劇場公開日 2019年6月8日

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「エロティシズムの表現というよりもそれは猥褻、卑猥な描写」クリムト エゴン・シーレとウィーン黄金時代 myaa1969さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5エロティシズムの表現というよりもそれは猥褻、卑猥な描写

2019年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

東京では4月から絶賛開催中のクリムト展。歴史上最大級の栄華を放ったハプスブルク家の末期ウイーンの象徴でもあるクリムト。背景を学んでから展覧会に訪れたいと思って待ちわびた初日上映。これまで日本で描写されてなかった?クリムト→シーレに続くエロティシズムの表現というよりもそれは猥褻、卑猥な描写。芸術の頂点を極めたウィーンがこんなに画家に性風俗が乱れ、そこに芸術の頂点を導いた『分離派』に衝撃。この映画を観た後に展覧会を観る事の意義を感じた。

masayoshi/uchida