、大戦第一次の前夜祭のようなものだ。
ウイーンは既にハプスブルク家を中心に欧州の中心で謳歌しており、産業革命、フランス革命や流行病で亀裂が生じ始めていた。その現れが音楽、絵画などのアートや医学や社会構造の変革であった。
そんな変革の騎士達が次々登場する。そんな時代の象徴としてシーレを中心に語られる。
廃退的て重苦しい映画あった。
救われるのは日本語解説であったこと。
ただ、ナレーターが画面いっぱいに大げさな身振りも眼差しで語られるのには畏怖を感じてしまう。
欧州を学ぶには必要ないポイントではある。
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